モレイラ「4戦3勝」大暴れも1番人気全敗…WIN5の傾向にも異変あり

スポンサーリンク
ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

219人の購読者に加わりましょう

モレイラ「4戦3勝」大暴れも1番人気全敗…WIN5の傾向にも異変あり

モレイラフィーバーも今週でラスト

単勝1.5倍の圧倒的1番人気に支持されたクロワデュノールがミュージアムマイルにまさかの敗戦を喫した皐月賞(G1)。ホープフルS(G1)で負かした馬が次々にトライアルを勝ち上がり、無敗の一冠は時間の問題に思われたが、そのトライアルで4着に凡走していた馬が王者を打ち破った。

何があっても不思議ではないのが競馬ではあるが、改めて誰もが確信するようなときこそ疑うべきなのかもしれないと実感した。

だが、この大逆転を呼び込んだのもJ.モレイラの騎乗があってこそ。1ヶ月の短期免許で来日した規格外の助っ人は、ラストウィークとなる今週末を残した段階で、既にG1を3勝する大暴れ。騎乗機会4回中3回の勝率75%と手を付けられない状況だ。

今年のG1勝利ジョッキー

JRA所属前のルメールやミルコでも、ここまで強烈なインパクトを残すことはなかった。言葉の壁といってもプロ野球やJリーグで通訳をつけている。これほどの腕達者を日本語が話せる云々で落としてしまったJRAには条件を再考してもらいたいものである。

その一方、当サイトはWIN5専門であるため、先述したG1で1番人気が全敗していることも見逃せない。どうも最近は対象5レース目にカラクリがありそうだ。まずはこちらを確認していただきたい。

大抵のWIN5でトリを務める重賞だが、今年はとにかく1番人気馬が勝てていない。WIN5限定で「29戦4勝」と勝率にして13.8%にとどまっているのだ。通常の1番人気の勝率は約30%に収束するため、単純に例年の半分しか勝っていないことになる。

こういった傾向は当然ながらWIN5にも直結する。

少し前には対象1レース目の1番人気が11連敗していたことにも触れたが、連敗ストップ後は7戦4勝と持ち直した。

5レース目の波乱はまだ続く?

ところが今度は対象5レース目が9連敗。対象3レース目が11連敗でストップした代わりに連敗担当が後退した印象もある。最初に話したG1レースにおいても2番人気3勝、3番人気2勝な訳だから、穴が欲しいなら1番人気は疑ってなんぼということだ。

連敗ストッパーだろうと考えたクロワデュノールすら波乱に巻き込まれた。北村友一とモレイラの差といってしまえば、それで終わりかもしれないが……。個人的にはむしろダービーの方が危ないと思っていたため、こうなると逆にダービーで信じるべきかとなるものの、北村友一の名前を見ると躊躇してしまう。

ちなみに今週の対象レース5レース目は、3歳牝馬のオークストライアル・フローラS(G2)。過去の勝ち馬人気は以下の通りである。

過去10年で1番人気はわずか1勝。この雰囲気なら今週も連敗が続く可能性もありそうだ。