ダービー前に難解なレース…安土城S攻略の決め手は?【WIN5】
ここは広げたい
京都10R安土城S(L)芝1400
ダービーデーということで特別待遇の番組構成。いつもなら京都11Rのところを前倒しで10RがWIN5対象レースとして行われる。よって11Rの白百合S(L)は、地上波の放送が終了した16:05発走となる。
まあそれ以前に東京最終の12R目黒記念(G2)が17:00発走なのだから、取り返したい競馬民の心をいたぶるJRAらしい所業だろう。
でまあやっぱり難しいレース。ここ最近最終関門前に立ちはだかっているのが、荒れている京都のメインだからだ。10Rと11Rの違いなんてのは関係なし。そんなのはJRAの都合であって、やってることは変わらない。
血統的にディープ系が穴を出すレース。今年のダービーは荒れそうにないから、ここで生き残ってこそ。リーチを達成するためにも網は広げたい。
過去5年の勝ち馬は順に24年角田大河の6番人気エイシンスポッター、23年鮫島克駿の1番人気ママコチャ、22年坂井瑠星の6番人気エントシャイデン、21年岩田康誠の3番人気クリノガウディー、20年川須栄彦の9番人気エントシャイデン。9→3→6→1→6番人気でエントシャイデンは1年置いて連覇を達成している。今年はリピーター不在のため、エントシャイデンのパターンはなし。
かといってスワンS(G2)などの同舞台は注意しておきたい。ただ同距離よりは距離短縮や距離延長組の方が勝率が高く難しい。不思議なことにマイラーズC(G2)は未勝利で相性がよくない。
にしても実力上位の前走重賞敗戦組も愛知杯(G3)で10着コラソンビート、15着クランフォード、福島牝馬S(G3)14着ペイシャフラワー、マイラーズC8着レイベリング、エプソムC(G3)15着ラケマーダではアテにならなさそう。
これならまだオープンやリステッドで掲示板くらいの方が期待できるか。
また、少し引っ掛かるのは先週のメイン・都大路S(L)が前残りしたように、馬場が読めなくなっていること。このところの差し馬場なら後ろの馬を狙いたいところだが、これでは逃げ先行もバカに出来なくなった。
色々と悩ましいレースになったが、ディープ系の血統が好走する傾向は思い出す。出走馬の中でディープ系はグレイイングリーン、ヤマニンサンパ、アスクワンタイムの3頭。これは真っ先に押さえておく。
昇級組は苦戦すると見てバウンシーステップは消す。多少強気に飛ばしても中距離を走っていたスタミナが役に立ちそうなアナゴサンを押さえるか。
本命にはジョウショーホープを抜擢する。前走大野君でも好走するなら通用してもおかしくないはずだ。
◎ジョウショーホープ
○アナゴサン
▲アスクワンタイム
△グレイイングリーン
×ヤマニンサンパ