函館記念、ラジオNIKKEI賞も穴狙いでOK?問題は誰を信じればいいのかだ【WIN5予想】
やる気がないように見えても当てる気はある
今週末から本格的な夏競馬がスタート。馴染みのない馬たちが大量に出走し、どんぐりの背比べのように能力比較も難解を極める。
当方の予想は言語化の成功が可能か否かで精度も比例する。熱心な読者は既に承知だろうが、自信のある時は長文でファクトを用意する。つまり、短文で仕上げている予想は自信のなさの裏返し。以上を踏まえた上で今週の予想をご参照いただきたい。
小倉10R西部日刊スポーツ杯(2勝)ダ1700
正直、意味不明なメンバーばかり。どれが勝つのかというより騎手次第で着順が前後するのではないかという想いの方が強い。
そこで採用したのは騎手買い。この条件得意な幸英明と団野大成を優先する。これにクーヴェルナイユ、今週がラスト騎乗の水口優也が騎乗するハリーケーンを押さえたい。
◎ハリーケーン
○オースミリン
▲バトンインディ
△グーヴェルナイユ
×ストームバンガード
福島10R鶴ヶ城S(3勝)ダ1700
こちらは3勝クラスとあって、小倉10Rより質の上がったメンバー。デコラシオンが人気しそうだが、芝でも毎回人気先行で勝てなかった馬。ロードカナロア産駒でダートの適性はあるだろうが割に合わない感じ。
唯一のWIN5リピータはティアップリオンだが函館や札幌のダート1700はリンクしない。あくまで小倉と福島が連動するだけである。
ここは割と絞りたいところ。そういう時に頼りになるのが関東遠征ダートの森ハゲ。これはもうWIN5で高配当を狙うときのお約束だ。鞍上の丸山元気ちゃんもそこそこ悪くない成績を上げており、信じてみたい。
今年のWIN5でダート全敗のルメカスさんをどうするかという話になるのだが、そろそろ警戒しようかなと思う。
10年ぶりの福島参戦でも外枠を引けたのはいい。厩舎も自信のコメントを出しているなら勝たれても文句は言えない。先週は消したが今週は買うことにする。どうせメインじゃ買わない。
◎ジャスパーロブスト
○ソレルビュレット
▲デコラシオン
△グレノークス
×クーアフュルスト
どうすっかなあと思ってるタイミングでエーティーマクフィが青姦Sを勝っちゃったぞ。この馬は逆にダートで惜敗続きだったのが芝で一変。2点でもって思ってたけど、もう少し考えるか。
函館11R函館記念(G3)芝2000
前走重賞敗戦組、内枠、234番人気くらいというのが函館記念の定番だった気がする。
今年該当しそうなのは丹内のマイネルモーントか。正直、現在の武史にハヤテノフクノスケで断然人気は気乗りしない。本稿を書いている時点では1倍台とかありえないだろう。
実力と実績ではアナル、いやアルナシームとハゲ散らかしたいところだが、トップハンデ59.0キロを背負って受けて立つタイプでもないだろう。ハンデの芝重賞を59.0キロで制したケースもなくはないが、日経新春杯のヴェルトライゼンデや新潟大賞典のカラテくらいじゃない?
ということであと気になるのはヤスのディマイザキッドくらい。割と面白そうなんだよなこの馬。
ヤスは上半期のWIN5で不振だったけど、北海道開催は得意。そろそろ空気を読まない一発があっても驚けないだろう。
◎マイネルモーント
○ディマイザキッド
▲マコトヴェリーキー
△アルナシーム
×ハヤテノフクノスケ
小倉11R佐世保S(3勝)芝1200
ここは毎回狙っているミルテンベルク。相手も弘平のレッドエヴァンスでいいんじゃねえの。マギレがあるなら松若風馬のリシャールケリー、幸のトールキンくらいか。ところでヤマニンアンフィルってヤマニンウルスの姉ちゃんなんだね。
◎ミルテンベルク
○レッドエヴァンス
▲リシャールケリー
△トールキン
×ヤマニンアンフィル
福島11RラジオNIKKEI賞(G3)芝1800
1番人気ですら前売りオッズで単勝5倍超え。誰もが頭を悩ませているのだろうが、こういう時に限ってそんなに荒れないのもWIN5。ういんごってさ、基本的に1倍台とかを疑って、混戦のレースは比較的上位人気でまとめるのが合っている。
人と同じことをやってちゃ高配当なんか取れやしない。大金とは大量の屍の上に成り立っているのだから……。
やる気がないのは仕方ないとして、一応このレースは既に多少の精査を終えている。まあ福島といえば大体は圭太ちゃんと地元出身エスパー田辺の対決よね。
ただ圭太ちゃんの場合は馬質に乗っかってしょうもない勝ち星を量産する代わりに、重賞とかの大事なところは勝てない。と言いたいところだけども友道康夫厩舎がいい。友道先生は今年のWIN5で調教師リーディングトップ。圭太ちゃんを乗せても何とかなってしまう可能性がある。
意外だったのはビーオンザカバーとエーオーキングの人気差。直接対決で1勝1敗にもかかわらず、6番人気と12番人気とかなりの差が開いた。大野君下手糞なのは知ってるけど、相手もエスパー田辺だしなあ。
トレサフィールは典ちゃんの応援も兼ねてってところ。2月と5月の東京芝1800mを連勝。未勝利戦は同日に行われた共同通信杯(G3)と0秒5差。間違って評価しそうだけど、向こうは余力十分に末脚を余した上がり33秒7で、こちらは同じ前半1000m60秒0で上がり34秒7。明らかに比較対象になるレベルじゃない。1勝クラスの勝利も稍重でレコードの出たエプソムC(G3)と同日だった。
ん?あれ?これ精査したら別に強くもなんともないぞ。点数削るのもありだなあ。
まあ比べる相手がマスカレードボールとレコード更新のセイウンハーデスではね。見劣りするのは仕方ない。
◎バズアップビート
○ビーオンザカバー
▲トレサフィール
△エーオーキング
×センツブラッド