スリールミニョンは永島まなみ次第…実績上位を評価も一発なら不気味な2頭【京都10R橘S】
すんなり終わりそうにない予感も
京都10R橘S(L)芝1400
3歳世代の芝1400m戦。4,5番人気が最も出やすいリステッドでもあり、ちょい荒れには警戒したいところ。直接対決している馬もチラホラいるため、能力比較の参考になりそうだ。
この手のレースは前走で勝った馬が人気で先行する一方、重賞で負けた馬が格の違いを見せるケースが多々。NZT(G2)5着ミーントゥビー、チャーチルダウンズC(G3)で4着スリールミニョン、5着モンテシートは評価が必要だ。
ただ2番手先行して1馬身1/4差交わされたなら、両馬の入れ替わりは薄いと見て1頭でもいいか。また、現在の京都の馬場状態も軽視できない。春天でも差し馬が届く馬場と論じたように、いつもの前残り行ったままよりは切れる脚のある馬を優先する。
この場合だと33秒0、33秒1のあるマテンロウサンとミーントゥビーは魅力。特にマテンロウサンは除外されたとはいえ、NHKマイルC(G1)にも登録のあった馬。目立った持ちタイムはないものの、22キロ増で復帰した前走の内容は秀逸。3連敗後の一戦だったがゴール前で出色の伸び。寺田千代乃オーナーの馬で典ちゃんもしっかり乗るはず。
不気味なのは前走でアクシデントのあったサウスバンク。スタート直後に外へ逃避して落馬の競走除外で実力を発揮できなかった。気性的にポン駆けは問題なさそうであり、無敗馬の怖さもある。ピンかパーなら買える。
永島まなみ次第?
スリールミニョンとミーントゥビーは阪神ジュベナイルF(G1)でそれぞれ5着と7着。まなみは上手いと思わないが、ここはある程度仕組まれている気がする。逆にミーントゥビーは反応の遅さは少し気になる。まあ今の京都ならそれでも間に合う可能性はあるが……。
最終的な結論は不気味な典のマテンロウとサウスバンクを警戒しつつ、実績最上位のまなみ。
◎スリールミニョン
○マテンロウサン
▲サウスバンク
△モンテシート
×ミーントゥビー