「分かったつもり」が裏目の結果…来週に繋げたい今回の反省【WIN5】

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「分かったつもり」が裏目の結果…来週に繋げたい今回の反省【WIN5】

悔いのない敗戦でむしろスッキリ

京都10R高瀬川S(3勝)ダ1400

ヘルモーズとエムズマインドに後ろ髪を引かれながらも、いきなり広げたくないから脳死3頭作戦を決行した。

京都のダートは前が残る傾向でもあり、逃げたスマートアイや積極策のテイエムランウェイの騎乗は着順ほど悪くないと思う。実際に番手追走のマッシャーブルムが2着に入っている。まあヘルモーズもエムズマインドもこちらの想定と異なる後ろからの競馬で負けたなら結果オーライだった。

注目していたヘンリーの走りは物足りず、直線で早々と手応えがなくなった。素質ならこの馬が断然だった訳で、この大差負けは出走させた厩舎側の問題かもしれない。故障していなければいいのだが……。

少し恐ろしいのは上位3着以内の騎手すべてが、1年以内にWIN5で勝っていなかったこと。松若風馬の騎乗も相当不安材料だった訳だが、なんとか23年12月以来の勝利。勝ってくれれば結果オーライというところである。

2番人気フラウリンガムは凡走も先行しての敗戦なら浜中俊は悪くない。

★コメント

1着キャプテンネキ 松若風馬
「少し立ち遅れました。枠が良く馬のリズムも良かったので4コーナーを良い手応えで回ってくることができました」

2着マッシャーブルム 高倉稜
「調教からテンションの入り方が急な面があるので、競馬自体ハナにこだわらずリズム重視でという指示。手応えは終始良くありませんでしたが、直線に向いてからは脚を使えていました」

3着ヘルモーズ 吉村誠之助
「この馬場であの位置からよく頑張ってくれました。後は展開や枠がそろえば十分勝ち負けできると思います」

4着フェルヴェンテ 古川吉洋
「このような馬場ですから、あまり外を回さないように気をつけて運びました。最後は詰めていますし、もうワンパンチですね」

東京10RフリーウェイS(3勝)芝1400

頭数も少なく広げたくないレースだったが、じゃあ何が勝つのとなると分からなかった。ルメールのレッドシュヴェルトに関しては安定感もなく、前走の2着だけで過大評価と考えた。だからこそ現在の差し馬場に向くなら京都で鬼脚を披露したアルトゥームという結論。

ところが少頭数の場合は空気を読まない騎手が減るために、得てしてスローになりやすい。それがもろに出た格好の3F35秒4である。これじゃさすがにケツの方から届かないだろうと懸念した通り、番手のグロリアラウスが勝ってしまった。

おっかしいなあ。アルトゥームと直接対決で負けてる馬なのになあ。ルメートルがカス過ぎるから参考外なのか。ただこんなクソスローなら32秒台突入とかあるんでないかと思った割に最速でも33秒7だったのはレベルの低さゆえか。

にしても恐るべきはダミアン君の勝負勘だよな。ケツから行くルメカスは大抵罠だから納得なんだけど、ちゃんと勝てる位置にいるのがダミアン君のいいところ。モレイラ>レーン>ルメールなんだよなあ。

個人的にアルトゥームの敗戦に納得いかなかったから、ここで死亡した腹いせにシュタルケ間違ってもカムニャックなんか持ってくるんじゃねえぞとツイートしたらあーた、そっくりそのまま死亡フラグになった訳さ。おじさん凄いね。持ってないね。

 

★コメント

1着グロリアラウス D.レーン
「スムーズに理想的な競馬ができました。いいポジションでリズム良く、折り合いもついて終いもしっかりしていました」

3着コスモアディラート 石川裕紀人
「定量の58キロが鍵だと思っていましたが、この展開は狙っていました。力をつけている証拠だと思いますし、このクラスでやれる力があります」

新潟11R韋駄天S(OP)芝1000

予想記事で◎テイエムスパーダで考えるなと書いたほど外枠しか来ないレース。それ以前に去年のアイビスSD(G3)見てたら、外枠引いた時点で鉄板と思うわな。

それでも不安になって広げちゃったんだからセンスがない。直感の本命馬を疑うから無駄打ちする羽目になる。

それよりもちょっと気にしたいのが2着リバーラ。この条件は一樹君がマジでヤバいくらい鬼だから、騎手買いしようかと悩んだほど。

もちろん、枠の巡りがいいのは否定しないが、13番人気カイザーメランジェとか見ても湧くだけじゃないことが分かる。今回のリバーラだって4枠8番。腕で持って来てるよね。クムシラコの13番人気はバカにされ過ぎだが、稲妻Sを勝ったときは8枠17番のお陰とみんな考えたからだろう。

舞台は千直という特殊な条件ながら、ここまで終わっていたリバーラの2着は覚えておきたい。

★コメント

1着テイエムスパーダ 斎藤新
「牝馬で実質トップハンデでしたが、さすがに重賞を勝っている馬。この枠も良かった。強かったですね」

2着リバーラ 菊沢一樹
「前回、直線競馬に騎乗した時に、この条件が合っていそうだと思いました。外目を走れましたし、渋太く頑張ってくれました。1頭強いのがいましたが、良い競馬ができた」

3着クムシラコ 嶋田純次
「急遽の乗り替わりでしたが、良い末脚があることは分かっていました。ただ、この枠でしたから、腹をくくって運びました」

5着ロードベイリーフ 小林美駒
「このところ出していっていないので、二の脚があまりつきませんでした。それでテンから仕掛けていくことになって、その分、最後に影響したのだと思います」

※この馬は出していかない方がいいよ美駒チャン。

京都11R都大路S(L)芝1800

先週はチェックしていたコンティノアールを取り逃がして悶絶した京都メインだが、今週は箸にも棒にもかからなかった感じ。

京都も東京も差しが決まる馬場という結論に変わりはない。だからここも当然差し馬の展開になるはずと読んでいた。

東京10Rはクソスローもあったので諦めがついたものの、こっちは3F33秒9、5F57秒5で流れたのだから頭がおかしくなる。こんなの絶対に差し追込みが炸裂するじゃん。道中のラップが表示されたとき、天才ですまんのうと思ったとか思わなかったとか……。

ところがどうだ。このハイペースを直線2番手に押し上げたセキトバイーストが3馬身半で押し切っちゃったぞ。え?何?どういうこと?セキトバイーストなんて小倉の平坦で前残りする程度の馬じゃんか。この差し馬場でなぜ楽勝したのか全く意味が分かりません。

一応、ケツの方を走っていたトランキリテやバレエマスター、マイネルケレリウスも突っ込んでは来ているのよ。でも2着ヒルノローザンヌも3角7番手から4角4番手と本来ならやっちゃいけない押し上げ。マジでどうなってるんだ京都。

ひとつ思い当たることがあるとすれば、超速でもクソハイペースになったら前残り馬場に豹変すること。後ろの馬が追走に脚を使わされて溜まらない奴だ。1着2着だって上がりは35秒6、35秒9で脚が止まっているんだけども、差し追込み勢のそれも35秒4、35秒1、35秒0では捕まらない。

つまりこれ、暴走した秋山稔樹君が作り出した乱ペースだったってことかもしれない。

まあしかし、これでもう心置きなく成仏できたから良しとする。

★コメント

1着セキトバイースト 浜中俊
「スタートから外めをマイペースで運んで展開的にもちょうどいい形になりました。こういう馬場に対する適性もあります。もともと重賞でも上位にきていた馬、力を示してくれました」

※あれがマイペースと言えてしまう浜中俊の体内時計は安定のぶっ壊れ。おまえは脳がイカれてる。

2着ヒルノローザンヌ 川又賢治
「展開も向きましたし、長く脚を使えるのでこの条件はいいと思います。能力がある馬ですから、条件がよければやれると思います」

3着トランキリテ 鮫島克駿
「馬場は合っています。前が止まる展開、馬場のなか、3番手から押し切った勝ち馬は強かったですし2着馬は軽ハンデ、その中で力を見せてくれました」

4着バレエマスター 松若風馬
「ペースが速かったですし展開も向きました。この決め手があればどこかで展開が向けばと思いますし、今日は頑張ってくれました」

5着セオ 岩田康誠
「2、3頭を行かせてのレースでしたが、直線では余力が無かったです。馬場がこたえたのでしょうか」

※この中でまともなこと言ってるのはヤスだけ。セオはスローの前残り得意の馬。

先週は采配ミスでハズレたが、今週は1ミリも悔しくない空振り。締めの優駿牝馬にしても岩田望来があんな騎乗するとは思っていなかった。折角乗れるようになって褒めていたのに慢心騎乗が透けて見えた。


 

来週の備忘録

厄介な新潟が終わって東京と京都の2場開催。目黒記念(G2)なんか予想している場合じゃない。

岩田望来の未熟さに苦虫を噛み潰した今週だが、マスカレードボール推しとしてはガシマンの騎乗、Cコースに替わる東京の芝のチェックが任務です。

ではまた来週!