目次
■新潟10R阿賀野川特別（2勝）芝2200 ※逃げ不在
実績的にサトノシュトラーセが断然。
京都2歳Sでは後のダービー馬ダノンデサイルにも先着した。
ただ、その割に毎日杯も青葉賞もラジオNIKKEI賞も物足りなさ。
しかも外枠で落ちぶれてしまっているミルコ。
全盛期なら迷わず1点ってくらいだが
今のミルコはもはや別人だよなあ。
そこで抜擢したいのは先生のピースワンデュック。
デビュー戦こそ軽量牝馬の前残りを許したが
2戦目から逃げに転換して連勝。
秀逸だったのは2戦目の未勝利戦。
持ち時計を3秒詰めた上に上がり最速の5馬身差で逃げ切った。
続く3戦目にしても東京の芝2400mを押し切るスタミナも証明している。
新潟の芝2200mは内回りで直線も外回りの660mに比して360mと短い。
先手を取れるスピードもあるなら10番枠程度は問題ないだろう。
先生が3戦連続で騎乗しているように手もあっている。
展開も向くのではないか。
バッデレイトは2戦2勝だが、相手関係が弱い。
子猿からルメールに鞍上強化されて人気するだろうが
こちらはあくまで保険の扱い。
アスクナイスショーは2走前に富田がやらかして
前走は菅原の好騎乗で勝った。
これは菅原増しの関係であって
石橋脩の今回は明らかにパワーダウンする。
それならまだ津村のオリエンタルナイトだが
こちらはこちらで連勝中といえども負け過ぎた。
素質馬相手には足りない計算だ。
◎ピースワンデュック
○バッデレイト
▲サトノシュトラーセ
△オリエンタルナイト
×アスクナイスショー
■札幌10R知床特別（2勝）芝1200
荒れやすい芝1200m戦で要警戒。
これは悩ましいなあ。
単純に額面だけで見れば
ナムラローズマリーの2着3着。
エリカカリーナ、シカゴスティングと
いきたいところだが胡散臭い。
何しろこのレースは内でミズノコキュウがドン詰まり。
その間に入れ替わった着順だからだ。
じゃあ不利がなければ勝てた計算のミズノコキュウだが
次走であっさり敗戦。
しかも展開的に番手からロスなく走って
マルプリにも交わされてコナブラックの3着だった。
つまりこの3頭は危険な人気馬かもしれないってことだね。
となると俄然、不気味に映るのはその他の組である。
先述のコナブラックが勝った札幌スポニチ賞のタイムは
稍重で1分9秒3．
同日の最終レースを勝ったヒラボクミニーは1分9秒4で0秒1差。
タイム的にはマルプリやミズノコキュウと一致。
優劣の比較は難しいか。
では函館芝1200m組はどうか。
スミレファーストの前走は1分9秒7で
同日のポエットリー（2勝）の時計を上回った。
このポエットリーは6月函館でスミレを0秒1負かした馬。
ならそこそこ評価してよさそうか。
で、次に気になったのはメイショウミリオレ。
高杉で連勝中だが今回は斤量の恩恵がなく2キロ増。
勝ち方は面白かった。
不気味なのはエスパー田辺のカピリナかもしれない。
6戦1勝馬（2.3.0.1）だが、前走は初芝で勝利した。
しかもゴール前は楽勝過ぎて戸崎が後ろを振り返ったほど。
ということはまだまだ時計は詰められそう。
しかもこのときは1分8秒7で圧勝している。
ちなみにこれは翌日の福島テレビ杯（OP）を
勝ったカリボールの1分8秒8より0秒1も速かったのだ。
時計がすべてじゃないことは土曜にトーセンエスクードが
1分8秒2で勝っていることでも認めるが
この馬はなかなか強かった。
まとめて負かしても驚けないかも。
◎カピリナ
○スミレファースト
▲シカゴスティング
△エリカカリーナ
×ミズノコキュウ
■中京11R CBC賞（G3）芝1200
データの記事でも触れたけども
CBC賞は近4年で勝ち馬はすべて逃げ切り。
昨年も7番人気ジャスパークローネが逃げ切った。
もちろん、中京は昨年のみで
20年ラブカンプーは八百長馬場だった阪神。
21年ファストフォース、22年テイエムスパーダは小倉。
ただこれ共通点があって
どれもこれも明らかに八百長超速前残り馬場である。
そこで改めて思い出さなくてはならないことがある。
先週の小倉（中京）記念でリフレーミングが
1分56秒5のレコードを出していたことだ。
それまでのレコードは
当時も八百長超速前残り馬場だった金鯱賞。
そう、あれだよあれ。
22年3月の金鯱賞ね。
1分57秒2で2馬身半の逃げ切り勝ちだったよね。
これがなぜ意味を持たなかったのかというと
同レースで0秒8も離されていたポタジェが
その後の大阪杯を勝っちゃったからね。
実力通りもクソもないうんこ馬場だったことも証明されたよね。
で、そんなレースでマークされたレコードが0秒7も更新されちゃったの。
もうこんなの八百長前残り馬場で決定だよな。
ん？リフレーミングは差し切りだろって？
あーそれね、中距離で差しが決まっているのは
先週の段階で傾向として出ていたんだわ。
ポツンしたベラジオボンドも最後方から差し切っちゃったもんね。
それを見越した上で土曜中京の芝短距離をチェックしていたんだが、
1Rから芝1200で逃げ切り勝ち。
最終は捕まったけど逃げ馬は2着。
メインの豊明S（3勝）芝1400は、番手抜け出しで1分19秒0のレコード。
やっぱそういうことじゃん。。。
ラップも33秒0－34秒7の前傾で前残り。
こんなんもう予想なんかせん方がええよ。
まず過去10年で56.0キロまでしか勝っていない。
56.5キロからもうダメ。
10年中4年は牝馬が勝っている。
高速化と前残りが顕著になりつつあるのはどうしようもない。
これがJRAと馬場造園課のやり方なんだから。
当方も文句は言っているけれど馬券のためにアジャストしているだけ。
追い切りはもうひとつだったがレッドヒルシューズは押さえるか。
ファストフォースの団野だもんね。
キタノエクスプレスは評価しないよ。
この馬を評価するなら
4走前に負けた相手のグランテストも評価しないといけない。
おじさんはこいつも買いません。
バースクライとどっこいって感じ。
斤量に目をつむるならジャスティンスカイかな。
秋色Sでレッドモンレーヴ、アヴェラーレ、ゾンニッヒ、アルナシームらを撃破した。
この馬って器用さもないし、乗り難しそうなんだよなあ。
前走の函館SSなんかレースに参加すらできてなかった。
今回は得意の左回りで大箱。
なぜこいつが魅力なのかというと
鞍馬Sが秀逸だったから。
2着プルパレイはUHB賞を勝ち
3着カリボールは福島TVOPで戸崎のエターナルタイムを撃破。
負かした相手がボチボチ強いの。
でも56.5キロからダメじゃん？
となるわけだが、その鞍馬Sは58キロを背負って
1分6秒9で走破してるんだよな。
中京芝1200のレコードはメイケイエールの1分6秒2だけど
これは超絶うんこ八百長馬場だったし。
1分6秒6で走ったファストフォースが宮記念勝ったならまあ。
そういう意味では58キロから57.5キロは許せるという結論。
言わずもがなの持ちタイム1位や！
と言いたいところだが、アネゴハダが49キロで1分6秒4ってのがあったわ。
アグリは勝ち負けよりも叩き台だろうなあ。
転厩初戦だし58.5キロで勝てるならもっと勝ってるよ。
◎レッドヒルシューズ
○スズハローム
▲ジャスティンスカイ
△バースクライ
×アネゴハダ
■新潟11R NST賞（OP）ダ1200
はい、ダートは誤差の出る芝と違って時計優先。
近1年で持ちタイム順に並べると以下。
1分10秒1 メタマックス 3着
1分10秒3 メズメライザー1着
まずはこの2頭かな。
で、メタマックスに楽勝したマニバドラ。
当然ながら昨年の勝ち馬アルファマム。
でも53キロから3キロ増量した56キロの上に
ゴ三浦師匠というのは気になるね。
4人気以内のダートという許容条件はあるけどさ。。。
あ、そうだった。
オープンはハンデの重い順から買えっていうネタあったね。
デュアリストはNST賞負けてばっかだから終わったとして
後はそのまま評価していいかもね。
◎マニバドラ
○メタマックス
▲アルファマム
△ロードエクレール
×メズメライザー
■札幌11R札幌記念（G2）芝2000
はい、今回の最終関門っす。
札幌記念は荒れるときってなんとなく分かる。
今年は荒れんよね。。。
ただプログノーシス1点ってのだけは
ウィンファイヴァーとして気乗りしない。
あっさり勝つかもしれないが
こんな1倍台の馬を拾ったところで安いに決まってる。
コイツも懲りねえなあと思われるだろうが
一応裏付けも用意している。
というのも札幌記念って
1番人気が勝てないレースだからさ。
去年のプログだって2番人気だったでしょ？
さて、過去に飛んだ1番人気を振り返るよ。
14年2人気ハープスター（2着ゴールドシップ1.8倍）
15年5人気ディサイファ（8着トーホウジャッカル2.9倍
16年5人気ネオリアリズム（2着モーリス1.6倍）
17年6人気サクラアンプルール（3着ヤマカツエース2.7倍）
18年2人気サングレーザー（2着マカヒキ4.3倍）
19年3人気ブラストワンピース（3着フィエールマン2.3倍）
20年2人気ノームコア（3着ラッキーライラック1.9倍）
21年2人気ソダシ（2着ラヴズオンリーユー1.9倍）
22年3人気ジャックドール（5着ソダシ3.3倍）
23年2人気プログノーシス（6着ジャックドール2，3倍）
さらに遡っても1番人気で勝ったのは11年トーセンジョーダン。
てことはもう13年も負けてるってことなのね。
かといって負かせる馬がいるのか？
となるわけだが、さすがにこのメンツじゃ家賃が高いか。
いや、いるよ本来なら格上の馬が。
そ、シャフリヤールでご名答。
去年惨敗したのは喉の疾病と力のいる渋った馬場。
あんなの道悪の鬼でもないと好走しねえわ。
むしろディープ産駒は苦手なはずだが
プログが例外なのかもね。
シャフリヤールは豊なのもいい。
もうそれほど信用できる騎手じゃないけども
こういうときこそいやらしい。
ピーク過ぎた馬がドバイシーマクラシックで
リバティアイランド、ジャスティンパレスに完勝するかい？
問題は休み明けと状態ってところだったのだが
少なくとも追い切りはかなりよく見えた。
相手はプログだけ。
何よりの朗報は台風が大したことなくて
土曜が良馬場開催だったこと。
幸い日曜も天気は晴れで良馬場が望める。
これはもう馬単1点。
4番◎シャフリヤール→11番○プログノーシス
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