4月に入って「わずか2勝」の戦力外?ルメール以上に裏切るアイツより若手を狙え

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4月に入って「わずか2勝」の戦力外?ルメール以上に裏切るアイツより若手を狙え

高松宮記念(G1)も終わり、プロ野球も開幕。春の訪れとともにクラシックの足音も大きくなり始めた。妙な肌寒さにまだ冬の名残を感じるものの、競馬ファンにとって楽しいG1シーズンがやってくる。一応これで年明けから3ヶ月経過、1年の4分の1が終わった。

キリのいいタイミングでもあり、1クール終了時点でのWIN5リーディングについてチェックしてみたい。

まず最初に確認するのは、先週の開催終了時点における全国リーディングから。

ふむふむ、戸崎圭太がトップで横山武史が2位、川田将雅は出遅れているけどルメールより勝っているなら調子はボチボチか。

こんなに違うWIN5リーディングとの差

いやいや、そんなわけねえだろと思ったあなたはWIN5民。そりゃそうだ。全国リーディングなんてのは、馬質さえよければ浜中俊でも取れる代物なのだ。ほぼ特別戦以降が対象レースとなるWIN5では、回ってくるだけで勝てる馬ばかりという訳でもない。馬の力だけで何とかなる平場と違って、乗っている騎手の差が、より明確に明暗を分かつからである。

もちろん、通常リーディングの成績がWIN5に直結することも事実だが、この成績のイメージが先行してしまうと思わぬ落とし穴が待っている。この認識の相違について考える必要が出てくる。

それを表したのがこちらのWIN5限定リーディング。

本サイトで騎手について褒めたりけなしたりしているが、当然ながらWIN5の成績をメインに好調不調、買える買えないを論じている。多少の好き嫌いは自認しているものの、WIN5をメインに戦っている人間にとっては、全国リーディングなんかは正直どうでもよかったりする。

例えば戸崎圭太と坂井瑠星は、誤差が小さめだけどもWIN5で買えるのはガシマンの方。それは圭太の2着の多さや1番人気で裏切るキャラクターも大いに関係している。全国リーディング2位にもかかわらず、当方が今の武史は買いたくないと評する理由もこれだ。

また、勝率2割超えが平常運転のルメールや川田もWIN5で大きく数字を落とした。彼らは誤差の小さいタイプなのだが、今年は例年より調子が悪い。つまり、疑った方が旨味がある。

ルメールのWIN5成績

一瞬持ち直したかと思いきや、全体的にはまだまだというところ。

川田将雅のWIN5成績

こちらはルメール以上に深刻。金鯱賞(G2)の勝利で存在感を発揮したが、実のところは確勝級だったソンシとの2勝だけ。これなら全部消してしまった方が点数を減らせて助かるくらいである。

それなりの数を乗っていて未勝利の騎手も載せておく

このメンバーで最も騎乗馬の平均オッズの低い武豊が勝てていない。今年の豊は買いづらいなといったところ。

なら誰がいいのかってなるのだが、それは見たまんまWIN5リーディングで上位の騎手。年明け近辺で独走した西村淳也の勢いに翳りも見え始めたが、赤丸急上昇したのは岩田望来。ね、分かりやすいでしょ?乗れている奴は褒めるし、褒められてる奴は伸びていく。

少なくとも去年の東京新聞杯(G3)の頃は、頼むからマスクトディーヴァから降りてくれとクレームをつけていた相手でも、ちゃんと乗れるようになったなら手のひらは返す。それは石橋脩でも三浦皇成でも戸崎圭太でも同じ。ギャン中は目先の勝利こそ欲しいのだ。

今のルメールや川田は買わない選択肢もあり

他には逃げ先行馬に騎乗の際、ほぼ確実に逃げてくれる横山和生。騎乗馬の質は下がってもしっかり穴を出す池添謙一が狙って損のないタイプか。

池添は今週末の大阪杯(G1)で鞍上が未定だったデシエルトも決まった。馬場の荒れている中山と違って阪神はまだまだ高速馬場が続く。田んぼの金鯱賞で暴走したなら条件は一変するはずだ。なんとなくメイケイエールっぽい雰囲気もあるよね。復活に一役買ったヤスがホウオウビスケッツを優先したのは残念だったが、折り合いのつけられなかった武豊からチェンジという流れは、おそらく正解になりそう。

という訳で現在の流れ的にはルメールや川田は疑って、ガシマン、西村、望来を狙うとオイシイソという話。重賞ならモレイラでしょうがない。ありゃルメールや川田より上手いわ。

そんなルメールや川田も大レースの増えるG1シーズンになると数字を上げていくのもお約束。疑うなら今の内って感じかな。