ラストは渾身の1点勝負!もうどうなってもいいやなジュライS予想【WIN5】
イクイクイク~
福島11RジュライS(OP)ダ1700
さて、生きていれば最終関門の福島メインだが、こちらはリステッドの大沼Sと違ってオープンのハンデ戦。向こうより少しメンバーの層が落ちる。
で、オープンのハンデ戦は重い馬から買っていいというWIN5の定石もある。だったら58キロのケンシンコウ、57キロのキタノリュウオー、サトノフェニックスで即決。とはならんよなあさすがに。
ダンテバローズは大沼Sの方に回ったが、勝ちタイムは良で1分44秒7。ん?思ってたよりレベルが高くなかったのだろうか。それでもこれは4月の開催だから6月とは分けて考えるべきか。
まあそれでも2勝クラスのいわき特別と3勝クラスの鶴ヶ城Sで勝ちタイムが逆転しているのは気になるね。いや、気になるのはむしろどちらも逃げ切り勝ちってことか。
ちなみに昨年の同レースは6番人気メイショウテンスイを狙い撃って成功。他のレースでハズレて的中とはならなかったが、生き残っていれば高配トリガーで大喜びだったに違いない。このときも逃げ切り勝ちだった。
今年の出走メンバーで是が非でも逃げたいのはシゲルショウグンただ1頭。前走で逃げたジョージテソーロもいるにはいるが、この馬はハナに拘らないタイプ。2走前に小倉のダート1700でヘニータイフーンに敗れてもいる。勝ったとはいえ前走のメンバーは明らかに一枚下がる。
そもそもダートのオープンは重賞級の馬でもないと壁にぶつかる。オープン初戦のアピーリングルックやジョージテソーロは割り引いてもよさそうだ。
1周回って昨年の好走馬に目を向けると、先述した2着ショウナンライシンと3着ケンシンコウの2頭に戻ってくる。まあケンシンコウは1年ぶりの復帰戦で年齢的にも買いづらい。ならショウナンライシンと思いきやこの馬は大沼Sに出る。
リピーターの警戒は解いてもよさそうだ。え?だったらもうシゲルショウグンしか残らなくないか?
前走の大敗で人気も下がりそうだが、追い切りはそんなイメージを意に介せず絶好調。栗東のCWで6F79秒3-ラスト10秒9の怪時計を叩き出している。2週前にも83秒4-ラスト10秒9を計時しており、臨戦態勢は整った。
あとはエスパー田辺が「普通」に逃げればいいだけ。マイペースで逃げたときの実力は折り紙付き。
最大の魅力はクソスローの前残りではなく、自分で前傾ラップを作って圧勝するところ。厄介な相手といってもせいぜいエルゲルージの圭太ちゃんくらいだろう。かといって展開待ちの馬でローカル経験も小倉や新潟程度の上に全部芝のレース。大箱のコースで善戦している馬に福島の小回りは味方しなさそうだ。
既に知っている人は知っていると思うが、当方は京都のダート戦で好タイムをマークしていた馬をチェックしている。シゲルショウグンの1分57秒2は昨年の京都ダート1900mで最速だった。これと同じく評価したムルソーは中山で脆さを出してWIN4の原因となってしまったが、シゲルショウグンにかける期待はまだ大きい。
◎シゲルショウグン
自分は知ってるから略したけど、知らない人のために載せておく。
小回りダート1700に不安はない。昨夏の函館ダ1700で最速マーク。良で1分43秒2のタイムは、大沼SやマリーンSより大幅に速かった。大沼Sに出て来ても買うつもりだったが、こっちは逃げそうなジャスパーゴールドが嫌な感じだった。福島に回ったことでその心配もない。単騎逃げ濃厚だ。