エリカエクスプレスは要注意…女の子のアレは大きくても小さくてもダメ!【桜花賞】
今回は少し趣向を変えたテーマの記事を書いてみたい。
それはうら若き3歳牝馬の乙女たちには少々失礼ながら、男ならみんな大好きなアレについてである。大きいのから小さいのまで色々あるが、おじさんが貧乳マニアなのとはまた別のお話だ。
もう30年以上競馬を見続けている当方だが、近年の桜花賞(G1)で少しずつ気になっていることがある。先週の大阪杯(G1)でもデカい馬が好走する傾向について触れたが、これは桜花賞でもより顕著になりつつあるのだ。
あれ?なんかおっきくなってるよ
まずはこちらをご覧いただきたい。
キリのいいところという意味合いで2000年以降の桜花賞勝ち馬を調べてみたところ、体感的に優勝馬の馬体が徐々に巨大化しているのではないかという推察が浮かんだ。
それがもっと顕著になったタイミングは2012年のジェンティルドンナを境にだろうか。この年を最後に460キロを下回る馬の優勝事例が途絶えている。単なる気のせいかもしれないけれど、データ理論派としては軽視できないデータとなる。同じように阪神ジュベナイルF(G1)においてもほぼ傾向は一致している。
ほらまあ何となくよ?何となくだけど気になって調べると本当にそうだったのだから仕方ない。
人間と同じように競走馬の飼料も進化が進んで、より栄養を吸収しやすく肉体の大型化が進んだのではないかという妄想もしたくなるわけだ。
小さ過ぎてもダメだし大き過ぎてもダメ。牝馬は500キロを超えちゃいけない。13年アユサン以降の最軽量は462キロで最重量は494キロだった。視覚的にわかりやすくするために表にしてみるよ。
ーーーーー6頭ーーーーー 462キロ ステレンボッシュ、アーモンドアイ 464キロ レッツゴードンキ 466キロ リバティアイランド、デアリングタクト、レーヌミノル ーーーーー4頭ーーーーー 470キロ スターズオンアース 472キロ ソダシ 476キロ グランアレグリア 478キロ ハープスター ーーーーー2頭ーーーーー 484キロ アユサン 494キロ ジュエラー ーーーーーなしーーーーー 504キロ メジャーエンブレム(1人気4着) 514キロ クイーンズウォーク(3人気8着)
こうやって見ると460キロから470キロ台が12年中の10年で大多数。このゾーンが桜花賞馬のイメージに近いのかもしれない。
ではみなさんお待ちかねのファクトチェックです。今年の登録馬の前走馬体重を加えたものがこちらになります。
桜花賞出走予定馬の前走馬体重
当日にこれ以上増えないかどうか
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マピュース 田辺裕信 494
ダンツエラン 団野大成 492
ーーーーー許容範囲ーーーーー
アルマヴェローチェ 岩田望来 484
チェルビアット 北村友一 484
エンブロイダリー モレイラ 482
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ヴーレヴー 浜中 474
リンクスティップ デムーロ 472
ナムラクララ 西村淳也 470
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当日に460キロの壁を越せるかどうか
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エリカエクスプレス 戸崎圭太 456
トワイライトシティ 松山弘平 454
プリムツァール 津村明秀 454
ボンヌソワレ 川田将雅 448
ランフォーヴァウ 坂井瑠星 448
ウォーターガーベラ 武豊 446
クリノメイ 酒井学 446
ショウナンザナドゥ 池添謙一 442
ビップデイジー 幸英明 434
ブラウンラチェット 横山武史 428
あくまでデータと傾向をテーマに分析しているだけなので、こんな話もあるんだねくらいに考えてもらえばいいと思う。
あなたの狙っている馬はどうでしたか?