最終関門は割と楽に抜けられそう…大穴なら波乱のリピーターか?中山11R千葉Sの予想【WIN5】
開催スケジュールの変更で今年のWIN5対象レースは少し異なる。
これまでは4つ目に阪神大賞典(G2)、締めにスプリングS(G2)だったのが、同レースの1週繰り上がりでダートの千葉S(OP)が最終関門。重賞ならもう少しまともに予想ができるのだが、よりによって中山ダートの1200m条件でオマケにハンデ戦ときたもんだ。
まったく…JRAって組織は嫌がらせを生きがいにしているのかね?
とはいえ、指定されているからには避けて通れない。色々と思うところはあるものの、割と予想しやすいかもしれないと胸を撫で下ろした次第である。
その理由がこれなのだが、まずはタイム順のソートを見て欲しい。
馬場差の関係でタイムは前後するものの、59キロ背負ってトップのサンライズアムールでいい。ねえ?よくない?よくなくなくなくなくないこれ。乗ってたのもルメールで今回もルメールだし。
良で前後半3F33秒8-36秒8(前傾3秒0)の流れを3番手から押し切ってるんだから価値はある。その前の栗東S(L)も追い込み勢が台頭する流れを逃げ切り勝ち。こりゃ強いぜ。カペラS(G3)は勝ったガビーズシスターが別格に強かった訳で、このときのWIN5でも1点に絞ったくらいだった。
ラップも前後半3F32秒5-37秒6(前傾5秒1)という頭のおかしい激流。それを3番手から0秒2差で走ったならもう勝ちに等しい。こんなのは斎藤新の体内時計が狂っている。今回はテイエムトッキュウもチェイスザドリームもいない。横綱相撲で抜け出せばいいだけ。
むしろ阪神大賞典(G2)のショウナンラプンタより、こっちの方が堅いんじゃないかとすら思えるメンバー構成だが、ただ1頭だけ不気味な存在がいる。
攻めるならルメカス1点もありだが、森ハゲも気になる
中山というコースは他のコース以上に体の相性がよくないと好走しない。特にダートの1200mなんてのは異質なコース。テンの3Fなんか芝G1のスプリンターズSより速いことも日常茶飯事だ。
他のコースで好走しても中山では好走しなかったり、その逆もまた然り。中山でこそのエキスパートを狙うべし。それがジャスパーゴールドである。
去年の同じレースで14人気10着、ジャニュアリーSも8人気7着ではなあ。そう見せかけておいて横山和生が乗る時だけ爆走する。今回も和生ならよかったが、残念ながらワープスピードで遠征。今回は松岡で期待薄かもねえ。
ただやっぱりこの条件で鬼の森ハゲ案件というのは魅力だ。
うん、やっぱり買いたいよ。前走のジャニュアリーSは、前後半3F33秒3-36秒9(前傾3秒6)の激流を抜け出して勝利。単勝も約2万円の爆穴を出した。勝ちタイム1分10秒2も良でマークしたなら価値がある。
馬場差の関係で1分10秒6のサンライズアムールの方が価値で上回るとはいえ、そんなのは誤差の範囲。ボンクラの松岡正海がやる気を出せば勝ち負けも可能なはず。28キロも減っていた馬体重が20キロ戻って復調気配なら、一度叩かれて上積みもある。この馬の好走条件は前に行ったときだけ。
松岡はアホなんだから考えるな。スタートしたらとにかく逃げろ。大丈夫かなあコイツ。。。
というわけで和生ならもっと期待出来たぞって話です。
前が速くなり過ぎるようならメズメライザーやハチメンロッピの出番もあるか。
◎サンライズアムール
○ジャスパーゴールド
▲メズメライザー
△ハチメンロッピ
×バグラダス