「温故知新」で何とかしたいが…今年最強のアイツは素質馬でチャンス!阪神11R大阪城Sの予想【WIN5】
適度に荒れる大阪城S(L)は割と相性のいいレース。しかし、このレースも今年から突然ハンデ戦から定量戦に変更。毎回毎回姑息な罠を仕掛けるJRAのやり方は汚い。これで波乱含みというより、そこそこ荒れるかどうかってところに落ち着きそう。13番人気で大穴を開けた19年スプリッツミノルのようなレアケースはないか。
まず確認したいのは昨年の結果。なぜステラヴェローチェが5番人気なんだとニヤニヤして◎を打って勝利。世代レベルを考えても至極当然の結果だったように思う。
さすがにステラヴェローチェの出走はないが、今年はアタマ差で惜敗したデビットバローズが再び出走。バローズ×上村洋行厩舎はWIN5でも注目のコンビ。休み明けの洛陽S(L)でロジリオンの2着なら前進あるのみだ。2馬身差をつけられたショウナンマグマは、好調時の勢いに陰りも見えており割り引く。DV池添なのも消したい理由となる。
デビットバローズで行けそうな雰囲気もあるが、期待したいのはウエストナウだろう。鞍上の西村淳也は既に川田将雅より信頼できる男にまで成長した。今年のWIN5でもリーディングを独走中だ。乗れる若手として注目された騎手だが、WIN5でも穴男として評価は上昇。今最強の騎手として狙い撃ちたい。
2走前の若潮S(3勝・芝1600)は典ちゃんがポツンで追い切り替わり。一度使われて飛鳥S(3勝・芝2000)はあっさり勝ってしまった。減っていた馬体も戻り調子もいい。昨春の京都新聞杯(G2)でジューンテイクの2着に入った実力はここでも上位だ。絞るならこの2頭かもしれない。
オールナットの巻き返しにも警戒したい。初の東京でマイル重賞だった東京新聞杯(G3)は度外視していい。2走前3走前は京都芝1800を連勝しており、輸送のない阪神に戻るのは歓迎だ。
あとはまだまだ元気なディープ産駒トーセンリョウ、ヤマニンサンパ、ラインベックの3頭。8歳馬ラインベックの取捨は微妙な感じ。
◎ウエストナウ
○デビットバローズ
▲オールナット
△ヤマニンサンパ
×トーセンリョウ