行くだけ行くのが勝ちパターンになっていたドンアミティエだが、前走のりんくうSでは自身初となる差す競馬で勝利。サラブレッドは大抵の場合、切れる脚がないからこそ逃げや先行を選ぶケースが多いのだが、逃げなくても勝てるのなら大発見である。
無論、前々で競馬をする方が展開の利を得やすく、期待値も上がる訳だが一本調子になってしまっては意味がない。他にも逃げたい馬が複数いれば先行争いに巻き込まれるからだ。
だからこそ先に行きたい馬を行かせても勝てたのは非常に大きい。モデルチェンジを成功させた菱田裕二にボーナスを出して欲しいくらい。実際、当方もあのレースで激流に巻き込まれるから割り引かないとと考えていた一人だった。
当面のライバルとなるスターターンの充実ぶりも怖いが、近走は出足がつかないのか差して届かないパターンで連敗続き。ルメカスの偽物、ルメートルがどう乗ってくるかだろう。
おそらくは2頭の対決が濃厚と考えているものの、少しは色気も持っておきたい。
昨年の勝ち馬がスズカテコキタイな訳だから、イスラアネーロはマストで足す。評価しているクロジシジョーにもドンアミティエにもスズカテコキタイにも同舞台の京都ダ1200で勝っている。外枠を引けたのもいい。
ただねえ、貫太にこの馬は恵まれすぎてると思うし菱田の方が上手い。ルメートルにしてもWIN5で勝ったことないでしょ。なんか嫌なんだよなあこの2人。まだ師匠のために一時帰国した富田暁エーティーマクフィの方が不気味かも。惜敗続きだった馬が突然勝っちゃう謎のパターンもあるしね。
◎イスラアネーロ
○スターターン
▲ドンアミティエ
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△エーティーマクフィ
×メタマックス