「最も運のある馬が勝つ」なら完全一致…東京優駿はマスカレードボールで迷いなし!

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「最も運のある馬が勝つ」なら完全一致…東京優駿はマスカレードボールで迷いなし!

デビュー勝ちからダービーで狙うつもりだった

東京11R東京優駿(G1)芝2400

さて、生憎の天候で馬場状態や傾向は読めないものの、今年も東京優駿(G1)がやってきた。無敗の三冠も視野に入っていた大本命クロワデュノールが確勝ムードだった皐月賞(G1)で躓き、当初から不安視された北村友一の未熟さがモレイラとの比較で鮮明に浮かび上がった。

とはいえ、上位に入線した組は騎手次第で着順が入れ分かった可能性も考えられるほど混戦。そこへきてとてつもない爆発力を見せた新星ファンダムも参戦に名乗り。おおよその勢力図は皐月賞掲示板組vsファンダムといった構図だ。

ただ結論から話せば、◎はマスカレードボールで迷いなし。皐月賞は「最も速い馬」、ダービーは「最も運のある馬」、菊花賞(G1)は「最も強い馬」が勝つという格言の通り、独断と偏見で最も運がある馬に完全一致したのがマスカレードボールだったからである。

ギャン中おじさんもロマンは好き

そもそも本馬は、昨夏の8月新潟でデビュー勝ちを決めたときに記事で採り上げたほどにチェックした馬。これは半姉マスクトディーヴァのデビュー勝ちを記事にしたのと同じく、光るものを感じたからに他ならない。

姉の秋華賞(G1)はまだ乗れてない頃の岩田望来の拙い騎乗でリバティアイランドの2着。ポジションと進路取りでミスがなければ勝てたレースだったろう。相手が牝馬三冠を取ったため、それしか見ていない初心者から笑われたが、「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」だ。意味不明なローテーションを組んだ辻野泰之厩舎の管理馬だったことも運がない。

それはさておき、志半ばでターフを去った姉の分までマスカレードボールに思い入れが強くなったのは必然。アイビーS(L)のレース内容にしても東京スポーツ杯2歳S(G2)のクロワデュノールより高く評価したほど。ホープフルS(G1)で4番人気の評価に留まった際は、みんなわかってないなあと密かにほくそ笑んだものの、泣かされたのはこっちというオチまでついた。

しかし、戸崎圭太曰く「あれはレース前に馬が落ち着きを欠いてまともな精神状態ではなかった」とのこと。共同通信杯(G3)で展開のハマったカラマティアノスに楽勝したことで留飲を下げた。

だからといって順調とはならないのが競馬。前走で好騎乗を見せながらも皐月賞では坂井瑠星ではなく横山武史とのコンビが発表。これには血の気が引きながらも中山なら武史でも買えると信じた一方、「競馬界のネイマール」こと川田将雅に致命的な不利を受ける。やっぱり武史も持ってなかったか。

しかもレース後に武史から「会見でも話した通り中山はあまり得意ではありませんが今日は能力だけで来てくれたと思います。馬が順調でダービーを使えるようでしたらかなり楽しみです」というコメントも出た。ガシマンが継続騎乗しなかったのも腑に落ちなかったが、こうなったらもう武史に託すしかないと諦めつつあった。

裏切者が最強の援軍に…

ところがである。

陣営からはダービーにガシマン再登板で挑むという発表。ちょっと待てよ、ガシマンは皐月賞で裏切った相手じゃねえか。意味わかんねえぞ。それじゃ武史があまりに可哀想だ。。。

でもここは前向きに考えを改めよう。少なくとも武史では勝つイメージを持てなかったのが、ガシマンなら光明が見えた。というのも「最も運のある馬」に完全一致したからだ。

ご覧の通り、戸崎圭太ちゃんも武史もダービーを勝てない騎手。推し馬に乗るとテンションが下がる。

実際、彼らに運命を託すのは無理だなと感じてたところで、一度は裏切ったガシマンが戻ってきた。皐月賞で乗らなかったしこりは残るものの、圭太ちゃんや武史よりは希望がある。

何しろ、当方からこのガシマンという愛らしいあだ名をつけられた若者は、とてつもない豪運の持ち主なのだ。

初G1勝ちした秋華賞(G1)は社台の二冠牝馬スターズオンアースがチームノーザンのタックルに邪魔されて3着に敗れたところをタナボタ。2勝目のドルチェモアに至っては、デビューから2連勝で重賞勝ちまでした横山和生から奪う格好でテン乗り勝利した。

そして極めつけは有名な圭太ちゃんからもらったレモンポップでの連勝。マッドクールにしても「下手糞なら逃げろ」と言っている当方の声が届いたかのような前残りだった。下手に乗った浜中のナムラクレアはアタマ差2着に敗れ、ついにオーナーの堪忍袋の緒が切れてルメールに鞍上強化となった。

もちろんガシマンのG1勝ちは国内だけでなく、サウジC(G1)を優勝したフォーエバーヤングも含まれているのだから恐ろしい。

これには矢作厩舎の英才教育や坂井瑠星自身の努力もあるだろうが、若い頃の武豊より恵まれているといっても過言ではない。

ビジュアルも170cmの長身に甘いマスク。いくらなんでも話が上手過ぎる。他人の不幸をここまでプラスにした騎手って他にいただろうか。水面下の裏取引があったことは察しが付くものの、皐月賞で乗らなかったダービー馬候補をポンと用意してもらえるなんてありえない。

つまり、戸崎圭太や横山武史といったダービーに縁がない騎手が降ろされ、大一番で競馬界随一といえるラッキーマンとコンビを組むマスカレードボールもまた、最も運がある馬といえるわけである。

 

まさに答え合わせの時間となる。

勝ったミュージアムマイルは、あまりにもモレイラ補正が大き過ぎたと感じるから、ダミアン君が上手いのは承知でもモレイラの騎乗を上回らないと決め打ちする。クロワデュノールの強さはトップクラスで納得しているが、ここは北村友一の未熟さがどうしても気になる。彼にはまだダービーを勝つ資格が足りてない。

本来はもっと相手が強化されたときにハンデとなると読んでいたのが、皐月賞が難しいレースになった途端にボロが出てしまった。

やはり未知数の不気味さがあるのはファンダム。当週の追い切りよりもギュイーンと伸びた1週前追い切りが秀逸だった。こちらの北村宏司もお世辞にもうまいとは言えないから足を引っ張る可能性がある。だが毎日杯はマジでヤバい勝ち方だったので怖い。

とうことで本記事は予想をしていない。あくまで夢とロマンの話をしただけ。自分が持っていない人間と自認するからこそ、持ち過ぎた男のガシマンの豪運に任せるのみ。

え?8枠17番が気になる?ガシマンならそれすらプラスにしてしまうだろう。

そんなことより川田将雅のエリキングから離れた枠に入ったことの方がラッキーだ。

あ、そうそう、おじさんドゥラメンテ信者だったからね。しょうがないね(笑)

◎マスカレードボール
○ジョバンニ
▲ファンダム
△クロワデュノール
×ミュージアムマイル