超大物馬主が大波乱のサイン?これ以上被害者を出してはいけない(戒め)【月曜WIN5回顧】
ふざけんなクソ、ふざけんなクソ
京都09R蹴上特別(2勝)ダ1800
割と自信あったんだけどなあここ。前走の直接対決でタガノマカシヤとテーオーライマンの逆転はないとジャッジしたのも成功。想定外で不気味さがあるならハナウマビーチに3馬身差をつけて楽勝しているスーパージョックくらいという見立てで2点狙いした。
スーパージョックが落馬した団野大成から北村友一に乗り替わるアクシデントが発生したものの、机はWIN5の京都ダ1800で最多勝の騎手。むしろ鞍上強化と考えていた方だ。
それでも勝ったのは軽視したはずのハナウマビーチ。松山弘平に巧くしてやられた感である。
というか最大の誤算はガシマンの奇襲。シホノペルフェットなんて逃げる馬じゃないのにスタートから執拗に競りかけてタガノマカシヤと共倒れ。
いや、タガノマカシヤを邪魔するだけに出てきて10着に負けたのだから擁護のしようがない。これでもまだクソスローで誰も行かなかったから行きましたなら分かるんだけどな。
一応戦前の陣営がブリンカーを取るって話をしていたので、馬にやる気スイッチが入ってしまった可能性も否定できないが、なんかあれだな、切羽詰まったウオッカ陣営がダイワスカーレット相手にトーセンキャプテンを送り込んだ秋天みたいな。いや、この両陣営にそこまでの因縁はないやろ。
逃げが得意なガシマンにしても意図的にこんな玉砕はしないはず。厩舎の指示もあったかもしれないね。望来にしてもガシマンを先に行かせて2番手に控える競馬も出来なかった訳じゃないはずである。
うがった見方をすれば「どちらも若手の注目株でライバル心を持っている」からじゃないかな。
ガシマンが3年先輩といっても、こいつらは海外志向も恵まれた脚質も似ている。「こいつには負けたくない」という気持ちが、先に引いたら負けみたいな感情に繋がったのではないかという勘繰りもしてみたい。
当方の見立てでは、前残り馬場に助けられているだけのガシマンよりは、しっかりと乗れている望来の方が上。個人的には西村淳也と菅原明良の評価が高い。
ジョッキーコメント
1着ハナウマビーチ 松山弘平
「流れが速かったので自分のリズムで進めました。長く脚を使って、しっかり前をとらえてくれました」
2着タガノマカシヤ 岩田望来
「2頭で行きすぎました。それでも2着に踏ん張るのですから、能力は相当あります。こういうペースになると最後は苦しくなりますが、力は上位なので、また改めて」
※水面下でバチバチやっててほしい2人である
3着テーオーライマン 高杉吏麒
「ゲートで突進してしまいました。距離も、気持ち短くしてもいいかもしれません」
※それも含めて今の高杉君なんだよな。まだ若いからこれから
4着スーパージョック 北村友一
「スタート良く二の脚もついて、最後もしっかりと脚を使えていました。右にモタれるところが強く出ていましたので、そのあたりは気がかりです」
※中京で強かったからなあ
東京10R昇仙峡S(3勝)芝2400
◎エンドウノハナ○シャイニングソード▲デュアルウィルダーで2→1→3着。WIN5をあえて人気2頭に絞らず高配トリガーを狙った。
デュアルウィルダーはやはり大野君が最大のネックだった。無難に好位で立ち回るレースをしており、特別下手に乗った訳じゃないけど、結果的にも疑って正解だったと思う。
やはり悔いが残ったのはエンドウノハナと津村明秀のコンビ。これ勝てると思ってたんだけどなあ。さすがに直線最後方にいるとは思ってなかったよ津村。。。
ジョッキーコメント
1着シャイニングソード 西村淳也
「ちょっとゲートの中が悪かったが、うまく出てくれた。ペースが遅くて噛むところはありましたが、最後は着差以上に余裕でした」
※前走の川田はエリキングのために後方待機で使い捨てにしていた。今回はハンデ戦ではなく他も58キロだったが、西村淳也は勝つために必要な位置取りでモノにしている。だから自分は川田より淳也の評価が高い
2着エンドウノハナ 津村明秀
「前半は遅かったが向正面から流れてくれたので、自分で動かずに待っていました。最後は良い感じで伸びましたし、この速い馬場でここまで来られたのは収穫です」
※他人任せにしている消極性がモロに出たコメント。遅いうちに自分から動けばよかっただけ。津村はまだまだ勝ちへの執念が乏しい
3着デュアルウィルダー 大野拓弥
「出入りがあって折り合いが難しかった。直線で後続馬に乗りかかられてしまい、もったいないレースになってしまいました」
※大野君が乗る馬は基本もったいない。むしろ外人乗せるくらいドライな結果主義の堀先生が、どうして勝てない大野君なんか乗せたんだろうか
京都10R堀川特別(2勝)芝1800
横山親子ならぬ岩田親子の叩き合い。これは予想記事のタイトルにも使ったくらい。ヤスもオヤジの貫禄と威厳を示したね。
これローランドバローズが外枠なら分からなかったくらいの大接戦。一度はレディーミコノスが先頭に立ったところを差し返しての勝利。WIN5としては「1.6倍」と「6.8倍」で大違いだったのだが、しっかりと人気に応えたヤスの手腕を褒めるべきか。
ジョッキーコメント
1着ローランドバローズ 岩田康誠
「内枠で理想的な競馬ができた。瞬発力もあります」
2着レディーミコノス 岩田望来
「馬は良く頑張ってくれましたが、一頭強い馬がいました。それに尽きます」
東京11RオクトーバーS(L)芝2000
現在の東京で差しが決まる象徴的な結果となった。その理由は、最後の直線で14番手という絶望的な位置からニシノレヴナントが2馬身突き抜けたからだ。
流れも前後半5F59秒7-57秒8(後傾1秒9)のスロー。瞬発力勝負となったことは間違いないが、マークした上がりは32秒9という特筆もの。君どこにそんなギアを隠し持っていたの?
当方の印は◎ラスカンブレス○トーセンリョウ▲ボーンディスウェイだったが、狙った馬がしっかりと2着3着に来ているから、そこそこ読みは正しかったはず。
むしろ勝ったニシノレヴナントが間違っているといいたいほどである。
そう、俺は悪くない。悪くないはずなんだ(笑)
ジョッキーコメント
1着ニシノレヴナント 野中悠太郎
「距離が短くなるので、メンコを外してもらいました。スタートが遅いのはいつもで後ろになりましたが、4コーナーを回ってくる時は抜群の手応えでした。直線で抜け出すのが早くてふわふわする所がありましたが、余裕を持った勝ち方でした」
※失礼ながらこれまでの騎手もなかなか。一度は降ろした野中悠太郎にチャンスを与えるところも情に厚い西山オーナーらしいところだ。
西山オーナーはセイウンハーデスという看板馬も所有。ノーマークのニシノレヴナントが府中の2000mでこんな走りをすると盾を意識したくもなるね。賞金的に出られるかどうかだけんどもなあ。
一度取材でお会いしたことあるけど、いかにも昭和の大御所って感じで面白い御仁だったよ。今じゃSNSでインフルエンサーになったから、癖の強い発信で敵も味方も増えたかも。
ちょっと前にも従業員が騎手の同担で揉めた相手とトラブってたのを仲裁する采配で話題になってたよね。これももしかしたら激走のサインだったか(無理
にしてもあのネロから、こんな産駒が出てくるとはなあ。つかみどころのない馬だったよねえネロってさ。
キャプチャ1枚で収まらないキャリア。芝ダートの短距離を使った孝行息子である。こんな馬の産駒が芝の中距離を走ってるんだから不思議だ。これは馬主(うまぬし)冥利に尽きるね。
2着トーセンリョウ 鮫島克駿
「いいポジションを取れたし、あそこからでも脚を使ってくれる雰囲気でした。この時計で走っていますし、勝ち馬を褒めるしかないかな、という感じです」
※克駿はみんなが思ってるほど下手じゃないよ^^
3着ボーンディスウェイ 木幡巧也
「東京でこれ以上は早く仕掛けられないですから。切れるタイプではないので、もう少し前に行っても良かったかもしれません。前に行って頭打ちだったので、今日は新たな一面を出せたと考えれば良いのかもしれません」
※レース中は気付かなかったけど、位置取り見たら直線で14番手。しかも上がりは33秒4!なんでや阪神関係ないやろ。
てっきりいつも通りの逃げ先行粘り込みだとばかり。去年は3番手からだったもんな。
馬場が明らかに違うことまで分かる。
畑中葉子もびっくりだ。※おじさんですがよく知りません。もうちょっと上の世代の人だと思う。
WIN5の結果(10月13日)
シェアがわずか1.7%だったニシノレヴナントの勝利で大虐殺も発生。土日とも5番人気以内で決着していたから、3レース終了時点でまた続くのかなと思っていたのが急変である。
さすが汚いJRA!競馬民の心を弄ぶJRAを許すな!!!(笑)
いや、むしろ最大の驚きは土日月3日間の売上げだ。
初回の土曜は3億6000万程度だったのに、キャリーで注目を集めた日曜は23億6000万。ところが富豪買いする連中が本気を出した結果、1票6億円も出ないままキャリーもなし。
まともな思考をしていれば、本来なら土曜以上に大荒れでキャリーになるはずの日曜がならなかった現実で目が覚めるはずなんだ。
にもかかわらず、「4億7500万円とか出るんだ、すげー!」「よーし父さんもWIN5買っちゃうぞー」とはならん。常識的にならん。そこはもっと冷静になれ。
俺たちが血と涙を流している裏で高笑いしているのは誰だ?JRAだぞ。あいつらは売れれば売れるほど、何の苦労もせずに3割搾取していくだけ。
ワイは日月の2日間でもしんどかった。サイトの更新だって2倍の仕事量になるし、何にも考えないで搾取されていく仲間をみるのもしんどい(大嘘
要は勝てばいいだけの話なんよ(そうかもしれない
そうなんだよ、俺たちは反面教師として価値ある犠牲者を演じているに過ぎない。
おじさんの買い目
ーーーーー京都9ーーーーー
◎タガノマカシヤ 2着
ーーーーー東京10ーーーーー
○シャイニングソード 1着
◎エンドウノハナ 2着
▲デュアルウィルダー 3着
ーーーーー京都10ーーーーー
◎ローランドバローズ 1着
○レディーミコノス 2着
ーーーーー東京11ーーーーー
○トーセンリョウ 2着
▲ボーンディスウェイ 3着
ーーーーー京都11ーーーーー
◎オフトレイル 1着
ワイは頑張ったよ。買いたいレースだけ買えばいい普通の馬券なら楽だけど、やりたくないレースまでやらされるからWIN5はタチが悪い。
しかも、普通の馬券なら5レース中の1つでも大勝ちすれば勝ち確できるのに、WIN5は4つまででは即死と同じ扱い。
2日分の原稿を書いて疲れたので今日はこの辺で。















