29日、日曜中京メインは高松宮記念が開催される。だが、ついに中国ウイルスの影響で春のG1まで無観客競馬が継続することになってしまった。
なんとか春のクラシックくらいには通常開催に戻れるようならいいのだが、この分だとまだまだ予断を許さない状況となりそうだ。
とはいえ、そんなことを心配しても無力なわけだから、目先の馬券の検討をするのが競馬民としての正しい過ごし方である。
まずはいかに頭を使わないで予想をしていくかを優先したい。
独断と偏見が混じると冷静な判断ができなくなるため、ここはあえて機械的な考え方でブレずに取捨選択をしていきたい。
最注目は勝ち馬がどのゾーンなのか
◆人気別集計
集計期間:2010. 3.28 ~ 2019. 3.24
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人気 着別度数 勝率
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1番人気 3- 0- 3- 4/ 10 30.0%ビッグアーサー、ロードカナロア、キンシャサノキセキ
2番人気 2- 3- 0- 5/ 10 20.0%ファインニードル、カレンチャン
3番人気 3- 2- 3- 2/ 10 30.0% ミスターメロディ、コパノリチャード、キンシャサノキセキ
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4番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0% エアロヴェロシティ
5番人気 1- 0- 0- 9/ 10 10.0% セイウンコウセイ
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6番人気 0- 2- 0- 8/ 10 0.0%
7番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
8番人気 0- 1- 0- 9/ 10 0.0%
9番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
10番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0%
11番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0%
12番人気 0- 1- 0- 9/ 10 0.0%
13番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
14番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
15番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
16番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
17番人気 0- 0- 1- 8/ 9 0.0%
18番人気 0- 0- 0- 8/ 8 0.0%
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WIN5専門を自認しているからには狙いたいのは5番人気以内。
某基地外掲示板サイトによると想定人気はこんな感じ。
WIN5対象レースにおいても昨年からの中京芝1200は1番人気と3番人気しか勝っていない。
これを加味すると3番人気以内が妥当。WIN5なら3点でいい計算。
これでおしまいではさすがに味気ないので、馬券を買う際のポイントにも触れておきたい。
ディープインパクトの扱いが難しい
有力視されるグランアレグリアはディープインパクト産駒。
◆種牡馬別集計(WIN5)
種牡馬 着別度数 勝率
ディープインパクト 6- 2- 1-24/33 18.2%
アドマイヤムーン 2- 3- 5-20/30 6.7%
ダイワメジャー 1- 1- 1-23/26 3.8%
ストーミングホーム 0- 1- 2- 7/10 0.0%
キングヘイロー 0- 0- 1-12/13 0.0%
ハービンジャー 0- 0- 1- 1/ 2 0.0%
スクリーンヒーロー 0- 0- 1- 0/ 1 0.0%
ロードカナロア 0- 0- 0- 3/ 3 0.0%
ショウナンカンプ 0- 0- 0- 5/ 5 0.0%
Speightstown 0- 0- 0- 2/ 2 0.0%
ジャスタウェイ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0%
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◆高松宮記念過去10年の勝ち馬の父
種牡馬 着別度数 勝率
“Fuji Kiseki” 2- 0- 0- 0/ 2 100.0% キンシャサノキセキ×2
アドマイヤムーン 2- 2- 1- 4/ 9 22.2% ファインニードル、セイウンコウセイ
“Scat Daddy” 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% ミスターメロディ
Pins 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% エアロヴェロシティ
クロフネ 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% カレンチャン
キングカメハメハ 1- 2- 1- 6/10 10.0% ロードカナロア
ダイワメジャー 1- 0- 1- 8/10 10.0% コパノリチャード
サクラバクシンオー 1- 0- 0-16/17 5.9% ビッグアーサー
シンボリクリスエス 0- 2- 0- 3/ 5 0.0%
ディープインパクト 0- 1- 1- 8/10 0.0%
WIN5対象レースでは圧倒的な好成績の一方で、高松宮記念では存在感が一気に薄くなっている。
では、グランアレグリアはどうだろうか。
レースレベルの比較に同じ阪神芝1400条件の阪神Cと阪急杯が使えそう。
12月の阪神Cから直行した例は0- 0- 0- 5/ 5と振るわないが、内訳は13番人気7着スズカコーズウェイ⇒6着、15番人気9着フィフスペトル⇒8着、14番人気17着⇒9着トーホウアマポーラ、9番人気18着⇒12着シャイニングレイ、7番人気2着ダンスディレクター⇒4着。
グランアレグリアのように5馬身差圧勝をしての出走例はない。
データ派としてはディープインパクトが引っ掛かるのだが、これまでミッキーアイルくらいしか上位人気で出走していないのは確か。
一方、WIN5対象レースのデータとしてディープインパクトが中京芝1200で最高勝率なのも否定できない。昨年のCBC賞ではレッドアンシェルが優勝したように、けして相性が悪くて勝てていないわけではない。
単に強い馬が出走していなかっただけ。
グランアレグリア
19年阪神Cの勝ち時計は1.19.4。前後半の3Fラップは33.9-34.2。グランアレグリアの上がりは33.5とレースの上がりを0.7秒上回った。2着には5馬身離され完敗のフィアーノロマーノで1.20.2。両者のタイム差は0.8秒だった。
対する阪急杯はどうだろうか。勝ち時計は1.20.3。前後半の3Fラップは34.1-34.8。前半で0.2、後半で0.6と明らかな壁がある。
今年の阪急杯組に出番はなさそうだ。
当初は軽視も必要かと考えたが、これまでのぬるい流れから一転して前傾ラップとなった展開を最速で突き抜けたのは馬に融通性ができた証左。
川田の恫喝が話題となった阪急杯と奇しくも同じ枠
阪急杯では2着2枠3番ダイアトニック⇒3着、3着3枠6番フィアーノロマーノ⇒2着の入れ替わり。高松宮記念のそれぞれの枠も2枠3番ダイアトニック、3枠6番フィアーノロマーノと完全に一致。
これをただの偶然と考えるべきか否か。
そもそもなぜ阪急杯で降着騒ぎが起きたのか?
あれは川田の傲慢から発生した不幸な事故だろう。
川田がロスなく回ろうとしているのは普段のコース取りからよくわかる。
だが、わざわざ自分から内を狙って突っ込んできたからには、前が開かないことは騎手ならわかってなくてはならない。それを後ろから前にいる馬をどかせてまで通り抜けようというのは虫が良過ぎる話だ。
さらに、机こと北村友一だが、おそらく大して反省していない。川田についてもうるせーバカくらいにしか思ってないだろう。
そこへきて2枠3番なら位置取りコース取りは阪急杯と同じ。いや、同じでなければ騎手として使い物にならないからそれでいい。
で、川田にしてもおそらくまた同じ乗り方。この枠で外を回す愚は犯したくない。昨年のミスターメロディのイメージで乗るだろう。違うのは馬がフィアーノからダノンに変わったくらい。当人は今度は北村がビビって開けるだろうとタカをくくってるかもしれないが、北村にそんな繊細さはない。
下手するとまた、再現VTRの可能性も考えられる。
タワーオブロンドン
中京の祐一をどうこういうつもりはない。実際に中京芝1200m条件の成績はトップクラスといっていい。
ただ、気になるのはG1レースであること。強い馬で回って来るだけでいいG2やG3でもない。プラスアルファで技術が要求される。
いや、ここまでのキャリアで技術というのは可哀想だが、今回乗り替ったのが、タワーオブロンドンというのが引っ掛かった。この馬はレーンやルメールが乗りこなしていた馬であって、テン乗りの祐一には荷が重い気がする。
これはただの好き嫌いというよりも、祐一が結果を残せた馬のタイプと異なっているからである。
祐一は高松宮記念を過去に3勝し、現役騎手では最多勝。
19年ミスターメロディは2枠3番の内から4-5番手の抜け出し。
16年ビッグアーサーは2枠4番の外から4-4番手の抜け出し。
04年サニングデールは2枠3番の内から直線のみ外に出し11-11の抜け出し。
条件的にすべて2枠3番4番でロスなく走れた場合。サニングデールの年はもう16年も前なのだから馬場も違って参考外。
近年の勝ちパターンは早め抜け出しで2枠に入っていること。
ところが今年の枠は5枠9番と内外どっちつかず。
ここまでルメール、ビュイック、レーンのように馬を動かせる外国人からはどうしても弱化に感じてしまうのは仕方がない。
それだけでもない。前半置かれ気味で直線で差しているこの馬と祐一の勝ちパターンはマッチしていない。
ダノンスマッシュ
昨年のこのレースでは4着に敗れたが、いうほど不利があったか?という疑念がある。
確かに外枠には入ったとはいえ、そこから伸び切れずに敗れたのは物足りなさと不甲斐なさを感じる内容だった。
その証拠に前が詰まったわけでもないにもかかわらず、先着を許した1着ミスターメロディ33.6、2着セイウンコウセイ33.9、3着ショウナンアンセム33.4に後れを取る34.0でしか上がりを出せていない。
これが上がり最速で前を捕まえられなかったのであれば、情状酌量の余地がある。だが、前も交わせず後ろからも差されたのではいささか体裁がよくない。
振り返ってみれば、直線平坦右回りでは力不足だった香港以外は完全連対しているのに、左回りの中京と東京と新潟で敗れている。その内訳は2着1回、4着1回、7着2回である。要するに左回りは未勝利の全敗だ。
となるとこの馬の武器は反応の良さと機動力であり、長くいい脚を使うタイプではないということになる。
確かに昨年の京阪杯、シルクロードSの連勝は京阪杯は2枠3番、シルクロードは1枠2番といずれも内をそつなく回っての勝利だった。
今回3枠6番で枠としてはいい枠に入れたが、ゴール前まで脚が持つかどうかは少なからず不安がある。7枠13番だった昨年より条件は前進するため、着順は上がる気はするが1着のイメージまでは?
減点材料の少なさではグランアレグリア
ディープインパクトのスプリンターとしてはミッキーアイル以上の評価も可能。
池添は何かと問題の多い騎手ではあるが、このレースはカレンチャンで制している。
フラワーC、スプリングSと近走でパッとしていないだけに、むしろここで結果を出してきそうな気がする。
馬の方もNHKマイルまでのイメージなら激流に対応できないと考えていたのだが、阪神Cの勝ち方はそれまでの同馬のイメージを一変させるほどの価値があった。
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