七夕賞で2週連続の1点勝負を敢行…なぜ相手がアイツでも吹っ切れたのか【WIN5】
今回は私情込みの結論
福島11R七夕賞(G3)芝2000
荒れそうで荒れない七夕賞である。過去10年で1番人気の勝利は2017年ゼーヴィントだが、これは勝って当たり前のような大本命馬だった。
その一方、目が離せないのは我らが戸崎圭太ちゃんのエージェントの優秀さ。毎年のように勝ち負け可能な馬を集め、圭太ちゃんが飛ばしても飛ばしても馬質は下がらない。
過去10年の七夕賞で圭太ちゃんは4勝という驚きの好成績。この時点でそんなのは俺たちの知ってる戸崎じゃねえって感じだ。もしかして圭太ちゃんが七夕賞最多勝じゃねえの?という疑問まで湧いちゃったゾ。
ってこれマジじゃねえかよ!過去データ漁ってみたけど圭太ちゃんが4勝で次点が勝春の3勝。圭太ちゃん自身の重賞勝利でも七夕賞の4勝が最高で3勝はヴィクトリアマイル、クイーンC、ダービー卿CT、フェアリーS、レパードS、関屋記念、富士S、武蔵野Sみたいよ。この中で唯一のG1がVMってのも圭太ちゃんらしくていいじゃないの。
これはもう今年も勝って5勝目を上げないとだね。
という前振りがあった上で、なぜこんな話をしているのかというとドゥラドーレスが出走して1番人気になりそうだからである。
どうせ過去のツイート遡っても圭太ちゃんへの馬頭しか出てこないだろうから省略する。
「乗せてもらえると聞いた時は驚くというか、また乗せてもらえるということは率直に嬉しかったです。勝つことができれば喜びもひと際大きいと思います。ドゥラドーレスにも違った自分を見て欲しいですね」(競馬ラボ・週刊戸崎圭太)
本当に違ったのかどうかは結果で証明するしかない。
改めてクソ騎乗で話題になった毎日杯のコメントを振り返ってみる。
3着ドゥラドーレス 戸崎圭太
「枠順が内で、下げて運んでもと思いました。馬群に入って運びましたが、(馬群が)ばらけず、追い出しが遅くなりました。でも力はあるところは証明出来ました。でも人気に応えられず、申し訳ありませんでした」
まだ素直に謝罪できるだけマシだとは思う。マジでクソな騎手は謝りもしないからね。
で、今回個人的に決断の基準にしたのは外枠を引けるかどうか。知ってる人はみんな知ってると思うけれど、圭太ちゃんはとにかく馬群を捌くのが苦手というか下手糞。格下相手に強い馬で無双するときは割と無難だけども騎手のプラスアルファが求められるレースでは酷い。アドマイヤマツリで2着に負けた初音Sなんて、もう完全にキングと戸崎の差だったもんねえ。
でもさあ、おじさんも叩いてばかりだけど圭太ちゃんは好きなのよ。騎手・戸崎圭太がクソなだけで人間・戸崎圭太はいい奴なんだ。そして今回乗り替わりはルメカスさんからでしょ?これって有馬記念のレガレイラと同じケース。でもってレガレイラはドゥラドーレスの妹な訳よ。期待したくもなるやね。
あともうひとつフラグもあるでよ。2年前の七夕賞を勝った馬って覚えてる?そう、セイウンハーデスなんよ。
セイウンハーデスとは割と因縁があってさ、例の毎日杯や前走のエプソムCで一緒に走ってる。
稍重でもレコードを叩き出した超絶うんこ馬場の東京で1着2着なら問題なし。潜在能力は完全にドゥラドーレスが上だしね。
小回り福島といっても復調途上の小倉で普通に勝ったなら大丈夫。
懸念材料があるならほぼ出遅れだね。ドゥラドーレスさんってば10戦中7戦で出遅れてるもの。
圭太ちゃんより巧い杉原君でよかったけど、圭太ちゃんでも最多勝の七夕賞ならあり。
WIN5で穴狙いする際、出遅れ癖のある後方タイプの人気馬を疑えってのが鉄板だけども、そもそもおじさんてってばドゥラメンテ信者なんだわ。内枠なら一考の余地もあったが、外枠なら馬さえ足りてればなんとかなるんでない?
先週のシゲルショウグンは望来仁くらいの確信級で1点だったが、今回は応援込みの1点勝負。WIN5で今最も注目の田中勝春厩舎シリウスコルトは気になるが、所詮は最弱世代の5歳馬。相手は58.5キロで1キロ重いならドゥラドーレスで勝てるだろって話です。
人気のコスモフリーゲンは罠の匂いがプンプン。前走のレースも見てみたが強いといえる内容じゃなかった。
◎ドゥラドーレス







