ハンパに絞るのは厳禁…オッズの谷間に注意したい九州スポーツ杯の予想【WIN5】

即死は避けたい最初の関門
1. 小倉10R九州スポーツ杯（2勝）芝2600

即死は避けたい最初の関門

小倉10R九州スポーツ杯（2勝）芝2600

小郡特別との入れ替えを危惧した対象1レース目だが、向こうも8頭立てと大差なく、当初の予定通り九スポ杯のまま7頭立て。こちらもさり気なくハッピーアズラリーの回避で登録8頭から1頭減っている。

ただ、ちょくちょく少頭数こそ荒れると触れているように、7頭立てのレースだからといって必要以上に絞ると痛い目に遭うのが過去の傾向。酷いときは7頭立ての6番人気が勝ったりもする。

その点、少し気楽になれそうなのは芝2600m戦であること。ローカルの小回りコース特有の長距離戦だが、意外と前残りはなく脚を余しにくい設定。ハンデ戦でもないなら力通りの決着となる可能性が高そうだ。

2勝クラスということもあり、強い馬はとっくに卒業を決めている夏場。遅れてきた大物でもいない限りは、年長馬よりも4歳世代が圧倒的有利である。

下馬評では川田将雅の騎乗でベトルスが人気を集めそうだが、その川田は長距離戦で結果か出ておらず、付け入るスキは十二分にある。

ここは2着の多さに目をつぶっても弘平のクルミナーレを上に採りたい。母はクズ馬をあまり出さないことで有名なクロウキャニオンでブラックタイド産駒。優等生の兄弟に比して未勝利勝ちに7戦も要した奥手だが、その間には素質馬バッデレイトや宝塚記念（G1）を勝ったメイショウタバルもいる。前走の青嵐賞（2勝）は惨敗したが、そこはもう圭太ちゃんクオリティで度外視したい。

むしろ、過去の戦績でベトルス、サラトガチップス、ウェイビーといった人気どころに先着していることを評価する。