■京都10R八坂S(3勝)芝2200
特別登録時の頭数も8頭と少頭数のレース。
ギャンブルルームが出走すれば
勝ち負けの期待出来る馬だったが
どうやら来週に回る見込み。
JRAがたまにやる9Rと入れ替えのような
姑息な真似もなかったため一安心だ。
気休め程度だが、過去の対象レースで
芝の中距離戦で7頭立て以下のレースを抽出してみる。
190602阪神芝2400 グリーン・3勝 定量 タイセイトレイル 牡4 中谷雄太 1人気 180812小倉芝2000 博多SH1600 ハンデ スズカディープ セ6 浜中俊 6人気 170205東京芝2400 早春S1600 定量 ハッピーモーメント 牡7 津村明秀 4人気 111010東京芝2400 オーロH1600 ハンデ ピエナファンタスト 牡5 ピンナ 3人気
そもそもレア条件のため、データといえるほどの母数もない。
今年の場合はどうなのかなと出走メンバーを見渡してみたところ
やはり一歩リードは対戦相手が骨っぽかったインザモーメント。
前走の寿Sは川田にしては意外な判断ミスか。
稍重の中京芝2000でケツから乗って3着。
勝ったのが積極策のガシマンが乗ったグランドカリナンだった。
この馬は土曜東京のメイン白富士Sでも下手くそな大野君を乗せて4着と悪くなかった。
で、2走前の比叡S・芝2400もなかなか強敵が揃った。
3勝クラスのレースとはいえ、勝ち馬のヴェローチェエラは日経新春杯(G2)で不可解な1番人気に支持されて4着、同2着マイネルエンペラーもそれに先着する3着と通用した。
ならば比叡S3着のリンフレスカンテとクビ差で4着は上々。
この頭数なら決めておきたいところである。
ただ1番人気濃厚なだけに、ここを脳死で1点にするのも怖い。
少額で買うならともかく、ある程度購入するなら保険は欲しい。
かといって1着馬にしか用のないWIN5である。
3着以内に入りそうな穴馬を探しても意味がない。
未知の魅力でチルカーノをチョイスしたい。
幸いハービンジャー産駒の京都芝中距離成績はなかなか。
血統的に母アロマティコは現役時代もWIN5で走っていた馬で知っている。
昨年4月京都の矢車賞・芝2200mを快勝したように期待できそうだ。
実績的には菊花賞4着リビアングラスがリードも、その後が不振続き。
逃げてなんぼの馬が近走は逃げてすらいないのもどうか。
使うなら2点までのイメージ。
◎インザモーメント
○チルカーノ
▲リビアングラス
■東京10R節分S(3勝)芝1400 ※逃げ不在
オードリーバローズ陣営が割と強気なコメント。
前走はロードフォアエースにアタマ差で敗れて2着だった。
同レース3着ウォータールグランが土曜小倉メインの巌流島Sで3着に逃げ粘った。
クラス上位の実力は間違いなく交戦に期待出来そうだ。
ただ優先したいのは東京のコース実績のため
初コースとなるのは割引材料とみていいだろう。
そういう意味で隙が少ないのは
いずれもこの条件で2勝を挙げている3頭。
オメガキャプテン、サトミノキラリ、リサリサとなる。
中でも騎手の期待値の高い津村サトノミと田辺リサリサ。
オメガキャプテンも昨年2月のテレビ山梨杯で
シャドウフューリーを差し切り。
相手は今やオープン馬で京都金杯の1人気に支持されたほど。
問題があるとすれば、乗れていない武史が乗ることか。
実力的にヤマニンデンファレも不気味な1頭だが
そこは下手糞な大野君を信じて消す。
好調淳也のスプレモフレイバーは追い切りが動かなかった。
あとは東京の菅原明良ヴェサリウスでどうか。
芝ダート兼用の馬がゴ三浦を乗せても勝ち負けしていた。
鞍上大幅強化で一発に期待。
◎オードリーバローズ
○サトミノキラリ
▲リサリサ
△ヴェサリウス
×オメガキャプテン
■小倉11R門司S(OP)ダ1700
ここはさすがに難し過ぎる。
迷わず1点で攻めるならサンライズオリオンだが、
大敗明けということを考えてもそこまでの度胸はない。
まず、ダート1700の穴条件のおさらいから。
ローカルのダートは北海道、福島、小倉で
1700条件があるものの、北海道と福島小倉は連動しない。
同じ小回りの1700でも別物と考える方がいい。
大して小倉と福島は非常に好相性。
これはデータを取っている身としても
穴狙いの鉄板として有効活用している。
この時期なら奥羽Sの好走馬などが面白い。
実際、福島民友Cでサンライズアリオンに迷わず◎を打った由もそれだ。
本馬は重の豊前Sを1分42秒2で圧勝していた。
天気も悪く時計の出やすい条件なら今回も主力と見ていい。
で、そんな豆知識のついでに小倉と福島で好時計を持つ馬をチェックしてみた。
こちらはtargetの補正タイム参照で上から。
★福島(近1年) 1分45秒2 サンライズアリオン◎ 1分44秒8 ライラボンド 1分44秒9 ペースセッティング◎ 1分45秒5 アイファーテイオー 1分45秒8 スマートサニー 1分44秒6 カズプレスト 1分45秒7 マリオロード ※すべて良 ★小倉(過去1年半) 1分43秒3 マリオロード◎ 1分44秒9 ペースセッティング◎ 1分42秒2 サンライズアリオン◎ 1分45秒1 トウセツ 1分43秒9 リキサントライ
まあ似たようなメンバーになるよね(笑)
ただ、今回はダート1700経験のない別路線組も厄介。
上位人気が予想されるサーマルソアリング、チュウワハート、穴で面白いアスクドゥラメンテが出走する。
基本はコース後者を優先したいが、これまたいずれも勝たれたとて文句のいえない馬たちである。
また、当然ながら昨年の同レース2着ペースセッティング、3着トウセツも無視できない。
ここまで名前の挙がった馬で削るならスマートサニーやライラボンドくらいか。
そもそもこの時期の小倉は荒れるから妥協するしかない。
◎サンライズアリオン
○ペースセッティング
▲マリオロード
△アスクドゥラメンテ
×サーマルソアリング
■京都11RシルクロードS(G3)芝1200 ※ハイペース想定
京都の短距離重賞だけに参考にしたいのは
スワンS(G2)、京阪杯(G3)、京都の阪神C(G2)
まず各レースの前後半ラップを振り返る。
■10月京都スワンS・芝1400 34秒0-35秒0(前傾1秒)1分20秒5 4角11番手のダノンマッキンリーが優勝 16番手オフトレイルが2着、14番手トゥラヴェスーラが3着 逃げたウインカーネリアン57キロで6着。 ■11月京都京阪杯・芝1200 33秒7-34秒0(前傾0秒3) 4角3番手ビッグシーザーが優勝 逃げたウインカーネリアン57キロで2着、9番てヴェントヴォーチェ3着 ■12月京都阪神C・芝1400 ウインカーネリアン不在 4角13番手ナムラクレラが優勝 3番手マッドクール2着、15番手オフトレイル3着 オフトレイルってどちらも穴で好走しているのなかなか優秀ね。 これは次走でも面白そう。 34秒5-34秒4(後傾0秒1) 後傾ラップでも差し切ったナムラクレア、勝ちパターンで2着マッドクール。
こいつらはさすがG1級ってところだね。
ナムラクレアは浜中なんかにこだわったから可哀想。
実質G1みたいなメンバーが揃った阪神Cのレベルは担保が取れる内容。
今回はG3なのでそこまでメンバーの層は厚くないか。
ただ土曜から開幕した京都の馬場がどうにも読み切れない。
何しろ短距離戦の芝レースがなくマイルから。
それもスローペースで逃げ切っただけ。
例年なら暮れの関西圏は阪神が担当しており京都は休ませる。
ところが昨年は最後までロングラン開催をした。
いつもは秋の中山みたいに内前しか用のないうんこ仕様になるはずなのだが、
どうにもこうにも差し決着になりそうな予感がひしひしとする菱田裕二。
サンプルレース3つ中の2つに出ていたウインカーネリアンの存在と
我らがガシマン王子坂井瑠星君がピューロマジックに乗る訳だ。
しかもカピリナやシロン、グランテストなんかも
行けたら行きたい口。
枠順確定時にはヤスのペアポルックス、ガシマンのピューロマジック
タンザナイトSでソンシを負かしたメイショウソラフネ。
この辺が面白い灯ったのだが、この馬場だと発想を転換したくなる。
典に脳を焼かれたピューロマジックなんか折り合いつかないだろう。
追い切りは凄く良かったがいくらなんでも気持ちよく行き過ぎる気がする。
肝心のヤスもペアポルックスの追い切りがもうひとつパッとしない。
当初はこれにビッグシーザーまでいたのだからな。。。
だったらもう行きたい馬が揃ってごちゃごちゃする内より
巻き込まれないでいい外の方がよくないか?
とはいえ、ひとつ引っ掛かったのは
逆の発想でいいやと思ったソンシの大敗した唯一のレースが
重馬場で行われた瀬田特別(京都芝1400)だったこと。
もしかしたら重ダメなのかもわからんね。
逆にピューロマジックやメイショウソラフネは苦にしないか。
あーんもう、ゴ三浦師匠がゴミなことだけしかスッキリしないじゃないか。
いや、過去のデータを思い出せもう一度。
そもそもシルクロードSって過去10年で4人気以内しか勝ってなかったよな。
で、2番人気が最多5勝だろ?穴人気のメイショウに惑わされていいのか?
巧いいのか下手なのか分からない酒井学じゃん。
へたっぴの内枠は割引絶対。
やっぱり圭太ちゃんを抜いた上から3頭なのかなあ。
オッズの谷間は5人気クファシルだが
これはクランフォードやカピリナと大差ない扱いでいいや。
◎ソンシ
○ピューロマジック
▲ペアポルックス
△メイショウソラフネ
×グランテスト
■東京11R根岸S(G3)ダ1400
ここだよここ。
どれだけ4つ目までうまく行ったとしても
リーチで死んだら残るのは絶望だけ。
しかし、過去の傾向から今回の組み合わせでは
欲張り過ぎない方がいいという結論。
データ理論派を名乗っている以上は
過去10年で最多6勝の1番人気を重視すべきである。
シルクロードが4人気以内なら
根岸も1人気狙いがベターだ。
レース単体の予想ではなくWIN5としての予想。
点と点ではなく線を考える必要がある。
24年 2-1 23年 2-1 22年 2-6 テイエムサウスダン 21年 4-1 20年 3-3 19年 1-2 18年 4-6 ノンコノユメ 17年 3-1 16年 2-1 15年 2-1
この馬連枠連のような数字は近10年の人気組み合わせ。
今年の出走馬にノンコやテイエムのような危険な存在は不在だ。
警戒すべきは小倉メインのはず。
かといって今年の場合は大きな抜け穴がある。
それは荒れる巌流島Sじゃないってことだ。
過去5年で14→8→11→2→7人気と立ちはだかったが
今年は門司Sに変更された。
だが、その門司にしても
過去5年の勝ち馬は7→3→8→5→2人気と油断はできない。
うーん、気づいてはいるけど同じか(笑)
じゃあ土曜に開催された今年はどうだったのか。
2番人気でしたー。
だがそれはあくまで結果論。
2着16番人気、3着に7番人気、4着に11番人気だったことを忘れるなよ。
えーとなんだっけ、あ、そうそう、根岸Sね。
まあここはロマンと応援の予想だから考えるつもりはなかったんだ。
今回はガチらないつもりだから点数は使わない。
夢と希望とロマンのフリームファクシで入ってみたい。
幸い追い切りの動きも悪くなかった。
近年のトレンドは芝→ダート、ダート→芝の転向。
ニューヒーローならこういうタイプ。
芝スタートではないにしろ左回りの1400はベスト。
それに前残りが多発する中京よりは差しが決まる。
東京のダートも土曜に見てみたが時計を要する力のいるダート。
凍結防止剤のせいだろうおそらく。
なら前残りよりは差し切りかな。
ケツから外を無駄に回すミルコもこの馬に関しては比較的中団。
ここで弾けないとフェブラリーは届かないぜ。
DV池添が乗るドンフランキーは中京ダ1400のプロキオンSを制覇。
武史のコスタノヴァは2キロもらったとはいえ
昨年の根岸S覇者エンペラーワケアを撃破。
こいつらも当然侮れない。
ただ個人的に気持ち悪さを感じたのは浜中のクロジシジョー。
この馬も追い切りがよかった。
内から出し抜くならこのタイプかもしれない。
◎フリームファクシ
○クロジシジョー
▲ドンフランキー
△コスタノヴァ
×アームズレイン
馬券ならロードフォンス、サンライズフレイムなんかもケアしたい。