戸崎圭太、川田将雅が1番人気で計4連敗の大波乱…それでも出なかった6億円【WIN5】

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戸崎圭太、川田将雅が1番人気で計4連敗の大波乱…それでも出なかった6億円【WIN5】

いまだ的中1票でも6億円出ず

WIN5の結果

19日に京都、東京、新潟の3場で行われたWIN5の結果は、的中わずか1票の5億6252万1610円という驚異の超大波乱。まだ出たことのない1票6億円には届かなかったものの、この日の挑戦者でただ一人のひとり占めとなった。

ちなみに日曜の売上げは8億飛んで360万円。暴利を貪るJRAが3割ピンハネするため、満額の6億円を手にするには8億6000万ほど売れていなければならない。今回にしても何の苦労もすることなく、彼らは約2億4000万円をその懐に入れているのだ。

人件費云々なんかの話はどうでもいい。他の券種に比べてWIN5だけバカみたいに搾取しているから毎回怒っているだけである。

話は替わるが、来週10月26日の菊花賞デーは「JRAサンクスWプラスデー」という名目で全券種が80%となる模様。耳障りのいいセリフを言いつつ、「実は単複の払戻しは変わっていない」カラクリに騙されてはいけない(戒め。つまり、搾取率が20%の来週なら6億円の払戻しになってたって訳ヨ。

まあういんごやる人にとっちゃ、こんなときだけ人権を得られるわけだから、いつも以上に張り切ってやるしかないやね。

それでは各対象レースについて簡単に振り返っていきたい。

東京10R西湖特別(2勝)ダ1600

先手を主張したトルショーにレッドダンルースが執拗に競りかけ、バランスダンサーも追いかける前掛かりの展開。むしろこれだけ競り合っていながら4着に残したレッドダンルースの強さが際立った。明良もあんなにガリガリやらなければチャンスあったんじゃないか?

かといって完全に差し馬有利の展開になったのかというと、意外にもそうとは言い切れない。混戦から抜け出したのは、直線4番手まで進出していたクールブロンだったからだ。

逆に後方待機に徹した戸崎圭太サノノワンダーは、間に合わないまま2着に敗戦。単勝1.7倍の圧倒的人気に推された馬が、いきなり取りこぼしてしまった。

10番人気の激走もそうだが、「1番人気の戸崎圭太」も十分に恐怖を植え付けた。

クルーブロンは戦績が示す通り、つかみどころのない馬で、馬券に絡んだのも昨年12月京都以来10ヶ月ぶり。

前走はスマートスピアに先着を許していたが、今回は相手が武豊から三浦に鞍上弱化。こちらは武藤君から内田君に鞍上強化した分だけ逆転したのかもしれない。

2勝クラスのダートは3歳世代が勝率4割超えの得意条件でもあり、仮に戸崎がミスするにしても3歳馬が勝つと読んでいたけど大外れ。ハナから決めつけてしまったのは安直だったと反省するしかない。

ジョッキーコメント

1着クールブロン 内田博幸
「いつもズブいと言われていましたが、今日は反応してくれました。良いポジションを取れて、狭いところもスッと入れました。調教もびっちりやれていましたし、その辺りも良かったのではないでしょうか」

2着サノノワンダー 戸崎圭太
「初めて乗せてもらいましたが、前半の追走が楽ではありませんでした。最後はしっかり来られるので、この馬のスタイルはこういう感じなのかなと思います」

※君のスタイルもそう()

3着スマートスピア 三浦皇成
「上手に競馬をしてくれました。流れに乗って最後まで頑張ってくれました」

4着レッドダンルース 菅原明良
「前めで、揉まれないところで運びたいという話をしていましたが、あまり上手くいきませんでした。それでも最後はしぶとく粘ってくれましたし、力のあるところを見せてくれました」

※こういうのって騎手同士の上下関係もありそう

京都10R京都競馬場開設100周年記念(3勝)ダ1400

1.7倍を飛ばした戸崎圭太と同じく、2レース目も1.5倍ダノンフィーゴを川田将雅が盛大に飛ばした。もしかしたら、秋華賞(G1)のカムニャックと連勝するんじゃないかと考えもしたが、どちらもダメダメの結果である。

波乱の原因は、何といってもスローの前残り。前後半3Fは35秒7-35秒4に落ち着き、前の馬が競り合うこともなくペースも落ち着いた。

で、気になって全パトを見てみたのだが、川田君が下手こいちゃってるねこれ。

犯人は誰かというとイノセントキャットの武史。外から内を絞めていき、強気な川田にしては珍しく引いて前を塞がれている。窮屈なところに入った関係で加速が鈍り、後手後手に回った結果、直線入り口では前と差が開いてしまった。

本当に強い馬なら、この程度の不利は跳ね返して勝ってしまうけど、ダノンフィーゴはそこまで抜けた存在じゃなかったってことね。

関西圏の武史は勝てないから軽視しているとはいえ、こんな格好で間接的に波乱の使者となっていたのは驚き。ダノンフィーゴ自身はバテていたわけでもなく直線でも伸びている。このレースでも秋華賞と同じく道中で出していったルメールの判断は光った。

気に入らなかったのは川田将雅のコメントの方。もう少し誠意ある言葉を話せ。

ジョッキーコメント

1着グランフォーブル 酒井学
「前回は楽にハナに立って最後はバッタリ止まって、調教師からハナにこだわらなくて良いと言われていました。ただ、被されて揉まれる競馬だとメンタルが萎えてしまうので。厩務員の方も出来が一番良いと言っていましたし、良い状態の時に乗せていただきました」

2着エストレヤデベレン ルメール
「良いポジションで頑張ってくれましたが、最後は同じ脚になってしまいました」

3着ダノンフィーゴ 川田将雅
「ゲートは出ましたが、その後追走に余裕なく、勝負所でも苦しくなってしまいました。ラストだけ動きが出ましたが、昇級戦で良い経験になったと思います」

新潟11R新潟牝馬(L)芝2200

カネラフィーナの強さは認めた上で、狙っている穴馬が何とか一発やってくれないかと期待したレース。さすがに52キロの軽量も後押しして押し切られてしまった。

2着に前走で内容の良かったフレミングフープ、3着に前走で北村友一の騎乗が不満だったレミージュが入り、当方の馬券もあっさり的中。馬券はWIN5購入後の残額で遊ぶ程度だが、今回は新潟と秋華賞の2つだけ購入した。

 

気持ちとしては、君の名は廣岡まりあちゃんの応援だったけど、直線で後退しちゃったね。新君の強気な位置取りは悪くなかったと思う。

ジョッキーコメント

1着カネラフィーナ 石川裕紀人
「秋華賞を除外されたが、状態に関しては申し分なかった。さらに期待していい馬だと思いますし、今日は52キロで、負けられない気持ちがありました」

※裕紀人はお世辞にもうまいとは言えない騎手だけど、この感じなら状態は本当に良かったんだろうね。古馬相手にリステッドを快勝したんだから、秋華賞出れたらチャンスはあったかも。

2着フレミングフープ 荻野極
「馬は良い状態で、良い走りを見せてくれました。外を回しているので、そのぶんかなと思います。センスの良い馬です」

5番人気って予想以上に軽視されたね。

3着レミージュ 丸山元気
「この枠順でしたし、調教師とは最内をロスなくという話をしていました。出たなりの位置でうまく内を回ることができ、脚を溜められましたが、上位の2頭は強かったです」

※逃げてもいいと思ってたくらいだからね。

東京11RブラジルC(L)ダ2100

ひとつ前の10Rに続いて1番人気の圭太ちゃんが2着に負けて波乱。勝ち馬も似たような感じで10番人気→1番人気と9番人気→1番人気という結果になった。

この顔見たら110番じゃないけど、戸崎圭太の1番人気を見たら飛ぶと思えくらいの説得力がある。

当方が冗談半分で「戸崎で連勝するような馬が弱いわけがない」と評しているが、半分以上はほんきだったりするのだ。

神騎乗はできないけれど、普通に乗って普通に負けるのが圭太ちゃんのキャラクター。要は戸崎を乗せたくらいで負けるようじゃ馬が足りない。圭太ちゃんのお陰で勝てましたみたいなレースは、年に何回あるかどうか。

それでもゴ三浦師匠よりは上手い。騎手戸崎圭太は敵だけど、人間戸崎圭太はいいヤツ。だから嫌いになれない。なんだかんだでいい馬回ってくるのは、エージェントが優秀なこともあるけど、圭太ちゃんの人柄じゃないかな。

勝ったアピーリングルックは弱くないはずなんだけど、なかなか勝てなかった馬。その最たる原因が大野君だと思っていたので買わなかった。

今回は53キロのハンデにも恵まれて後続の追撃を凌ぎ切った。

前の3-4頭がアホみたいに競り合う展開を少し離れたインの6番手をロスなく追走。勝負どころの直線だけ外に最小限出して追い出しのタイミングも完璧。いや、こんなの大野君じゃねえよ。本当に乗っていたのは誰だ?外国人騎手といわれても信じてしまいそうになるぞ。

大野君の騎乗でこんなに褒めることはまずない。本当に巧かったね。毎回これくらいやってくれるなら大野君でも買っちゃう。

ジョッキーコメント

1着アピーリングルック 大野拓弥
「初めての距離で道中はなんとかなだめなからの追走でしたが、その中で勝ちきってくれて距離適性を感じました。ハンデは軽かったのですが強い競馬でしたし、この距離の競馬を覚えてくればさらにパフォーマンスが上がると思います」

2着同着クールミラボー 戸崎圭太
「流れに乗れましたし、いい感じで走れていました。ロスがあったので、そのあたりがうまくいっていればと思います。並んでから交わしにいかない、気性の難しさもありました」

※いい訳は聞き飽きた

2着同着ゼットリアン 三浦皇成
「もう少しでした。スムーズに外を回すとダラっとしてしまうので、メリハリをつけて直線だけ外に出しました。もう1完歩、2完歩、エンジンがかかるのが早ければよかったのですが。なんとか勝たせてあげたかった」

※圭太ちゃん&ゴ三浦師匠で10Rと11Rどっちも2着3着(同着含)。おまえらなあって感じ。でもそんなだから君らは人気馬飛ばしてくれるもんな。

4着フタイテンロック 丸田恭介
「展開が良かったですね。この馬に向きました。初めて乗りましたが、長く淡々と脚を使うタイプという印象でした。いい感じで行けましたがもう少しでした。よく頑張ってくれましたし、この条件が合っているようです」

※馬券で買いたかった馬だが、51キロで3着の去年と違って今年は55キロ。見送って正解。でも安定して走るね。

おじさんの買い目

色々と試行錯誤しながら、人気馬と穴馬をバランスよく入れたつもりだったけど、かすりもしない空振り。狙った馬も2着2着1着2着5着では、どうしようもないよ。

今回のWIN5で波乱を起こしたS級戦犯は、圭太ちゃんと川田君の両名で間違いない。

★本日の1番人気

東京10R 戸崎 1.7倍サノノワンダー 2着
京都10R 川田 1.5倍ダノンフィーゴ 3着
新潟11R 石川 2.1倍カネラフィーナ 1着
東京11R 戸崎 3.5倍クールミラボー 2着同着
京都11R 川田 2.1倍カムニャック  16着

なんつったって2人で1番人気馬を仲良く2回ずつ飛ばしてるもん。

一応キャリーには期待したけど、今年は土曜までやってるから乗り気じゃなかった。マジでいらないんだよなあ土曜。

来週の菊花賞ウィークは、まず最初に川田将雅エリキングを消すところから始めます。

ほいでは~