桜花賞の王道トライアルといえばチューリップ賞。少し前ならこのレースの好走馬を狙うのが桜花賞的中の鉄板パターンだった。
しかし、なぜかG2昇格後の方が成績が下がるという結果。その理由はJF好走馬がここを使わずに直行するようになったからだ。
イメージ的にJF4着以内なら勝ち、後はエルフィンS×2、こぶし賞、紅梅Sといったところ。今年の出走馬は、ビップデイジーがJF2着なら順当かもね。とはいえ、この馬は8番人気の低評価を覆しての好走だったのがどうか。JF組の勝利は前走6人気まで。穴馬に乗ると勝ちに行くより、着拾いがハマって好走するケースもあるからだ。
手綱を取るのも巧いとは言えない幸英明。京都よりは阪神向きの騎手だが、取りこぼしてくれるなら穴狙いにも一考の余地が出てくる。
一応、戦績に敬意を表してビップデイジーを有力視するが、出遅れた前走で不完全燃焼に終わったマイエレメントの切れ味は警戒したい。今じゃ武史からガシマンが鞍上強化になっている。
騎手で不気味なのは西村のナムラクララ。まあこれはそこまで推せないものの、西村が怖い。
開幕阪神の前残りなら望来のフェアリーライクも展開が向くかもしれない。割と長くいい脚を使う馬だけに粘り込みがありそう。
あとは攻略記事で注目したルージュソリテール。前走のゴール前はなかなかの瞬発力だった。あれは映像見て見ないと分かりにくい。人気は川田のルージュナリッシュだろうが、今の川田は上位人気しか勝たない。
◎ビップデイジー
○マイエレメント
▲ルージュソリテール
△フェアリーライク
×ナムラクララ