キングスコールは権利取り?「ポツンなし案件」横山典弘が楽しみなスプリングSの徹底攻略データ【WIN5】

スポンサーリンク
ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

215人の購読者に加わりましょう

キングスコールは権利取り?「ポツンなし案件」横山典弘が楽しみなスプリングSの徹底攻略データ【WIN5】

中山11RスプリングS(G2)芝1800

1 ピコチャンブラック 牡3 石橋脩  57 114
2 スナークピカソ  牡3 菅原明良 57 110
3 マテンロウバローズ 牡3 横山典弘 57 110
4 レーヴブリリアント 牡3 ルメール 57 109
5 クモヒトツナイ  牡3 横山和生 57 107
6 ダノンセンチュリー 牡3 戸崎圭太 57 107
7 キングスコール  牡3 藤岡佑介 57 104
8 ジェットマグナム 牡3 津村明秀 57 96
9 ニホンピロデヴィン 牡3 小沢大仁 57 92
10 フクノブルーレイク 牡3 松岡正海 57 92
11 スワローシチー  牡3 田辺裕信 57 82
12 ローレルオーブ  牡3 原優介  57 67

※共同通信杯(G3)をマスカレードボール、弥生賞(G2)をファウストラーゼンと、昨年のホープフルS(G1)で敗れた馬たちが強さを見せ、これらを圧倒した2歳王者クロワデュノール一強ムードが日増しに濃くなりつつある。

弥生賞のナグルファルやヴィンセンシオといった無敗馬組もファウストの軍門に下ったため、残る未知数の期待馬はエリキング、エネルジコくらいか。かといって前者はフサイチジャンクやアグネスゴールドっぽい雰囲気がするし、後者もマスカレードボール相手に通用したかは疑問。そうなるとスプリングSのキングスコールへの期待が高まる。

過去10年の勝ち馬でのちのG1馬はキタサンブラックが別格な程度。ウインブライトは香港でG1を2勝したとはいえ、国内では未勝利のままだった。「大物なら直行」が常態化しつつ昨今は、どちらかというと出涸らしの皐月賞トライアルかもしれない。

だが、レベルに疑問ということなら波乱の期待もある。では過去10年の人気から見てみようか。

人気 着別度数 勝率
1番人気 2- 3- 2- 3/ 10 20.0%
2番人気 1- 2- 2- 5/ 10 10.0%
3番人気 1- 2- 0- 7/ 10 10.0%
4番人気 1- 0- 1- 8/ 10 10.0%
----------
5番人気 3- 1- 0- 6/ 10 30.0%
6番人気 1- 0- 3- 6/ 10 10.0%
----------
7番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0%
8番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0%
9番人気 0- 1- 0- 9/ 10 0.0%
10番人気 1- 0- 0- 9/ 10 10.0% エメラルファイト(19年・石川裕紀人)
11番人気 0- 0- 0- 8/ 8 0.0%
12番人気 0- 0- 0- 6/ 6 0.0%
13番人気 0- 0- 0- 5/ 5 0.0%
14番人気 0- 0- 0- 3/ 3 0.0%
15番人気 0- 0- 0- 3/ 3 0.0%
16番人気 0- 0- 0- 2/ 2 0.0%

※エメラルファイトの勝った19年より前は、過去10年で勝ち馬人気は5番人気以内だった。このときはリーチまで行ったものの、まさかのデータブレイクで轟沈。改めて「1800の石川裕紀人」は使えるデータだと痛感した。

でもなあ裕紀人、どうしておまえ中京で乗ってるんだ(笑)。

枠番 着別度数 勝率
1枠 3- 1- 1- 7/12 25.0%
----------
2枠 1- 0- 1-11/13 7.7%
3枠 0- 1- 1-11/13 0.0%
4枠 1- 3- 0-11/15 6.7%
5枠 1- 2- 1-12/16 6.3%
6枠 1- 0- 3-14/18 5.6%
7枠 1- 2- 0-17/20 5.0%
----------
8枠 2- 1- 3-14/20 10.0%

※マイルと違って外枠でもOK。内枠ならインから抜け出し。

脚質上り 着別度数 勝率
平地・逃げ 1- 2- 0- 8/ 11 9.1%
平地・先行 3- 5- 5- 25/ 38 7.9%
平地・中団 5- 3- 3- 26/ 37 13.5%
平地・後方 0- 0- 1- 36/ 37 0.0%
平地・マクリ 1- 0- 1- 2/ 4 25.0%

※逃げ切りは22年ビーアストニッシドのみ。さすが俺たちのヤスだぜ!(◎打った)

前入線順位 着別度数 勝率
前走1着 6- 5- 6- 41/ 58 10.3%
----------
前走2着 2- 2- 2- 13/ 19 10.5%
前走3着 1- 0- 0- 7/ 8 12.5%
前走4着 1- 3- 1- 8/ 13 7.7%
----------
前走5着 0- 0- 0- 6/ 6 0.0%
前走6~9着 0- 0- 0- 16/ 16 0.0%
前走10着~ 0- 0- 1- 6/ 7 0.0%

※こんな着順にあまり意味はない。前走1着くらいでないと頭は期待薄。

前走レース名 着別度数 勝率
共同通信G3 2- 1- 0-10/13 15.4% 当該なし
あすなろ500* 1- 1- 0- 0/ 2 50.0% ニホンピロデヴィン
白梅賞500* 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 当該なし
ひいらぎ・1勝 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 当該なし
若竹賞500* 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 当該なし
500万下* 1- 0- 0- 2/ 3 33.3%
セントポ・1勝 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 当該なし
水仙賞・1勝* 1- 1- 0- 3/ 5 20.0% スワローシチー
フューチG1 1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 当該なし
ホープフG1 0- 1- 1- 3/ 5 0.0% ピコチャンブラック
----------
京成杯G3 0- 1- 0-13/14 0.0% 当該なし
未勝利 0- 0- 1-12/13 0.0% クモヒトツナイ、スナークピカソ

※なんだこれ。そりゃ1番人気想定の馬が新馬勝ちだもの。直前のG2で新馬から連勝決められるほど層が薄い訳がない。とはいえ、今年の層は相当薄い。藤岡佑介、池江泰寿くらい。この前は菅原明良も疑惑が出たっけ。

■WIN5中山芝1800

騎手 着別度数 勝率
ルメール 5- 3- 1-12/21 23.8% レーヴブリリアント
----------
戸崎圭太 6- 9- 1-34/50 12.0% ダノンセンチュリー
松岡正海 5- 6- 2-25/38 13.2% フクノブルーレイク
横山典弘 4- 2- 2-25/33 12.1% マテンロウバローズ
----------
藤岡佑介 1- 1- 0- 3/ 5 20.0%
横山和生 1- 2- 0-16/19 5.3%
田辺裕信 1- 5- 5-41/52 1.9%
原優介 0- 0- 0- 5/ 5 0.0%
----------
菅原明良 0- 2- 3-14/19 0.0% スナークピカソ
----------
石橋脩 0- 4- 2-30/36 0.0% ピコチャンブラック
津村明秀 0- 2- 2-31/35 0.0% ジェットマグナム

※明良は関東だと左回り専用。石橋脩大先生はWIN5民にとって、無料で消していい馬を教えてくれる救世主である。神だね。

■2022以降WIN5芝1800

騎手 着別度数 勝率
ルメール 6- 6- 6- 8/26 23.1% レーヴブリリアント
----------
横山和生 4- 2- 0-21/27 14.8% クモヒトツナイ
戸崎圭太 5- 6- 3-30/44 11.4% ダノンセンチュリー
横山典弘 2- 0- 3-14/19 10.5% マテンロウバローズ
----------
原優介 1- 0- 1- 7/ 9 11.1%
藤岡佑介 1- 0- 4-10/15 6.7%
松岡正海 1- 0- 1-17/19 5.3%
菅原明良 1- 5- 3-21/30 3.3%
津村明秀 1- 3- 6-25/35 2.9%
田辺裕信 1- 5- 1-30/37 2.7%
小沢大仁 0- 0- 0- 2/ 2 0.0%
----------
石橋脩 0- 3- 0-20/23 0.0% ピコチャンブラック

※中山に関係なく勝てないのはさすがだ。ゴ三浦師匠の次に信じていいかもしれない。

調教師 着別度数 勝率
(栗)矢作芳人 3- 2- 1-19/25 12.0% キングスコール
(美)相沢郁 2- 2- 2-14/20 10.0% スワローシチー
(美)萩原清 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% ダノンセンチュリー
----------
(栗)杉山佳明 0- 1- 0- 0/ 1 0.0%
(栗)安達昭夫 0- 0- 0- 1/ 1 0.0%
(美)竹内正洋 0- 1- 0- 1/ 2 0.0%
(美)上原佑紀 0- 1- 1- 1/ 3 0.0%
(栗)昆貢 0- 0- 0- 2/ 2 0.0%
(美)堀内岳志 0- 0- 0- 3/ 3 0.0%
(美)田中博康 0- 0- 1- 8/ 9 0.0%

種牡馬 着別度数 勝率
ドゥラメンテ 2- 1- 1-10/14 14.3% キングスコール
キタサンブラック 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% ピコチャンブラック
アジアエクスプレス 0- 0- 0- 1/ 1 0.0%
グレーターロンドン 0- 0- 0- 2/ 2 0.0%

★キングスコール=1勝クラスをどう見るか

デビュー戦でソダシのレコードを更新したキングスコールが、果たして本当に噂通りの大物なのか。終わってみないと分からないものの、これはなかなか厄介だ。かといってこのメンツで軽視できるのかとなると難しい。

だが、骨折休養明けで追い切りの動きはもうひとつ。陣営も勝ちにはこだわってない雰囲気すらある。あくまで本番が目標であり、悪くても3着以内で優先出走権さえ取れればということか。そういう意味では付け入る隙は十分。

また、大抵こういうときは適当にいい馬をあてがわれるルメールだが、今回はレーヴブリリアントとのコンビ。お得意様の田中博康厩舎の管理馬だが、まさかの連闘チャレンジ。1勝クラスをなんとか勝つ程度では、さすがにレベルの怪しいメンバーでも苦しそう。

ダノンセンチュリーは、近親でそこそこ走ったのはアドマイヤビルゴくらい。デビュー戦は超スローの前残り。これはキングの好判断が大きく、レース内容としてはクビ差2着アールヴィヴァンの方が魅力に映った。

父フィエールマンも秋まで待ちたいタイプのステイヤー。鞍上には戸崎圭太。チャイナリスクならぬ戸崎リスクもある。先週の総武Sでは5番人気ヴァンヤールで穴を出したが、人気サイドで積極的に買いたい騎手でもない。

あ、でも今週は「戸崎圭太と和解せよ」って記事を書いたばかり。「2番人気」ならデータ的に押さえるのもありだ。

ピコチャンブラックはホープフルSの大敗が謎だ。いずれにしても勝ちたいなら他の騎手を選ぶべきであり、石橋脩を乗せているようでは「敗退行為」でもするつもりなのだろうか。ドゥラメンテやラッキーライラックの苦しみを存分に思い出せ。

中間の調整含め、やる気満々のヤリマンだったのは、横山典弘の乗るマテンロウバローズ。上のマテンロウオリオンはダイワメジャー産駒のため、マイル前後を使われているが、ロジャーバローズの産駒本馬は中距離に適性がありそう。むしろデビュー2戦のマイルが短かったなら、パフォーマンスが上がる期待も持てる。

あ、ここはポツンしない案件っす^^。

★注目馬

キングスコール
マテンロウバローズ
ダノンセンチュリー