目次
■阪神09R明石特別（2勝）芝2000 ※逃げ不在
1着○テーオーソラネル
2着×スカイフォール
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1枠1番を引けたテーオーソラネル。
出遅れでもなければ恫喝して先手を取れそうだ。
ただ、前走は4キロ減量の新人で前残りの楽勝だけに
生姜君に替わるからといって飛びつくには信頼度が足りない。
スカイフォールは休み明けの典ちゃんが
まともに乗るかどうかが怪しい。
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すんなりハナを奪ったテーオーソラネルが楽勝。
勝ちタイム1.59.1/34.0良
前後半5F：61.5-57.6（後傾3.9秒）
どう考えてもクソスローの行ったまま。
1倍台の断然人気がこんなペースで逃げたら
後ろの馬がどうしようもなくなるのは当然。
やる気があるのか問い詰めたいレベル。
典ちゃんも悪くはなかったが
2番手を追走していながら
勝負どころで下げたのは不可解。
ただ、こんなのを見せられたら
大阪杯はジャックドールで鉄板じゃねえのと思った。
実際、これを見てボックス馬券だけでなく
ジャックドール軸の馬券も買い足した。
■中山10R両国特別（2勝）芝1600 ※逃げ不在
1着◎ラズベリームース
2着▲ホウオウプレミア
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良血ホウオウプレミアに人気が集まりそうだが、
あえて狙ってみたいのはラズベリームースの方。
この馬は3歳の頃から目を付けていた。
津村が人気しなくとも最近の津村は変わった。
積極性も増して勝つ競馬を出来るようになりつつある。
脳筋内田君や詰めの甘いロードなら十分戦えるのではないか。
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ここは読み通りに津村が勝ってくれた。
ラズベリームースもこのクラスで燻ぶる馬じゃないだろう。
Twitterでも最近特にツイートしているが
津村の中で何かしらの意識改革があったのではないか。
この前のマーチSのハヤブサナンデクンも
東風Sラインベックも福島牝馬のアナザーリリックも
12番人気シュリで2着の関屋記念もそう。
ポジションが一列二列前になった。
当方も下手糞こそ逃げろと言っているが
それを実際にやってくれるようになってきた。
個人的には今の武史より津村の騎乗を見ている方が面白い。
■阪神10R心斎橋S（3勝）芝1400
1着－メイショウホシアイ
2着○ヒルノローザンヌ
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ここはさすがに悩む。
ケデシュは前走で不可解な敗戦。
引っ掛かって外からまくったところで
バッタリと止まってしまった。
ガシマンから子猿に乗り替わりも微妙。
そのガシマンが乗るアルナシーム。
能力の高さは感じても
安定感のなさも怖い。
思い切って典ちゃんでもスーサンアッシャーに期待する。
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9Rと同じく阪神の前残り馬場は健在。
これが短距離なら尚更前が残る。
イーブンラップで垂れたウインアキレウス
ビアイ、シゲルカチョウは完全に力負け。
メイショウホシアイは菱田が好騎乗。
馬はヒルノの方が上だが、この馬場じゃ後ろからは届かない。
菱田で連勝した馬が望来や祐一で勝てなかった。
再び菱田に戻って復活したんだから合っている。
ちょっと菱田は見直した方がいいかな。
■中山11R美浦S（3勝）芝2000
1着－テーオーシリウス
2着－エンペザー
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武史の騎乗で人気しそうなサンストックトンだが
急に流れが悪くなった。
2走前は和生に絡まれて仕掛けが早くなり
グランオフィシエに敗戦。
巻き返し急務の前走は、
得意の東京ながらクソスローを後方待機で完敗。
このクラスではどう乗っても
誰が乗っても勝てるという訳でもなさそうだ。
また、武史も並の激しいタイプで
一度落ち込むと積極性が無くなる。
2000自体も0.3.1.1なら信用し切れない。
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勝ちタイムは1.59.7良
逃げ馬の上がり35.8に対し
最速は33.8のクソレース
まさに人災アンド人災
5F60.8-58.9なんだから
後ろの馬が届く理由もない
大逃げではなく勝手に下がってただけ
G1の裏でなんちゅうことをしてくれるんや
なんちゅうことをって感じ
逃げた馬と番手の馬のワンツー
これがあるからWIN5は怖い
馬の力だけでない要素で結果が変わる
逃げたら怖いと思ったエンペザーならまだしも
テーオーシリウスの5馬身勝ちは想定外。
いくら展開が向いたとしても
重や不良でもないのにこの着差。
小倉でハゲを乗せても勝ったのは分かるが
前走で同じ中山のスピカS惨敗が手を出せない理由。
奇しくもこの日の対象レースはテーオーの馬が2勝。
気持ち悪かったのは
3番手以降の先行勢が惨敗していること。
ほらあれだ
ブエナビスタが負けたエリ女みたいなの。
これがただのフロックかどうかは次走も見てみないとわからない。
■阪神11R大阪杯（G1）芝2000
1着△ジャックドール
2着◎スターズオンアース
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ジャックドールがG1級じゃないという説明は
過去にもしているが、ハゲだけが理由だったのかどうかは
豊に替わったからには気になるところ。
実際、去年はエフフォーリア以外は微妙な顔ぶれだった。
大体似たようなメンバーに異物混入といえるなら
スターズオンアース。
秋華賞は出遅れたところを
ノーザンに潰されて川田にも前を横切られてアウト。
最終追い切りで最もよく見えたのもこの馬。
ルメカスも復調を感じる騎乗が続いた。
後は足りているかどうかだけ。
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G1勝利の現実はともかく
ドバイの関係で今年の大阪杯が
実質G2レベルだったことを思えばG1.5という感じ。
その根拠はレベルだけでなくレースのラップにある。
昨年は勝ちタイム1.58.4良で
前後半5Fは58.8-59.6（前傾0.8）
対する今年は勝ちタイム1.57.4良で
前後半5Fは58.9-58.5（後傾0.4）
前半の入りがほぼ同じことを思えば
後半で約1秒速かったことになる。
targetのPCI値（50が基準）にしても
44.8から46.1と緩んだ。
楽逃げから超速馬場を味方に勝つパターンは
昨年圧勝した金鯱賞（1.57.2のレコード）と合致する。
つまり、昨年の大阪杯は淀みない厳しい流れで
今年の大阪杯は昨年の金鯱賞の再現に近い。
それなら勝ったことにも合点がいく。
むしろ、勝手に自滅してくれたスターズオンアースの方が
かなり厳しい展開だっただろう。
昨年の馬場ならこちらが圧勝もあったのではないか。
とはいえ、レースレベルにケチをつけても仕方がない。
この馬にとってはおそらく最初で最後になるG1勝ちを手に入れたことが大きい。
佑介ならこの条件でも控える競馬で交わされただろうし
武豊だからこそのハナ差勝ちといえる。
もしドウデュースとやっても勝ち目はないから
使い分けして欲しいところである。
G1を勝てたなら種牡馬入りも夢ではないはずだ。
結論。
G2みたいなレースでも豊でG1勝ったからヨシ！
■回顧
美浦Sで大波乱となったため、307万の高配当。
シェアが1.3%だったこともあり
生存6万7179票から630票となる大虐殺が発生した。
グリチャの解説によると
なぜか最後に限っては1番人気のスターズより
2番人気ジャックの方が多かった模様。
不思議だねえ。
9割方は美浦S次第という結果だったといえそうだ。
で、ここからが来週を見据えたポイント。
週末の天気は分からないものの
また良馬場ならヤバいと思う。
何しろ最終週のAコースでここまで酷い超速前残り馬場。
これが来週Bコースに替わるのだからえらいこっちゃ。
えらいこっちゃやで（二度目）
では何がどうヤバいのかを説明しよう。
この日の5R（1勝クラス・芝1600m）で
1.32.7/34.0良の決着があったことにお気づきだろうか。
さすがにTwitterでもツイートしたのだが
このクラスでこのタイムが出るのは尋常じゃない。
これだけでは伝わらないだろうから
昨年の大阪杯当日に行われた
同じ3歳1勝クラスのマイル戦を振り返ろう。
宮記念で人気したアグリの負けたレースでもあり
勝ち馬メモリーレゾンは1.34.9/34.4良で走破している。
もう一度思い出してみて？
1.32.7から1.34.9ですのよ？
その差2秒2である。
もうこれだけでも去年より今年の大阪杯が
楽だったことの証左でもあり
ハゲを責め過ぎても可哀想という話へと繋がる。
で、ここからが本題。
まずはこちらの資料をご覧ください。
最速タイムは当方がソダシを嫌って
最後に死んだ373万円のWIN5の出た2021年。
勝ちタイム1.31.1という基地外レコードが出た。
で、そんなクソみたいな超速馬場以外の年の桜花賞は
過去10年中9年で、さきほどの1.32.7以下なのである。
あのアーモンドアイを負かしたグランアレグリアの年で1.32.7。
ん？1勝クラスの勝ちタイムが歴史的名牝の桜花賞と同じ？
どういうことだってばよ！
この話は長くなるから今回の回顧ではなく
来週の予想で触れたいと思う。
少なくともこの極悪超速馬場は
桜花賞に必ず良くない影響を及ぼすはずだ。
いいですかみなさん。
今の馬場でさえ、1勝クラスであのグランアレグリアさんの桜花賞と同じタイムが出ているんですよ？
これがさらにBコースで加速するとしたら？
また週末の予想でお会いしましょう。
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