ルメール、川田将雅どちらも未勝利の条件とは…2025上半期WIN5のまとめ

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ルメール、川田将雅どちらも未勝利の条件とは…2025上半期WIN5のまとめ

マジで性格悪過ぎるんだよこれ

2025上半期のWIN5まとめ

先週で上半期の総決算といえる宝塚記念(G1)が終了し、今週末からはいよいよ本格的な夏競馬がスタートする。

しらさぎS(G3)や府中牝馬S(G3)は阪神と東京の主場開催だが、来週からは福島、小倉、函館と完全なローカル競馬。予想の仕方にも工夫が求められるため、現行の流れで大きいのを狙うならラストチャンスとなりそうだ。

ということで今回は上半期のデータをまとめます。ホントは昨日やるつもりだったけど、出馬確定と重なったので1日遅れ。こまけえこたぁいんだよの精神で、まあ気にせんでください。

まず平均のなんちゃらかんちゃらから。

平均票数  約 9,785,273票  (約 979万票)
平均組数  約 678,826点  (約 67万9千点)
平均的中  約 545票
平均配当  約 22,497,780円  (約 2250万円 / 24 件)

キャリーオーバーや億超えなんかもあるから不思議じゃないけども、平均配当は約2250万円だってよ。我々WIN5民がいつもどんな想いで戦ってるかがわかるよねえ。

1つ目2つ目は比較的平穏で油断させておきつつ、3つ目4つ目くらいに豹変するのが典型的な嫌がらせのパターン。で、割と興味深かったのがこれだ。

5レース全て1番人気勝利は非常にレアケースのため、別に驚きはしないものの、3勝以上したケースがないのは想定外。本命党が通用しない券種とはいえ、ひと工夫もふた工夫もしないと的中できないのが上半期の傾向だったか。確かに「なんでそうなるん?」みたいのも多かった気がする。

そのカラクリがこちらの人気分布図。芝とダートでそれぞれ掲載してみたがいかがだろう。

WIN5芝

WIN5ダート

とにかく1番人気の勝てない上半期だったのと同時に、2番人気勝率が高いことに気付く。大体収束する参考値だと1番人気が勝率30%、2番人気が20%な訳だから、競馬民の頭を混乱させる一因となったのではないか。

年末年始にnoteでまとめてるほど細かいことをやるつもりはないが、やっぱり今年のWIN5って何かトリッキーというか、その発想はなかったぜのような肩透かしを食らった印象が強いなあ。

前半25回中の5回、つまり2割で1番人気未勝利。その逆8割で必ず1勝はしているのだが、それだって5レースの内のどこか分からないよね。だから現実の難易度はそれからさらに5倍以上って訳だ。

配当的なやつ

おおざっぱだけど3桁未満の配当が6回、3桁超えが12回、4桁以上(キャリー含む)が7回という内訳だ。10万20万平気で突っ込める層でもなければ、狙えるのはせいぜい3桁くらいかな。出現率にして約48%だから、2回に1回くらいの期待が持てる。

3桁未満の6回は、あくまで大は小を兼ねるケースで3桁狙いの下方修正ってところ。ただ数十万程度を狙っていてはWIN5をやる割に合わない気もするが。この辺はまあいくら使っているかにもよるか。たまに興味本位で手を出す程度で、ガチ勢じゃなければありだと思う。

リーディングはどうなんやろか

これ総合リーディングなんだけど、先週ルメカスが望来に並んでリーディングタイ。もっと負けてるイメージあった割に予定調和ってとこだろうか。

なぜおじさんがアンチ岩田望来から岩田望来推しに手のひらクルーしたか分かると思う。競馬民なんてのは勝てる騎手が好きで勝てない騎手が嫌いなだけなのだ。理由はいたってシンプルである。つまりゴ三浦師匠や石橋脩は嫌い(直球)。

リーディング(芝)

ここで重要なのは「ルメカスってダート全敗してるんじゃね?」って話。総合と勝ち数が完全に一致しちぇってるじゃん。

リーディング(ダート)

これだからダートのルメカスはさあと思いながら見ていたのだが、もうひとり戦犯がいましたよ。おまえやおまえ!生姜君や!おまえもダート未勝利だったのかよ。

つまり上半期のWIN5でルメールと川田は全部消しても大丈夫だったという衝撃的な事実が浮かび上がった。

誰がコスパよかった?

こちらは少し実用的な話になる。単勝回収率をベースにソートしたものだ。

1勝2勝は誤差の範囲かもしれないが、3勝以上なら脳死で押さえるレベル。それプラス騎乗馬の平均人気と平均オッズで価値が変わる。少なくともデータ上はルメールや川田より、戸崎圭太や岩田望来の方がパフォーマンスはよかった。

ぱっと見で和生、シュタルケ、酒井学、西村淳也、キング、佑介、荻野極などが、WIN5で推奨騎手といったところかな。

未勝利はこいつら

1勝クラスの下位も含めて掲載。誠之助はこの数字がすべてじゃないと思う。大輔は夏の北海道で巻き返しそう。ゴ三浦師匠は定位置だがヤスは意外。

調教師はどうだった?

上村君はよく狙うけど、友道先生が圧倒的だね。こうやって見ていてもG1に有力馬を送り込む厩舎は腕利き揃い。上位12位まで栗東8で美浦が4。やっぱWIN5は関西馬だわ。

種牡馬リーディング(総合)

ロードカナロアが絶好調だったよねえここまで。G1でも大活躍したし、芝ダート両方こなせる安定感は抜群である。

種牡馬リーディング(芝)

芝のみならキズナがロードカナロアより勝利数で上。ただ実質のトップは勝率で上回るキタサンブラ㏍づあろう。ブラックタイドはどう考えてもカムニャックの2勝が原因。昨年のまとめで注目馬に挙げたイスラボニータは健闘してるね。

種牡馬リーディング(ダート)

やはりカナロアは芝よりダートがいい。勝率20%超えはなかなかない数字。ドレフォンはダート専用だなあ。意外だったのはシニスターミニスター、ヘニーヒューズ、ドゥラメンテの3頭。血統的にダートは問題ないはずだが、ここまで数字を落としているのは気付かなかった。ヘニーヒューズなんて未勝利だもの。

ということで今回は特に深入りした分析はしていないけれど、みんなも脳内のイメージと合致しなかったデータがあったのではないか。

こうやって時折アップデートすることにより、誤差をなくしていきたいものである。