重賞2勝馬アルナシームが実績断然…忘れた頃のトップナイフも気になる函館記念の展望

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重賞2勝馬アルナシームが実績断然…忘れた頃のトップナイフも気になる函館記念の展望

騎手買いしてみるのも一考

函館11R函館記念(G3)芝2000

アウスヴァール   古川吉洋
アルナシーム    藤岡佑介
ヴェローチェエラ  佐々木大輔
キミノナハマリア  鮫島克駿
グランディア    三浦皇成
サンストックトン  浜中俊
タイキラフター   未定
ディマイザキッド  岩田康誠
トップナイフ    横山和生
ハヤテノフクノスケ 横山武史
ボーンディスウェイ 木幡巧也
マイネルメモリー  菱田裕二
マイネルモーント  丹内祐次
マコトヴェリーキー 北村友一
ランスオブクイーン 斎藤新

※フルゲート16頭

主場開催も先週で終わりを告げ、今週から本格的な夏競馬が到来。舞台も小倉、福島、函館へと移し、訳の分からないメンバーで争われる。

例によってハンデ戦の函館記念(G3)だが、今年もなかなかどうして厄介な顔触れが揃った。本稿の時間がハンデ確定前とはいえ、どの馬が勝っても受け入れてしまいそうな面々である。

その一方、夏競馬のローカルハンデ重賞だから荒れるという先入観はほどほどにしておく必要もあるだろう。

以下は過去10年の勝ち馬だが、大きく荒れたのは15番人気アドマイヤジャスタが大波乱を演出した2000年、芝3戦目のヤッコさんが重馬場を味方に7番人気で勝った22年くらい。それ以外の年は5番人気以内で決着しているのだから、広げても5点以内くらいが望ましい。

高齢馬の活躍が目立つ傾向もあるが、近5年は4歳が3勝で6歳が2勝。世代レベルの強弱も関係してくるため、その辺は上手く見極めたい。

人気に関してもよくわからないが、某キチガイサイトの予想オッズを参考にしてみる。

ハヤテノフクノスケ(牡4、栗東・中村直也厩舎)

3歳春のクラシック参戦は叶わなかったが、秋のラスト一冠・菊花賞(G1)で8着。その後、自己条件の2勝クラスと3勝クラスを圧勝して挑んだ天皇賞・春(G1)は11着に凡走した。相手が強かったことは否めないが、ハンデ戦のローカルG3ならチャンスがある。

距離に関してはデビューから3戦を芝2000mに使われたように大きな割引はなさそう。最近まったく勝てなくなった武史にしても、得意の北海道開催は好材料。要は足りるかどうか。

マコトヴェリーキー(牡5、栗東・上村洋行厩舎)

春先の京都記念(G2)の3着、阪神大賞典(G2)の2着は完全に実力上位。あえて春天を自重してメンバーの弱い函館記念を狙ったのは陣営の作戦か。阪神大賞典で負かしたショウナンラプンタも春天3着、宝塚記念(G1)で4着とレースレベルの裏付けも取れた。

3走前の中日新聞杯(G3)で凡走したものの、大崩れしたのはこれくらい。道中でスムーズさを欠いたなら度外視してもいいだろう。

気になるとすれば鞍上の北村友一。夏は小倉で乗っているイメージだが謎の北海道である。言いキャバクラでも見つけたのだろうか。

マイネルモーント(牡5、美浦・高木登厩舎)

北海道参戦は初だが、ゴールドシップ産駒なら苦にしないはずだ。近5戦ですべて人気より上の着順に好走しているのも魅力。ただ4勝2着7回と詰めの甘さがWIN5では残念なところ。鞍上のパワーアップに期待したいが丹内君か。

馬券で買うには特に問題はなさそう。後はハンデと枠が味方してくれればチャンス。

アルナシーム(牡6、栗東・橋口愼介厩舎)

出走メンバーで重賞勝ちがあるのはこの馬のみ。しかも2勝も挙げているのだから人気も当然か。つかみどころのないタイプだが、ピンかパーのWIN5では面白い。

函館記念は2年前に挑戦して6番人気6着。重賞勝ちしたローシャムパーク、ブローザホーン、ハヤヤッコがいた当時の相手関係と比較すれば今年の方が楽かもしれない。

ディマイザキッド(牡4、美浦・清水英克厩舎)

勢いが侮れないのはこの馬。前走の新潟大賞典(G3)はシリウスコルトが逃げ切った前残り展開を最後方からの競馬で8着に凡走。望来も下手に乗ったが、レース後のコメントを見ると馬の調子もよくなかった印象がある。

立て直しての函館参戦でヤスが息子の尻拭いのシナリオは念頭に入れておきたい。

上がり馬より実績優先?

地味に不気味さあるなら忘れた頃のトップナイフや先週大穴を出した斎藤新のヴェローチェエラなどだろうか。

なんだかんだで格上のG1やG2を使われた馬が、力の違いを見せるケースも多い。格上挑戦なら連勝中くらいの勢いがないと通用しないレースだ。不安になり過ぎて無駄に点数を広げ過ぎないようにしたい。