エンブロイダリーは疑ってなんぼ…渾身の1点勝負でどやろか【阪神11R桜花賞の予想】

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エンブロイダリーは疑ってなんぼ…渾身の1点勝負でどやろか【阪神11R桜花賞の予想】

阪神11R桜花賞(G1)芝1600

さて、生き残っていれば最終関門の桜花賞(G1)である。期待の若手・西村淳也は土曜に落馬して乗り替わり。ハゲとるやないかでお馴染みの藤岡佑介にスイッチとなった。

本馬は浜中俊被害者の会代表ナムラクレアの妹。スプリントでG1級の実力を持っていた姉は、3年前の桜花賞で3着に健闘。最内枠のアドバンテージを生かす好騎乗で、浜中俊も完璧に乗ってくれた。まさかその後がこんなことになるとはってところだ。

妹の方が姉ほど潜在能力を感じる訳でもないため、外枠に入ったなら尚更買いにくい。ここは淳也が乗っていたとしても静観する予定だった。

牡馬に比して牝馬のクラシック戦線は暗中模索で五里霧中。ちなみに当方の好きな四文字熟語は乳首解禁です。

まあともかく抜け馬がいなくて分けわからんねって感じだったのだが、阪神ジュベナイルF(G1)をアロマヴェローチェが優勝して以降、他にこれといって目立った馬もいなかった。追い切りの動きも悪くなかったなら素直に信じる手でいいと思う。

仮に負けても無様な競馬はしないだろうし、軸馬としても信用できそう。それくらい今の岩田望来は上手く乗れている。前日の阪神牝馬S(G2)でも8番人気ラヴァンダを3着に持ってきたばかりだ。

同条件の阪神牝馬Sは、当然ながら重要な参考レースとなるのだが、やっぱり阪神の超速馬場は健在。勝ちタイム1分32秒8は、ハッキリ言って遅いし、レースレベルの低さを物語っている。

そもそも大阪杯(G1)のデシエルトが1600m通過1分33秒1で走ってるのよ。これって0秒3差なんだぜ?阪神牝馬SのPCI値をご覧あれ。57.8、これは超スローと言っていい流れである。

レース映像を見直してみても真ん中より内しか伸びていない。これを外から追い込んだラヴァンダが実は一番強い競馬をしていた可能性すらありそう。

という訳で外枠の馬はほぼ見込みなし。こちらについては大阪杯でも内でセコイレースをしたベラジオオペラより外を回して伸びたロードデルレイの方が価値があるのと同義。穴馬が一発を狙うなら3着ヨーホーレイクのように内を突くしかないってことだ。

そういう意味合いでは、先行できるスピードもあって内枠を引いたエリカエクスプレスは絶好。鞍上の圭太ちゃんも空き巣をしないでG1に乗りに来た。血統もマイラーではなく優駿牝馬(G1)でも買える。不安要素は圭太ちゃんくらいしかないぞ。スタートで失敗すると馬群を捌けない騎手だからヤバいが…。

モレイラが乗るエンブロイダリーに関しては、珍しく東京新聞杯(G3)よりクイーンC(G3)の方が速いタイムだったのは評価したい。だが、東京の超速タイムはアテにならないのも事実。大阪杯の1分56秒2に驚いても東京のそれは1分55秒2だったほど。まあこれはイクイノックスさんだけど(笑)。

デビュー戦であっさり負けたように、この手のワンペース型は融通が利かない。弱い相手に圧倒的な強さを見せる馬は、強い相手になると案外脆いものである。あくまで押さえまで。どうせ配当もつかない。

結論は乗れている岩田望来も加味してアルマヴェローチェでいく。相手も圭太ちゃんのエリカエクスプレス。堅かろうがこの2頭がリードしていると見た。

後はもう優駿牝馬も見据えた馬を狙う。リンクスティップチェルビアットの2頭だ。補足についてはリンク先参照で。冷静さを欠いて外枠発走のJFを惨敗したクリノメイは、これを除けば実質3戦無敗な訳だが、外枠に入ったのが致命的。展開に恵まれたチューリップ賞(G2)のようにはいかなくなった。

◎アルマヴェローチェ
○エリカエクスプレス
▲リンクスティップ
△ヴーレヴー
△エンブロイダリー
△ウォーターガーベラ
★チェルビアット