コース適性に誤差も?戸崎圭太、津村明秀を信じ切れない白河特別の予想【WIN5】
脳死2点に不安あり
福島10R白河特別(2勝)芝1800
こちらも小倉10Rと同じく2勝クラスだが、7頭立てと真逆にフルゲート16頭が集まった。
とはいえ、基本は4歳世代を狙うのがベター。候補はグランカンタンテ、ニシノティアモ、フォルラニーニとなる。3頭とも前走1着からの昇級組だ。
戦績としては牝馬限定戦の1勝クラス勝利程度でのグランカンタンテは過大評価できない。プラス鞍上のゴ三浦補正までついてくる。じゃあ素直に2点で通過という手もあるか。
もう一捻りするなら福島補正を考慮した年長馬の誤差。6歳馬アイキャンドウイッは福島の芝で2戦2勝の無敗、同6歳馬のヤマニンループも1戦とはいえ福島の勝利がある。両馬は前走の高砂特別(2勝・芝2000m)で3着と4着に入った。この程度なら乗り方や展開次第で入れ替わる範囲だろう。
ディープ産駒はもう1頭ヤマニンガラッシアもいるが、こちらは下手糞な大野君が乗るなら軽視でいいと思う。もう8歳の高齢の上に昨年の同レースでも4番人気で10着に敗れた。これは圭太ちゃん騎乗だが、さすがに大野君よりは上手いよ。
というわけで近親にドゥラエレーデもいる良血フォルラニーニ、同馬に直接対決で敗れたとはいえ、次走で変わり身を見せたニシノティアモ。ニシノは昨年のスイートピーS(L)でコガネノソラ(クイーンS勝ち)相手にクビ差の2着が光る。
あと、少し気にしたいのは今年の福島芝中距離の傾向。ほぼ内枠しか来ておらず、外枠の勝利は芝2600mという特殊な条件下のみ。先週のラジオNIKKEI賞(G3)を見た感じでも、まだまだ内有利な傾向が根強い。
特別戦の芝1800m以上で9レース中6レースを1枠1番が勝っているのはなかなかの異常事態といえるのではないか。枠も考慮した予想を組んだ方が間違いなさそうだ。特注なのは2頭ともディープインパクト産駒であること。新種牡馬が徐々に幅を利かせつつあるが、なんだかんだでまだまだディープ系の底力は侮れない。
4歳2頭の優劣は枠を見てからと考えていたため、内外を考慮すればニシノティアモを上に採りたい。
点数を絞るなら2点といきたいところだが、津村と戸崎では不安も残る。福島適性のある6歳2頭もフォローしておきたい。
◎ニシノティアモ
○フォルラニーニ
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▲ヤマニンループ
△アイキャンドウイッ
×ヤマニンガラッシア