■京都10R北山S(3勝)ダ1800 ※逃げ不在
昨年はヤスの11人気ゴーゴーユタカが勝って大波乱。
その後のレースも波乱続きで2億5179万7070円(的中2票)だった。
ハナ差2着に1番人気ミラクルティアラ、そこからアタマ差3着にサンデーファンデーが入った。
同馬が後にプロキオンS(G2)を勝ったのだから、メンバーレベルは低くなかったようである。
そのゴーゴーユタカは前走の門司S(OP)で復調予感の14人気6着。
次走で少し気になる馬だ。
ただ、今年は傾向的にそこまで大きな波乱もない。
前述した門司Sをブービー人気ホールシバンが勝ったレアケースもあったが、あんのまで拾おうとしたら戦略が立てられなくなる。幸い上位人気でもオッズの谷間を越えたゾーンの馬を拾えれば、それなりに配当はつく。
想定ではルメールのテリフィックプランが少しリード。
配当期待値的には、本馬が勝つか負けるかといったところだろう。
人気が集中するようなら2345人気までのケアでも戦えそう。
過去10年の人気別成績でも4人気以内で7戦6勝となっている。
1.テリフィックプラン ルメール
2.タイトニット 松山
3.グロッシェン 川田
4.パシアンジャン 幸
5.タンゴバイラリン 北村友
対戦比較としてHITしたのはテリフィックプランとパシアンジャン。
物差しとして使えそうなのがミッキークレストだ。
前者は新馬戦で0秒7差、後者は1勝クラスで0秒4差で完敗している。
ミッキークレストは世代上位の実力を持つ馬。
ただ本馬もまだ2勝クラスを勝ち上がったばかり。
このレースは3勝クラスのため、そのあたりは留意した方がいい。
いずれも京都ダ1800を経験しているのは歓迎だ。
戦略としてもルメール、川田を信じるか、次のゾーンで期待するかで変わってくる。
となるとタイトニットやタンゴバイラリンに興味も沸くのだが、強調しづらいのがテリフィックプランの前走。勝ったムルソーが強過ぎて7馬身置き去りにされたものの、2着に入ったテリフィックプランもまた3着マーブルロックを6馬身突き放した。
このとき6人気だった本馬だが、次走でも11人気で2着に好走。実力馬モンブランミノルとクビ差に健闘しているのは注目したい。
そのマーブルが前走の中山で4馬身離したバンドマスターは、昨年9月中京でタイトニットにハナ差で勝利。テリフィックに6馬身離された馬に敗れたなら、タイトニットにも食指を伸ばしにくい。
川田のグロッシェンについては、中山東京新潟しか経験していないのは割引。距離は持ちそうでも川田に勝たれて外れるのは嫌だって感じる程度で、そこまで不気味さはない気もする。
条件が京都ダ1800ということで注意したいのは北村机だ。
実はWIN5で最も勝率が高い。
■WIN5京都ダ1800
騎手 着別度数 勝率
北村友一 7- 3- 2-25/37 18.9% タンゴバイラリン
松山弘平 6- 0- 2-33/41 14.6% タイトニット
岩田康誠 4- 3- 7-17/31 12.9% オメガタキシード
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幸英明 5- 4- 8-43/60 8.3%
浜中俊 3- 4- 7-23/37 8.1%
田中健 1- 0- 0- 6/ 7 14.3%
岩田望来 1- 0- 3- 7/11 9.1%
ルメール 1- 1- 0-11/13 7.7%
川田将雅 1- 8- 2-21/32 3.1%
和田竜二 1- 5- 1-39/46 2.2%
ルメート 0- 0- 0- 2/ 2 0.0%
田口貫太 0- 1- 1- 7/ 9 0.0%
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西村淳也 0- 0- 0-11/11 0.0% コンティノアール
ルメールや川田が苦戦しているなら、あえて狙ってみるのもありだろう。
前がやりあうようなら展開のどさくさにまぎれての一発も?
強気に押し切った近2走の内容と先行力。配当妙味を加味してパシアンジャンを上に採る。
◎パシアンジャン
○テリフィックプラン
▲グロッシェン
△タンゴバイラリン
×タイトニット