クロワデュノール、ファンダムより速かった馬に穴の魅力…フローラSの展望と攻略ポイント

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クロワデュノール、ファンダムより速かった馬に穴の魅力…フローラSの展望と攻略ポイント

戸崎圭太、三浦皇成の1番人気は疑って損はない?

東京11RフローラS(G2)芝2000

ヴァルキリーバース ルメール
エストゥペンダ   三浦皇成
エンジェルブリーズ 未定
エンジェルマーク  横山和生
カムニャック    シュタルケ
グローリーリンク  松山弘平
ゴーソーファー   津村明秀
タイセイプランセス 石橋脩
タガノアビー    未定
ティラトーレ    木幡巧也
ドーギッド     吉田豊
ハギノピアチェーレ 藤懸貴志
ピコローズ     ディー
ブラックルビー   戸崎圭太
ホウオウタイタン  佐々木大輔
マイスターヴェルク 杉原誠人
マーゴットレジーナ 北村宏司
ルクスジニア    池添謙一
ロジャリーマイン  菅原明良
ロンドボス     西塚洸二
ロートホルン    横山武史

フルゲート18頭に21頭がエントリーしており、賞金400万の16頭が抽選対象。騎手未定の2頭は不鮮明ながら、それでも出走が叶わない馬が出てきそうだ。

マイラーズC(G2)がしょぼい代わりに、フローラS(G2)のメンバーは割と豪華。オークスの出走権が懸かることもあるだろうが、近年はフルゲート割れも5年続いている。

ブラックルビー(牝3、美浦・田中博康厩舎)

2戦2勝で人気しそうなのは圭太ちゃんが騎乗予定の本馬。まだ負けてはいないだけで、2勝の中身はそれほど目立たない。近親にこれといった大物もおらず、田中博康厩舎の管理馬というくらいが魅力だ。もし1番人気になるようなら疑ってみるのもあり。

エストゥペンダ(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)

勝ち馬のエンブロイダリーが桜花賞(G1)を制したことで評価が上がりそうなクイーンC(G3)出走組。だがしかし、鞍上のゴ三浦師匠がそう簡単には勝たせてくれないだろう。脚質的にも後方から展開ノリで差し込んでいるため、勝ち切るには更なるパワーアップが求められそう。

ゴーソーファー(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)

横山武史でサフラン賞(1勝)を大敗したが、津村明秀に乗り替わった次走でアロヒアリィを差し切って勝利。負かした相手が弥生賞(G2)で3着なら、横の比較でリード。牝馬相手のフラワーC(G3)で3着に敗れたものの、前残りの展開で後方から伸びたのは見どころあり。

グローリーリンク(牝3、栗東・吉岡辰弥厩舎)

1月中京のデビュー戦(芝1600m)で5馬身差の圧勝を決め、2戦目のエルフィンS(L)でヴーレヴーの2着に入った。2戦続けてマイル戦を使っただけに、芝2000mの距離を克服できるかどうか。近親にビッグリボンやダイワエルシエーロの名前もあり、血統的に中距離は何とかなりそう。

ルクスジニア(牝3、栗東・平田修厩舎)

未勝利卒業に5戦も要したため、割と人気の盲点になりそうなのがルクスジニア。行ったり行かなかったりしていたのを逃げで固定した2戦が強い内容。未勝利戦は逃げて上がり最速タイ、君子蘭賞(1勝)も芝1800mを1分45秒8の好タイムで逃げ切った。

実はこれ、同日メインの毎日杯(G3)を快勝したファンダムの1分45秒9より速かったのって知ってる?レースの価値は断然向こうだけども、このメンバーなら通用していい。ただ前走でも434キロと小柄な馬体。輸送もあるため、当日の馬体重にも注意が必要だ。

何が勝っても不思議じゃない力関係

やはりクイーンC組には注意が必要だ。エンブロイダリーが桜花賞を優勝しただけではなく、2着マピュースも4着に食い込んだ。それなら3着エストゥペンダに期待したくなるものの、残念ながらWIN5の芝で用なしのゴ三浦師匠はきつい。

むしろエンブロイダリーが前の馬を潰した結果を踏まえれば、被害に遭ったロートホルン、ティラトーレを再評価する手もありだろう。

前者は未勝利戦を1分45秒9の時計で勝ったが、これはクロワデュノールが制した東京スポーツ杯2歳S(G2)の1分46秒8より0秒9速かった。エンブロイダリーが不在なら道中で息も入れやすい。ティラーレにしてもフェアリーS(G3)でエストゥペンダに先着の2着。開幕週で馬場の速くなる東京も味方になるはず。

いずれにしても1番人気候補が戸崎圭太と三浦皇成の時点で胡散臭い。かといって荒れるにしても最近の流れなら、せいぜい345番人気くらいまでが濃厚。予算内にどうまとめていくかも腕の見せどころになるのではないか。