取れたはずの「713万」スルリ…自分を信じられなかった男の過酷な現実【WIN5回顧】

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取れたはずの「713万」スルリ…自分を信じられなかった男の過酷な現実【WIN5回顧】

ハート様が巧過ぎた

本日のWIN5結果

マスカレードボール以外の1番人気は敗れ、1レース目、4レース目で高配トリガー。713万円の高配当となった。

東京09R国立特別(2勝)芝1600

底を見せていない2戦2勝馬アンパドゥだけ分からない見立て。前走の内容を見ていれば、取りこぼしに映ったマテンロウバローズに期待したくもなるが、これで2点にしてしまうのは気が早い。

そう考えたのは前走の両馬の走り。

このときは前後半4F46秒0-46秒0のイーブンラップ。これを前々で競馬したアイサンサンがモノにしてマテンロウバローズとエンペラーズソードはわずかハナ差の接戦を繰り広げていた。

だが、8枠16番ストレイトトーカーで分かるように16頭立て。対する今回は10頭立ての上にハナを主張する馬がいない。

それなら明良が逃げる可能性すらあるだろうと考えた。ペースがあれより遅くなるなら展開にマギレは出る。こちらの思惑通り、48秒2-44秒9と後傾3秒3のクソスロー。そりゃ何とかなってしまうよね。

その一方、マテンロウバローズに関しては絶好の3番手から伸びきれずの7着。敗因が明白ではないものの、後ろから鋭い脚を使う馬が出して行ったからとて同じ脚を使えるわけでもない。鞍上の横山典弘は名手だが、馬を優先し過ぎるところもある。自由に走らせてきた結果、馬がわがままになってしまったのかもしれないね。

アンパドゥの強さは十分に伝わったが、今日のところは勝ち馬を褒めるしかない。

ジョッキーコメント

1着エンペラーズソード 菅原明良
「良いペースで、好位で運ぶことが出来ました。今日はすごく気合いが乗って、良い状態でした。良い伸びでした」

2着アンパドゥ ルメール
「ペースが遅く、体も太くて速い反応が出来ませんでした。頑張っていましたけどね」

京都10R古都S(3勝)芝3000

予想で重視したのは、とにかく騎手の巧拙。西村淳也なら買いたかったアスターブジエも古川。ギャンブルルームにしても勝てない竜二を割り引いた。

割と悩ましいレースだったが点数としては許容範囲の5点で収まった。

最後は一度交わしたヴォランテに見えつつ、スローのVTRでは内のアクアヴァーナルが残しているようにも見えた。こういう時は持ってないからおそらく1番人気の方だろなと諦めメード。一応どちらも買っているからいいやと自分を慰めようとしたらヴォランテが前だったらしい。

これはなんか違うぞと。おじさん今日は持ってるんじゃないかってテンションも爆上がりしちゃったね。

終わってみればトップハンデ57キロの馬が勝利。「リステッドとオープンは斤量の重い馬から買え」っていつも言ってるよね。

これは覚えておいてね。きっと役に立つからさ。

ジョッキーコメント

1着ヴォランテ 吉村誠之助
「距離を延ばして、いい内容でした。良く勝ち切ってくれました」

※誠之助がWIN5を勝ったのは、オープン初勝利を決めた24年3月六甲S(OP)以来。あれから1年半以上経っての2勝目。乗れているイメージの割に勝てなかった騎手なのでやっとだね。

2着アクアヴァーナル 北村友一
「馬自身はスムーズで、折り合いもついて、リズム良く走ってくれました。勝負どころでも自ら進んで行きました。着差がわずかなので悔しいです」

3着ギャンブルルーム 和田竜二
「良い枠で、良い位置から運べました。手応えも良かったです。もう少し勝負どころから流していく形になれば良かったです」

※勝てない奴は毎回同じような言い訳をする。それは自分が敗因だからだ。

4着アスターブジエ 古川吉洋
「最後の直線は差し切れそうな感じでした。ロス無く上手に競馬をしてくれました。復調してきています」

5着タイセイフェリーク 松若風馬
「内をロスなく回って、折り合いも問題無かったです。力を出してくれています」

東京10R秋嶺S(3勝)ダ1300

1番人気で負けた圭太ちゃんより、出遅れてもポジションをリカバリした団野大成の勝負根性を褒めるべきレース。これ追い掛けていかなければ残られていたと思う。

もうみんな気付いてるでしょ?「展開がー」「動けませんでしたー」「ペースがー」とか好き放題言い逃れしている連中が、どれだけ自己責任から逃れようとしているか。それを証明したのが団野大成のこれだよ。

秋天でもスローや展開のせいにしている奴らは団野のチンカスでも煎じて飲むべき。彼はしっかりとジャスティンパレスを3着に持ってきている。あんなレースで騎手が責められないのは、おまえらが騎手を甘やかしているからだぞ。騎手は関係ないですとか言ってるアホは、本気で競馬をやってないだけ。

ジョッキーコメント

1着エコロアゼル 団野大成
「元々力のあることは分かっているのですが、気性が難しくて、スタートも出ないところがあります。それでも、今日のような競馬で押し切るのですから、力があります。勉強するところはありますが良い勝ち方ができました」

※馬が足りていたことはもちろん、団野が掴んだ1着

2着ドラゴンウェルズ 戸崎圭太
「スピードが勝っていて、1200だったらという思いはありました。それでも、スタートは速くなっていますし、一所懸命ながらもリズム良く行っています」

※この馬が取りこぼすなら、100mの誤差だと思った通り。

5着マーズオデッセイ 三浦皇成
「3コーナーから進みが良くありませんでした。途中からペースが速くなって、抱えていく展開になりませんでした。このクラスに上がってから、馬群に気を使っているようです」

※君はいっつもゴミだな。下手糞な奴ほど言い訳をする。

京都11RまほろばS(L)芝1600

はい、ここが今日の運命の分かれ道。

ハート様は頑張ってるけど複狙いで一考。もうこれがすべてだったね。気にしていたけどボーダーラインの扱いにしてしまった。

ニホンピロキーフなんかは「貫太の買い時が終わった」ことを見越して消し。好調な騎手から優先しているけど、最近のハート様が乗れていると褒めていた割に疑った。

そして、この結果はマジのガチにハート様の好騎乗神騎乗。今の彼が本当に乗れていることが分かる。

まあこれを見てくれ。少しだけ足りてなかったエアファンディタが足りた理由だ。

まほろばS全パト

枠順が出たときに外の10番を引いたから、これも外を回したらいつものように惜しいレースまでしか行かないとジャッジした理由でもある。

ところが、なぜかゴール前で内から伸びていたことに違和感しかない。

全パトを見ると「こりゃすげえわ」と唸るよりなかったのだ。

凡庸な騎手なら外枠からの競馬は、大抵バカの一つ覚えに外を回して届かないレースをする。それでレース後に展開が向かなかったとかいう訳だ。

しかし、ハート様はおじさんが最近乗れてるねと感じたことを嘘じゃないと結果で魅せた。

週末に雨が降ったこともあってか、こいつらまたバカみたいに外ばっか回してるのよ。マジで脳みそ入ってるのかなあ。京都大賞典(G2)でも開幕週で内を空けるバカがどこにいるんだよと怒りましたよ私。

揃いも揃ってアホどもが内を空けてガラ空き。ハート様はイン突きをしているが、それでもまだ内から3頭分くらいスペースがある。なんだそれ。もう嫌になっちゃうね。だから君たちは中卒なんですわ。

通常なら内を突くスペースなんてないはずなのに、これみんなが示し合わせたようにやってる。頭悪過ぎて話になりませんよ。

だからこそ、そこを突いたハート様の決断が素晴らしい。おじさんも結果的にここが致命傷になったんだけど、こんな神騎乗をされたなら想定外の結果もやむを得ない。

エアファンディタが足りていなかった分を騎手が相殺してみせたから足りた。それだけ。浜中の負けも腕の差でしかない。

すでに松本君も絶賛しているが、ハート様はまたどこかでやるぞデカいの。穴馬に乗ったら引き続き要注意だね。

ジョッキーコメント

1着エアファンディタ 亀田温心
「スタートしてついていけませんでしたが、促しながら、浜中騎手の馬を前に見て進めました。外へ出せたら出そうかとも思ったのですが、距離のロスと隊列を考えて内へ行きました。馬場の悪いところでもしっかり脚を使ってくれて、強い勝ち方だったと思います」

2着ブエナオンダ 浜中俊
「いい脚で来てくれたのですが。勝っておきたかったです。残念です」

※普通の騎乗をした。相手が一枚上だった。

3着ニホンピロキーフ 田口貫太
「しっかり折り合いがついて、ラストも頑張ってくれました。後ろの馬が上位に来る展開でしたが、前に行った中では一番踏ん張ってくれたと思います。状態は最近の中で一番良かったですし、結果が出なかったことが残念です」

※今の貫太は怖くない

4着シングザットソング 斎藤新
「道中の雰囲気は良かったです。いいところでリズムに乗れましたし、使える脚が一瞬だということも、何度か乗せてもらってわかっていました。一瞬オッというところを見せてくれたと思います」

※新も評価している騎手

5着タガノエルピーダ 北村友一
「追い出しの反応は良かったですが、いい脚が持続できませんでした。ためをきかせてというイメージでしたが、使える脚が短かったので、器用さを生かせるレースの方がいいのかもしれません」

※相性がよくないからあえて押さえた

おじさんの買い目

最も荒れるのが4つ目という読みも当たり。8頭を用意して自信の最終関門に繋げようと考えた采配で臨んだ。

しかし、既にご存知の方も多いだろうが、春から秋天を勝つのはマスカレードボールと言い続けた信念を崩してメイショウタバルと2点待ちにしたのが致命傷。これそのまま1点で貫いていればエアファンディタは普通に買えている馬だった。

最後は勝つと思っていたからこそ4つ目は総流しで盤石リーチというパターンも当然ながら頭にあった。むしろ先週の段階からそうだった。

でもなぜか物足りなさの残った追い切り。予定を変更して水曜ではなく木曜に変更したこと。もしこの馬が負けるなら前にいる馬が残ったときだけ。

そう考えると急に落ち着かなくなってしまったのだ。

だってダービー2着馬同年の秋天に出れば3着以内100%のデータだったり、ルメールの東京芝2000の勝率が37.5%で断トツだったり、過去30年で最多勝の7番枠を引いたりと、あまりにも話がうま過ぎる気がしてしまったんだ。

条件が揃い過ぎて不安になるのもまた人間。そしてギャンブラー。

そんなときこそ「ねえよ」と思っていた馬に勝たれるもの。その結果がメイショウタバルだったんだわ。

まだメイショウが勝っていれば、「悪い予感は当たったから痛み分け」なんて落ちもあったけど、武豊がとんでもないクソ騎乗をかまして意味なし。

迷いを断ち切っていれば京都メインを総流ししても900点。購入した960点よりまだ少ないくらいだ。

じゃあぶっちゃけ、ホントのところなぜ迷いが生まれてしまったのか?本音を話そう。

「あまりに負けが続いて自分の凄さを忘れてしまっていたから」

これに尽きる。

まだ好調だった頃の自分なら最後まで信じられたはず。だが、毎回毎回予想をはるかに上回る地獄を見せられ続けたWIN5に完全に心を折られてしまっていたから。

これが1点勝負の宣言を覆してまでハズレを引いてしまった原因。

それほどWIN5というものは人の心をボロボロにするのです。

まあ何度思い返しても悪いのは自分しかいない現実がきつい。

オウンゴールの自業自得で713万円を取り逃がした。

これを拾っていれば年内のWIN5で毎回10万20万の勝負をするつもりでもあった。

獲り切れないのは予算の問題だけで実力不足じゃない。それを証明するためにも欲しかったんだけどねえ。

とまあこれ以上言っても情けないので終了です。

来週からは自分のためだけに全集中してまた出直す。

その関係で当サイトの更新はしばらくお休み。

713万の授業料は高かったぜ。

じゃあみんな、またな!