レガレイラは戸崎圭太だからこそ買える!宝塚記念で見落とすと後悔する因果関係

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レガレイラは戸崎圭太だからこそ買える!宝塚記念で見落とすと後悔する因果関係

戸崎だからこそ買える不思議

阪神11R宝塚記念(G1)芝2200

今週末は上半期G1の掉尾を飾るグランプリ・宝塚記念(G1)が開催される。ついこの前フェブラリーS(G1)が終わったと思いきや、気が付くともう6月。ほぼ1年の折り返しに近いのだから早いものだ。

ギャン中のみんなは夏競馬も皆勤するだろうが、よいこのお友達は興味が薄れるシーズン。泣いても笑っても前半ラストのG1だけに、気持ちよく終わりたいところである。

同じグランプリでも、豪華メンバーが集まりやすい暮れの有馬記念(G1)に比べて格差のある宝塚記念だが、好走する馬のタイプはそれほど変わらない。これは、いずれも中山芝2500mと阪神芝2200mという非根幹距離の条件が無関係ではないのだろう。まあそれ以前に勝ち負けするような馬が普通に強いからというシンプルな理由もある。

実際、過去の両レースで好走した馬の一覧を調べてみたのでご確認いただきたい。

※JRA-VANが提供している範囲で調べたため、86年以降が対象。

1987年~1999年代

2000年~2009年代

2010年~昨年まで

おじさんたちには懐かしい馬の名前が並ぶよねえ。

ただ、ひとつ大事な前提条件があるとすれば、レースレベルはほぼ有馬記念>>>宝塚記念という話。出走メンバーの層の厚さを考慮した場合、「宝塚で好走したから有馬でも好走する」ではなく、「有馬で好走したから宝塚でも好走するのは当然」と考えた方が良さそう。こちらについて異論はあまりないはずだ。

ここまでお付き合い頂いた方なら、本記事のテーマが何なのかすぐに察しがついたかもしれない。

そう、今年のメンバーで有馬記念を勝ち負けした馬はレガレイラしかいないことだ。

先にグランプリに出走したことのある馬の成績を振り返ろうか。

アーバンシック   有馬記念 1人気6着(24年)
ジャスティンパレス 有馬記念 7人気7着(22年)、1人気4着(23年)、4人気5着(24年) 
          宝塚記念 2人気3着(23年)、2人気10着(24年)
ソールオリエンス  有馬記念 4人気8着(23年)、宝塚記念 7人気2着(24年)
ダノンベルーガ   有馬記念 15人気9着(24年)
プラダリア     有馬記念 12人気14着(23年)
          宝塚記念 16人気6着(23年)、6人気4着(24年)
ベラジオオペラ   有馬記念 3人気4着(24年)、宝塚記念 5人気3着(24年)
ボルドグフーシュ  有馬記念 6人気2着(22年)
レガレイラ     有馬記念 5人気1着(24年)
ローシャムパーク  有馬記念 7人気7着(24年)、宝塚記念4人気5着(24年)

ご覧の通り、有馬記念で宝塚記念より人気と着順を上げた馬は、ほぼいないに等しい。先述した有馬記念>>>宝塚記念の構図に合致するといえる。

そう考えた際、優先すべきは宝塚好走馬よりも有馬好走馬を上に評価する方が、「間違いが少なそう」という話になる。

ボルドグフーシュのケースは、休養が長引いたことにより復調途上。高速馬場をデシエルトが大逃げした大阪杯(G1)は向かない展開だったため、当週の追い切り次第では見直したい馬だ。穴をあけるならこういうタイプか。

で、話を戻すとレガレイラが優勢じゃないかというテーマに戻る。

ノーザンファームにありがちな使い分けの弊害で、ブレイディヴェーグが安田記念(G1)に追いやられる格好となったが、これはおそらく陣営サイドの2頭の評価がそうさせたもの。ルメールがマイルは短いといっていたにもかかわらず、それを無視してでもマイルに出した背景にも繋がるだろう。

つまり、ノーザンは宝塚記念を想定した際、レガレイラの方が勝負になると評価している。そりゃ実際に有馬を勝ったんだからそうなるわね。

そこでみなさんお待ちかねのツッコミタイムがやってくる。

「でも、それ戸崎じゃね?」

あーわかる、わかるよ。

「肝心なときに役に立たなくて、どうでもいいときに空気を読まない」

競馬民の多くが彼にそんなイメージを持っているだろうし、当方も同意する。

だが、それは昨年の有馬記念でも同じ状況だったことは記憶に新しい。

しかし、戸崎圭太ちゃんはそんな不安を覆して見事な騎乗で勝利を掴んだ。

なぜだ?(坊やだからさ)

いやこれ、当時も一部の人が気付いていたように、圭太ちゃんって「ルメールのおこぼれは割と得意」にしていたという裏ネタも存在していたのだ。

戸崎圭太に乗り替わってG1勝利したケース

前走騎手 着別度数 勝率
◆乗替り 8- 8- 5- 71/ 92 8.7%
戸崎圭太 5- 10- 6- 89/110 4.5%
ルメール 4- 2- 0- 7/ 13 30.7%
岩田康誠 2- 0- 1- 3/ 6 33.3%
ムーア  1- 0- 0- 1/ 2 50.0%
内田博幸 1- 0- 0- 1/ 2 50.0%

視認用に作成したデータがこちら。

「ルメール→戸崎圭太」はパワーダウンの先入観にとらわれて人気が下がる旨味もついてくるからこそオイシイ。で、4勝中3勝は牝馬というのもポイントだ。もちろん、その1頭にレガレイラも含まれている。

女の子の扱いはルメールより圭太ちゃんの方が上手いかもしれない。

乗替り【8- 8- 5- 71/ 92 勝率8.7%】と継続【5- 10- 6- 89/110 勝率4.5%】の成績を比べてみてもタナボタ勝利の方が多いところが、これぞ戸崎圭太の真骨頂。まさに空気を読まない男そのものだ。

で、最後にもうひとつアレね。

戸崎圭太のG1成績

「肝心なときに役に立たなくて、どうでもいいときに空気を読まない」

これですよこれ。

で、某キチガイサイトの予想オッズは現在この辺。

結論「買わない理由がない」

以上です。