今日は何を言っても許される日…完璧過ぎて拍子抜けした菊花賞デーの顛末【WIN5回顧】
勝てば官軍よ
本日のWIN5結果
これといって大きく荒れたレースもなく、1→4→1→1→1番人気の平穏な決着。これじゃ配当がつかないのも仕方ない。
Twitterで相互の人も何人か当てていたし、大して自慢できるような的中でもない。それでも予想の精度としては、かなりいいところまで詰められていたので満足。とにもかくにも勝てば官軍である。
なんかちょうどスーパープレミアムだかなんかで、いつも3割搾取されているのが2割で済んだのもラッキー。1万ちょっとくらい上乗せされたんだってさ。
東京10R山中湖特別(2勝)芝1800
菊花賞(G1)のエネルジコは、割と確信に近い自信があったのと、234レース目は点数広げたので正直ここ次第だと考えていたのが今回のWIN5だ。
馬は足りてるはずのクリニクラウンだが、乗っているのが、東京芝1800のWIN5で【1- 2- 2-36/41】勝率2.4%の大野君。しかも今年のWIN5芝のレースで【0- 3- 2-33/38】勝率0.0%と全敗。データを取っている人間なら真っ先に取りこぼしを疑うところである。
かといって素質的に期待するブルーベリーフィズは、追い切りが明らかに動いていない。キムテツとこの馬でもルメールが乗らない時は仕上がりにゆとりがあるってことだろうね。
このところの荒れている状況を考えれば、全頭買いも辞さずというのも脳裏によぎったが、悲しいことにそんな資金もない。だったらもう腹を決めて運任せの1-2番人気でいいだろと割り切った。
結果的に正解を引けたものの、このレースに限っては大野君がちゃんと乗ってくれたのが、不幸中の幸いだったかもしれない。
中途半端に下げて前を捕まえ切れないパターンを懸念していたけど、インからロスなく6-4-2のポジションで進出。これで直線ならもう大丈夫と思えた。さすがにゴール前は怪しくなったけど、大野君らしからぬ好騎乗だったように思う。こんなうまい大野君は見たことがない(笑)。
2着にはサウスポー菅原明良が貫録の好騎乗。ミーントゥビーもよく走ったが、これは松岡正海の判断が遅かったかもね。
ジョッキーコメント
1着クリニクラウン 大野拓弥
「道悪が上手なので、内に行くプランを立てていましたが、少し(ハミを)噛んだのが誤算でした。ただ、力で押し切ってくれました」
※そりゃダート使ってた馬だもんねえ
2着イトカワサクラ 菅原明良
「直線の狭いところから上手く抜けられました。もう少しでしたね。今日のような緩い馬場は合っています」
3着ミーントゥビー 松岡正海
「馬は良くなっています。今日は脚を使えると思っていました。ようやく軌道に乗りそうです。落ちついてきて、バランスを取れるようになってきたので、1800mくらいが良いかもしれません」
京都10RカノープスS(OP)ダ1800
123着まで持っていたから、できれば人気のない方でとお願いしたのがここ。
ジューンアヲニヨシが4角先頭に立ったときは、1番人気でもハズれるよりはいいやと諦めていたのだが、ヤスのシゲルショウグンがまさかの差し切り。
いやね、うちのサイトの読者ならご存知かと思うが、この馬は当方が推している秘密兵器。本来なら1点でと思っていたくらいなんだが、メンバーに行きたい馬が多くてハイペース必至じゃきついかなと広げた。
有り余るスピードを持っている馬だけに、4角先頭が必勝パターン。にもかかわらず、逃げる訳でもなく好位からの競馬で前を捉えたのだからビックリ仰天。この競馬ができるなら、もっと上を目指せるかもしれないぞ。
とにかくダート中距離のヤスは上手い。過去にもWIN5で穴をバンバン出しているもの。このコンビは先々も楽しみだねえ。
3着スナークラファエロは専門紙の追い切りジャッジで厳しめ。でもなあ、こいつらの言うことはアテにならんのよ。ベテランだか若造だかが担当しているのか知らないけど、もう現役じゃないとはいえ、こっちだって元競馬業界の人間だ。某ブックの追い切り担当は、割とジャッジが疑わしい。
新潟11Rルミエールオータムダッシュ(L)千直
1-3番人気で123着とクッソ堅い決着だったが、10番人気の4着フィオライアを狙っていたことは満足している。さすがに枠が内過ぎたよねえ。
というか、新潟千直が外有利なんてことは百も承知。それでも開幕して間がないことを考えれば、そこまで差はないと考えた。
だが、誤算となったのは週末の雨。そう、これがいけない。
レース映像を見ても分かるように明らかに外有利な馬場になっていた。これじゃ外枠じゃない馬はどうしようもねえわ。
イコサンにしても同斤で3馬身半差のニシノコニャックで勝てると思ったんだが、この馬場じゃ無理だった。それにニシノの西塚君も出していけてなかったしね。
この馬場で後ろからの競馬をやってるようじゃセンスがない。雨の影響の少ない外ラチ2頭が突き抜けたのも分かる話だ。
負けはしたけど一樹君は上手かったなあやっぱ。
ジョッキーコメント
1着イコサン 斎藤新
「前回は2勝クラスとはいえ、直線1000mで良い競馬をしていました。今回も良い枠を与えられて、53キロもありましたし、馬を信じていました。最後も自分で競馬を作って、勝ち切る辺りは力があると思います」
2着カルロヴェローチェ 丸山元気
「スタートが良くポジションもしっかり我慢していました。しかし、勝った馬は追い出しに余裕がありましたし、斤量も軽かったですからね。この馬も頑張っています」
3着エコロレジーナ 菊沢一樹
「この枠で、昇級戦で素晴らしい内容だったと思います。これからも楽しみです」
4着フィオライア 国分恭介
「スタートは良かったです。追い通しでしたが、最後まで諦めず良い内容でした」
5着リバーラ 丹内祐次
「この枠を上手く利用して、頑張ってくれました」
東京11R神無月S(OP)ダ1400
東海S(G3)のレース回顧で、自分が思っていた以上に強い馬だと感心したインユアパレス。あれが本物なら負ける相手関係ではないはずだが、オープン特別で1頭だけ59キロ。ライバル各馬も不気味な相手だったため、1点勝負には躊躇した。
まあ東京で勝てない武史でもダ1400は勝てるってのは何度か話した。2着もまたまたサウスポー菅原明良のジャスティンアース。終わってみれば1-2番人気の決着だったのだから、悩んだのがアホらしい。
見せ場のあったタイセイブレイズだが、松岡正海の騎乗がハマっただけであって信用は出来ない。安定して上位に来るタイプじゃあない。
悔やまれるのは浜中のリジル。穴でねらっていた馬が土曜夜の前売りで、不可解な3番人気に急浮上。誰だよ同じこと考えているのはとガッカリしたが、当日は予定調和の6番人気に落ち着いた。
これ短距離戦で出遅れたのが痛恨だよねえ。珍しく空き巣をしなかった戸崎の圭太ちゃんとは逆に関西からこっちに空き巣しに来た浜中君。ヤリだと思ったんだけどなあ。
まあでも強かったよねインユアパレス。59キロで完勝だからケチのつけようがない。
ジョッキーコメント
1着インユアパレス 横山武史
「調教にも乗せて貰っていて、馬の具合が良いのは分かっていました。59キロだけが心配でしたが、強い競馬でした」
2着ジャスティンアース 菅原明良
「これまでのビデオを見て、終いに良い脚を使うのは分かっていました。馬の雰囲気も良かったです。(直線で)外に出してからも良い脚を使ってくれました。惜しかったです」
※サウスポー菅原はもはや疑う必要なし。思い切り狙っていい騎手だ。
3着タイセイブレイズ 松岡正海
「急かさずリズム良く、かつ後ろ過ぎず、という調教師の注文通り、リズム良く行けました。良く頑張ってくれました」
4着ノーブルロジャー 石川裕紀人
「久々に乗せてもらいましたが、改めて力のある馬だと思いました。硬さのある馬でダートにいって、良さが出ていると思います。嵌ったと思いましたが・・・」
5着リジル 浜中俊
「これまで芝スタートが多かったと思いますが、今日はダートから。心配していましたが、案の定スタートで滑っていました。終いの脚を生かす競馬で、最後は良い脚を使ってくれました。内容は良かったと思います」
おじさんの買い目
ハズレるよりましということでひとまず喜びたい。普通にデカいの取り捲ってたとき、3桁以上じゃないとWIN5をやる意味がないなんて豪語していた人間が、ここまでよく落ちぶれましたよ。
でもまあいんでない?これもきっかけとなればさ。
事実、今回の各レースの予想は、我ながらなかなかの精度だったと自負している。
東京10R 1着○クリニクラウン(◎予定も大野君の分だけ意地で繰り下げ)
京都10R 1着◎シゲルショウグン、2着○ジューンアヲニヨシ、3着△スナークラファエロ
新潟11R 1着◎イコサン、2着○カルロヴェローチェ、3着△エコロレジーナ
東京11R 1着◎インユアパレス、2着○ジャスティンアース
京都11R 1着◎エネルジコ
「WIN5はやらないけど、馬券の参考にしているので予想記事は楽しみにしています」なんて言ってくれる読者さんもいるが、馬券の的中に繋がっていれば嬉しいかな。
そういう使い方をしている人も結構いるっぽいので。
で、終わると思うでしょ普通。終わらねんだわこれが。
なぜかって?そりゃ、今週当てた払戻しを来週にそのままぶっこむからに決まってんだろおおおおおおおおお!!!!!
改めて言う。
3桁超えないWIN5の的中に意味なんてねえ。
次回は予算10万ぶっこんで本来の自分を取りもどすんや。
ギャン中は死ぬまでギャン中。ハッキリわかんだね。
男の生きざまを見せたろうやないかい(死亡フラグ
また以前のようにデカいのを当てたときにこそ、武豊のように「みなさん、僕は帰ってきました」というつもり。









