皐月賞の裏開催でもWIN5なら避けられない福島牝馬Sの展望と攻略ポイント

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皐月賞の裏開催でもWIN5なら避けられない福島牝馬Sの展望と攻略ポイント

牡馬クラシック皐月賞(G1)に注目の集まる今週末だが、福島メインは牝馬のローカル重賞・福島牝馬S(G3)が行われる。馬券を買うなら皐月賞だけで十分かもしれないが、WIN5では対象レースの3つ目。避けては通れないレースだけに何とか突破したい。

女心は何とやらで、まあとにかく荒れるのが特徴。2016年は15番人気マコトブリジャールが大波乱を演出した。昨年こそコスタボニータが1番人気に応えたが、過去10年で1番人気馬の勝利はこの1勝のみ。荒れる前提で予想した方が良さそうだ。

福島牝馬S(G3)福島芝1800

アスコルティアーモ 菊沢一樹

アドマイヤマツリ  田辺裕信
アマイ       丸田恭介
アリスヴェリテ   三浦皇成
エミュー      小沢大仁
ガジュノリ     武藤雅
カヨウネンカ    斎藤新
グランスラムアスク 未定 
ジューンオレンジ  荻野極
シンリョクカ    木幡初也
セキトバイースト  吉田隼人
ピンクジン     未定
フィールシンパシー 横山琉
フェアエールング  丸山元気
ホーエリート    原優介
ペイシャフラワー  永島まなみ
ミスカッレーラ   御神本訓史
ライラック     石川裕紀人

ラズベリームース  未定

荒れることは間違いないのだが、その一方で3番人気が最多の4勝、4番人気が1勝と10頭中5頭は4番人気以内。自信の穴馬を見つけている訳でもない場合は、ちょい荒れくらいの想定がベターだ。前走中山牝馬S組が6頭と敗者復活戦の傾向もある。今年もこの組が狙い目だろう。

アドマイヤマツリ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)

未勝利卒業まで4戦を要したが、そこから戸崎圭太で3連勝。圭太でも勝てるなら本物と期待した初音S(3勝)で2着に敗れたが、これはもう完全にカナテープに乗っていたR.キングと手腕の差だ。

道中の進路取りや仕掛けのタイミングなど、格の違いを見せつけられたが、馬の実力は確かで次走のスピカS(3勝)を危なげないレースで勝ちあがった。強い4歳世代の馬だけに信頼度も高い。地元福島出身のエスパー田辺も頼れる相棒である。

問題はこれがオープン初挑戦のため、重賞戦線で戦ってきた相手に通用するかどうか。それなりのスケールを感じる馬だから壁はないと思いたい。

ホーエリート(牝4、美浦・田島俊明厩舎)

3歳時にフラワーC(G3)2着の実績はあるが、G1戦線では通用しなかった。しかし、自己条件に戻った迎春S(3勝)で牡馬相手に快勝。中山牝馬Sでも勝ったシランケドとアタマ差の接戦を演じた。アテにならないタイプだったが、安定感が増してきたなら頼もしい。

近2走で手綱を取った戸崎から原優介に乗り替わるが、原君は原君で穴党に人気の腕達者。過去に2度コンビを組んだことのある馬なら問題ないはずだ。

ルーラーシップ×母父ステイゴールドの血統も面白い。福島芝1800条件はデビュー戦で3着の舞台。コース適性も後押しする。

フェアエーリング(牝5、美浦・和田正一郎厩舎)

某キチガイサイトで想定3番人気だが、最も勝利に近いのは本馬かもしれない。そもそもデビュー戦の福島芝1800(重)を2馬身差で逃げ切り勝ち。牡馬相手の福島記念(G3)で2着に入った実力は一枚上だ。

懸念材料があるとすれば、相性のいい丹内祐次から丸山元気への乗り替わり。勝ち負け可能なパートナーに乗らず、主戦は皐月賞の人気薄ドラゴンブーストを選んだ。これはこれで騎手として正しい選択ではある。

近走の成績を考えるとここまでが上位人気想定か。

後は戦ってきた相手との力関係

何となく堅そうな気がしてくる福島牝馬Sだが、まとめて負かすならライラック。田んぼ馬場の金鯱賞(G2)なんてのは度外視可能であり、着順が悪く見えてもずっと重賞を使い続けているからだ。しかも騎乗予定の石川裕紀人は1800職人。人気も手頃で絶好の狙い目ではないだろうか。

他に重賞勝ちのある馬は2年前のフラワーSを勝ったエミュー。昨年のマーメイドS(G3)を逃げ切ったアリスヴェリテと永島まなみのコンビ。昨年の新潟記念(G3)で牡馬相手に穴を出したシンリョクカなど。

色々考えだすと悩ましい顔触れかもしれない。