【フラワーC(G3)】またもやキズナ! 12番人気アブレイズが波乱起こす「オークス惑星」爆誕

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 3日間開催の重賞1発目となる20日、金曜中山メインの第34回フラワーC(G3)は12番人気の大穴アブレイズが大波乱を起こした。ブレイク中のキズナ産駒はこれで3歳世代の重賞4勝目となり、ハーツクライに並んだ。藤井君はJRA移籍後、これが重賞初勝利となった。

 アブレイズの単勝は7930円。波乱の主役は12番人気のキズナ産駒だった。一見、参考外にも思える大荒れも、レースの中身には見どころ十分。上位人気に支持されたのは例年より好メンバーが揃っていた。

 レースは石川君のナリノクリスティーが逃げ、アブレイズは2番手を追走。内の3番手にクリスティ、外目を横山典のシーズンズギフト。これにトリンカディラが続き、ショウナンハレルヤ、外にポレンティア。

 隊列は先行集団がいてその後ろにレッドルレーヴ、さらに開いて後方集団となった。

 4コーナーから直線にかけて後続が一気に仕掛けて来て捲くるような格好に。レッドルレーヴは進路の確保に促しながら上がっていかざるを得ない状況に。だが、典のシーズンズギフトは動かずに追い出しを待った。そのため、池添のポレンティアは外に出す進路がなく内へ切り込んでいく。

 内にいたショウナンハレルヤの田辺は開いた進路を上がるだけのところに外からポレンティアが割り込んできてぶつかり合い。アブレイズは先頭に立ってそのまま押し切りを目指す。クリスティ、シーズンズギフトが追い上げるも差は縮まらないままゴール。

 外枠から内へ切り込んで距離のロスなく走らせた藤井君の好判断も大きかったが、早めの先頭から追撃を凌ぎ切ったアブレイズの強さも目立った。アブレイズはこれで2戦2勝の無敗のまま重賞勝ち馬に上り詰めた。

 今日の内容から桜花賞に向かいそうな馬はいないが、オークスに向けては収穫がありそうな雰囲気もあった。

フラワーカップのラップ構成

12.6-11.5-11.7-11.8-11.6-12.1-12.5-11.8-12.6

35.8-47.6-59.2
60.6-49.0-36.9

前半淀みなく流れて、後半もL2で一気に速くなってL1は前が止まっている。

行ったままだったのかというとそうでもなく、2番手から抜け出したアブレイズは強い競馬。

後方から伸びて来たレッドルレーヴ、チェスナットドレスも見どころはあった。

アブレイズの強さはどこにあったのか

 京都の新馬2000mを6番人気でデビュー勝ち。勝ち時計2.05.6は平凡。0.3秒負かした2着コンフィテーロは次走の未勝利戦では、ヴぁリッドブラックから0.6差の4着と強さの裏付けもない。

 データ的にも買い要素は皆無。唯一買える理由があるとしてもブレイク中のキズナ産駒という程度だった。とはいえ、鞍上の藤井君はこれまでJRAでこれといった成績も残せておらず、重賞も未勝利だった。

 これでは予想で1着を警戒しろというのはかなり難しい内容だったのも仕方がない。しかし、強い勝ち方だったし、評価はしておくべき。確かに近走でジャンダルムなどもそうだが、池江厩舎の馬に乗せてもらえるようになっていたのは、気付いていた。

藤井君は褒められてもバカ二人はとても褒められない

 ファンが大事なお金をかけてその馬の馬券を買っているのに、喧嘩のようなぶつかり合いをした田辺と池添。

 進路的には内の田辺に優先権。直線入り口でショウナンの方が前にいる。この状況で外から内へ切れ込むのは池添がルール違反だろう。

 進路の優先度は内の馬、前の馬にあるわけで、外にいて後ろにいたのだから池添が悪い。

 仕掛けを待つのは結構だが、待ったが故に外の進路がなくなって内しか選択肢がなくなったのだから、それが嫌なら典の外に出すしかなかった訳で・・・。

 まあずっと外の斜め前を典がうろちょろしていたから出せなかったのはわかるが、レッドルレーヴのヒューイットソンなんかは、それでも頑張って進路を確保したのだから。

レース後のコメント ※ラジオNIKKEIより

1着 アブレイズ(藤井勘一郎騎手)
「前目の競馬をと決めていました。スタート次第のところがあるのですが、スタートが決まって楽に2番手につけられました。キャリア2戦目でレースになれていないのか、フワフワするところがありましたが、かえって息が入りました。2戦2勝とまだ底を見せていませんし、トリッキーな中山コースや坂も経験できました。京都とはまた違ったコンディションで、結果が出せたのは大きいです」

藤井君はまさにしてやったりだろうが、今日の中山の芝はとにかく前が残る競馬ばかりだった。少し前は差しが目立っていたのが一変。結果的にすべてがうまくハマった感じだが、そうはいってもこの勝利は評価できる。求めよ、されば与えられんを体現する騎乗。

2着 レッドルレーヴ(L.ヒューイットソン騎手)
「最後の50mで脚色が一緒になってしまいました。精神面は素晴らしいものがあり、体はこれから良くなってきそうです。将来が楽しみな牝馬だと思います」

勝負どころで外から一気にまくって来られて、岩田アミ―クスに締められそうになったところを何とか抜け出した。あのタイミングで仕掛けていなければ進路がなくなる恐れがあった。走破距離を考えると敗れてなお強し。

3着 シーズンズギフト(黒岩陽一調教師)
「外枠なりに良い位置につけられましたが、ペースが遅く厳しい競馬になりました。普通なら我慢させるだけの競馬で終わるところで3着に来るのですから、評価できます。今日は枠と展開が向きませんでした」

前に行き切るわけでもなく、下げるわけでもなく、終始外々を恐る恐る乗る無駄の多い競馬。挙句、内を締めて、結果的にポレンティアの進路もなくなった。典ちゃんにしてはいまひとつ意図の見えない不可解騎乗。

4着 チェスナットドレス(石橋脩騎手)
「3から4コーナーの馬場が良くないところもロスなくしっかり走れていました。終いも脚を使ってくれて、上手な競馬をしてくれました」

これまでの先行策から一転して後方待機。調教師の指示かもしれないが、後ろ過ぎた感。

5着 クリスティ(吉田隼人騎手)
「3コーナーで勝ち馬についていけるかと思ったのですが、手応えが怪しくなってしまいました。使いつつの方が良いタイプなのかもしれません」

あの位置あの流れでこれでは完敗。

7着 ポレンティア(田中博康調教師)
「スタートはしっかり出てくれたのですが、終始窮屈な競馬になってしまいました。直線でも他馬との接触がありました。ジワジワと長く脚を使うタイプだけにこうなってしまっては持ち味が生きませんでした」

あんな強引にぶつけに行かなくてもよかった。内にしか行けなくなったのは池添の判断が悪かったことが原因。外を回してでも普通の競馬をするべきだった。ファンをバカにするにも限度がある。

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