【きさらぎ賞、東京新聞杯】25.02.09WIN5対象レースの予想

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 各レースごとの予想も大事だが、対象5レースあるWIN5では、それぞれの点数配分が勝敗を決める肝となる。先週は雨による悪天候も大いに影響したと考えられるが、今週も土曜京都が雪で開催中止というアクシデントも発生した。

 こういうときは基本おかしなことになりやすく、資金に余裕がない場合は大人しく静観してしまうという作戦もありだろう。ただそれはガチ勢じゃない場合の話。我々のようなギャン中にやらない選択肢はないのだ。

 だが、その前に対策はある程度しておきたい。以下はきさらぎ賞と東京新聞杯の開催週における過去5年の結果である。

 真っ先に目につくのが小倉のカオスのはずだが、一転して平穏決着が続いている。

20年関門橋S(3勝) 1人気 カウディーリョ   佑介
21年関門橋S(3勝) 2人気 ワールドウインズ  康太
22年関門橋S(OP) 2人気 ダブルシャープ   浜中
23年関門橋S(OP) 1人気 ディープモンスター 浜中
24年小倉日経賞(OP) 1人気 ダンディズム   富田

 通常なら最も波乱に警戒しなければならない小倉メインが荒れていない。まあ小倉が荒れるときは大抵が芝1200かダート1700のため、これはこれで正しい傾向といえるだろう。今年の出走予定馬を見ても、そこまで荒れそうにない。逆張りは旨味がないと考える。候補として組み込みたいのは、脳死で2人気までの2点、もしくは3-4人気くらいが限界ではないか。

 とまあ小倉の扱いを事前に把握した上で、実際の予想に踏み込んでいきたい。

■京都10R令月S(3勝)ダ1200

 復調を感じ始めたバトルクライ。前走大敗でもダ1200で【4・1・0・2】、京都のダートで【3・0・0・0】と無敗を誇るインユアパレスが目に入る。前者は丹内、後者は鞍上に安定感のある川田が魅力の馬だ。

 とはいえ、バトルクライはテン乗り、インユアパレスは人気先行。カペラS(G3)の大敗はオープンの壁を感じる内容でもある。この辺は点数に余裕があればフォローしておきたいという結論。

 近走の上昇度を考えれば面白いのはロードアウォードとロードフロンティアの2頭。いずれも中山ダ1200のハイラップに対応してみせたのだから、スピード不足でポジションが後ろになることもなさそう。WIN5的にもロードカナロア産駒のダート短距離は好成績を残しており、大崩れはしないはず。ロードの馬でカナロアは勝率も高い上に2頭出し。勝負気配が濃厚とみる。

 一発の力ならエティエンヌ。近2走は室町Sで5着、カペラSで5着と上々の内容。室町Sでイスラアネーロに敗れはしたが、スタートで後手を踏んで後方から内を回す窮屈な競馬だった。何といっても頼もしいのはダートの短距離で期待値の高い団野大成が手綱を取る点だ。このレース、やはり内よりは外が欲しい。

◎ロードアウォード
○ロードフロンティア
▲エティエンヌ
△インユアパレス
×バトゥーキ

■東京10R初音S(3勝)芝1800

 1レース目の京都が外なら2レース目の東京は絶対に内。これはメインの東京新聞杯も同じ。今の東京なら圧倒的に内前が有利とみるべきではないか。極論、馬名を見て頭を悩ますくらいなら、外に入った馬は脳死で消してしまうくらいでいいかもしれない。

 素材的な魅力は池添が乗るライトバック。にしてもガシマンから団野、そして池添と鞍上は期待値が下がる。池添にチャンスが巡りさえすればヒルノローザンヌのような好騎乗も見られるものの、後輩2人のお下がりをもらって食いつないでいるようでは。。。この場合は鞍上強化ではなく、ガシマンと団野からの乗り替わりなら鞍上弱化と見る。それほどに前走の敗戦は、本調子までもう少し時間がかかりそうという感想だった。

 ここは何度やらかしても干されない福永祐一、、、じゃない戸崎圭太の出番だ。

 これまでに負けた相手は素質馬ばかり。本馬は昨年6月から3連勝と勢いもある。そもそも戸崎を乗せて3連勝するような馬に弱い馬がいただろうか。懸念があるとすれば外枠を引いた時だったのだが、幸運にも最内1枠1番なら問題なし。といっても彼は馬群を捌く技術がないため、そこだけは油断禁物である。

 相手に面白いのは和生のセフィロ。昨年のWIN5まとめでも注目の穴種牡馬として採り上げたイスラボニータの仔。母父ハーツクライなら1ハロン延長程度なら苦にしないだろう。結果はともかくとして4戦連続最速上がりをマークしたのは評価したい。むしろ距離が延びることで一列前のポジションを取りやすくなる。直線で切れ味勝負で優位に立てると見た。

 枠が外になってしまったが、キング姐さんのカナテープは不気味。人気先行でお客さん状態の続いた馬だが、前走は7番人気で6着と評価も下がった。二桁減の馬体重の影響もあったと思われ、輸送のない今回は問題なし。陣営もやる気のあるコメントを残している。

 昨年の同レース3着スミまでが圏内。

◎アドマイヤマツリ
○セフィロ
▲カナテープ
△スミ
×ライトバック

■小倉11R小倉日経賞(OP)芝2000

 冒頭で触れた通り、脳死で買うなら上から2頭で抜けられる可能性が高い小倉。登録段階で昨年の関門橋S(3勝)を勝ったニホンピロキーフの名前があったが、確定後に名前が消えた。少なくともこれで点数を減らすことができそう。

 ただ、上位想定は実力が拮抗しており、絞るのもなかなか難しい。とりあえず前残りの傾向が強いため、極端な追い込みタイプは割引か。相手関係を考えれば、秋天15着、毎日王冠5着のシルトホルンは威張れる。でも大野君じゃなあ、というよりもこの手の馬は東京や中京みたいな器用さのいらないコースで伸び伸びダラダラと切れない脚を使い続けて着に入るのが向く印象だ。

 感情に左右されるとロクなことがないのは承知の上で、ドゥラドーレスはまだ諦めたくない馬。戸崎圭太被害馬の会のメンバーであるが、大敗したといっても前走は追い切り替わりに回ってきただけ。3歳時にクラシック候補の一角として期待された逸材。今回は杉原誠人に乗り替わるのも楽しみである。小倉は小倉大賞典(エピファニー・3人気)、小倉牝馬S(シンティレーション・3人気)と得意舞台。割引材料ではない。

 脚質と近走の好調からギャラクシーナイト、ホウオウプロサンゲは当然買う。

◎ギャラクシーナイト
○ホウオウプロサンゲ
▲ドゥラドーレス
△レッドランメルト
×メイショウシンタケ

■京都11Rきさらぎ賞(G3)芝1800

 近年はサトノダイヤモンドくらいしかクラシックに用がなかったきさらぎ賞。この傾向に大きな変化もなく、おそらく今年の勝ち馬も出番がなさそうだ。

 サトノシャイニングは落鉄がなければ際どかったと強がっているものの、併せ馬で可愛がられた程度の2着を過大評価すると痛い目に遭いそう。もしあれを松山弘平のせいで負けたという意味で乗り替わるなら抗議したい。西村淳也は乗れる若手であることは間違いないが、外枠でどう乗るか。降板した弘平のエリカアンディーヴは新馬戦の映像を見たが、強さを感じるほどでもなかった。

 川田が乗るショウヘイは、前走が直線を馬なりで抜け出して余裕綽々の快勝。勝ち時計1分48秒9は目立たないが、数字以上のインパクトがあったことは間違いない。ただ負かした面々のレベルが低すぎて次走で勝ち上がった馬もいない。弱い相手に強い勝ち方をしただけなら、ここで強調材料とはならないか。少なくともサトノシャイニング>>>ショウヘイの図式は成り立つ。

 未知の魅力という点では、断然ミニトランザットだ。京成杯(G3)の3着は負けてなお強しの内容。出遅れてポツンから大外ぶん回しの荒い競馬は、いかにも何を考えているのか分からないエスパー田辺らしい。克駿に戻る今回は、あそこまで極端な競馬はしないはず。勝負弱さの抜けきれない克駿だが、プロキオンS(G2)でガシマンばりの強気な逃げを演じた。あれがいいきっかけになれば面白い。

 また、勝ち時計の面で明確な裏が取れたリンクスティップもチャンスがある。昨年12月京都の芝2000mでホウオウプロサンゲを上回る時計で圧勝した。相手は小倉メインで人気する実力馬であり、この時期の2歳牝馬が3勝クラスに匹敵する時計は秀逸。一般的には重賞勝ちのスケール感がある訳だが、この馬はどうか。

 WIN5より馬券で穴馬の候補にウォーターガーベラを一考。レイデオロ産駒なら1400mは短く、2走前や3走前は不向きだったかもしれない。シンザン記念のレース映像を確認すると、直線で前が詰まった割に外へと持ち出してから出色の伸び。陣営に色気が出たのも納得のレースだった。確か昨年のきさらぎ賞は2着がウォーターリヒトか。東京新聞杯でも人気する馬だね。関係ないけど(笑)。

◎ミニトランザット
○リンクスティップ
▲サトノシャイニング
△ウォーターガーベラ
×ショウヘイ

■東京11R東京新聞杯(G3)芝1600

 過去10年で連覇した例はないものの、21年の勝ち馬カラテはよく22年に3着、23年のウインカーネリアンは24年に2着とリピーターに期待できる。昨年の優勝馬サクラトゥジュールが出走する今年も3着以内の確率は高そうだ。

 その一方で注目したいのは同レース過去10年の勝ち馬だ。通過順を見ても分かる通り、後方から突き抜けた馬はイルーシヴパンサーただ1頭。後のG1馬リスグラシューやインディチャンプも好位差しで優勝している。

 そう考えると今年のブレイディヴェーグの扱いは難しい。というのも同世代のライバル・マスクトディーヴァがこのレースで昨年裏切ったばかりだからだ。あれはゲートから出てこれない構造的な欠陥をJRAが有耶無耶にして闇へと葬った事件でもあったが、純粋マイラーではない馬が出てくると予期せぬ事態へ発展する悪い例でもある。

 まずブレイディヴェーグにとって引っ掛かったのはマイルCSの敗戦だ。いつもより前々で競馬をした分、本来の末脚は鳴りを潜め、直線で初めて他馬に交わされる屈辱を味わった。それでもなお東京新聞杯を使った理由に直線の長さがあるのは自明の理。だが、直線の長さを頼みしてどうかといういみであり、G1でもない今回、同じく位置を取りに行く競馬はやらない可能性が高い。

 だったらケツから大外ぶん回しで底力任せの競馬が濃厚。ある程度器用に立ち回らないといけない現在の馬場で理にかなった乗り方とはならないはず。それでも突き抜けてしまえば、強過ぎワロタで終わらせるだけだ。

 改めて持ち出すとこの週の波乱は毎年東京新聞杯。リーチで油断するとラストで肩透かしを食らうのがお約束。内前残りが見え隠れする今の東京芝なら、内枠、好位差し、乗れる騎手という条件は大きなアドバンテージとなるだろう。

 じゃあサクラトゥジュールでええやんかというところだけども、連覇のないレースかもって考えたら、馬券の軸で止めておくのもあり。馬券ならこの馬から入りたいよね。。。

 前残りと距離延長で位置取りが楽になりそうなセオとオフトレイルだったが、枠順が発表されて少しきついなとも思った。外を回していたら、その分ゴール前で甘くなる。

 ブレイディヴェーグはピンかパーなら消すまでは出来ない。切れ味で対抗できるならボンドガール、ジュンブロッサム、ウォーターリヒト。逆にセオくらいしか主張する馬がいないなら、ジオグリフで逃げるという手もあるが、武史にそこまでの発想があるかどうか。

◎サクラトゥジュール
○ジュンブロッサム
▲ブレイディヴェーグ
△ジオグリフ
×ボンドガール