キングの弱点と狙いどきをチェック…信頼性はもうルメール以上?
たまげたなあ
R.キングの成績(WIN5)
先週の開催で短期免許の期間(7月19日~8月18日)が終了したキング。今年は既に1月2月の騎乗もあったため、MAXの3ヶ月を使い終えた。残念ながら秋G1でキング姐さんの騎乗を見ることはできない。
ここまで結果を残せば関係者だけでなく競馬ファンのハートも鷲摑み。次回の来日がいつになるのか待ち遠しいばかりである。
改めて彼女の成績を振り返ろう。本サイトはWIN5メインのため、対象レースのみを抽出した数字を掲載する。
キング【9- 1- 3-32/45】
勝率20.0%、連対率22.2%、複勝率28.9%、回収率299%
45度の騎乗機会で9勝を挙げた勝率は20.0%で今年の勝率も20.0%の平常運転。これはルメールを上回る好成績だ。モレイラの50.0%も素晴らしいが、ルメールやモレイラは馬質で絶対的に優遇されており、キングの優秀さを伝えるには十分過ぎる数字だろう。
人気別成績
1番人気 1- 0- 0- 1/ 2 50.0%
2番人気 2- 0- 0- 3/ 5 40.0%
3番人気 2- 0- 0- 3/ 5 40.0%
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4番人気 0- 0- 1- 2/ 3 0.0%
5番人気 0- 0- 0- 4/ 4 0.0%
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6番人気 2- 1- 0- 2/ 5 40.0%
7番人気 1- 0- 1- 3/ 5 20.0%
8番人気 0- 0- 0- 7/ 7 0.0%
9番人気 1- 0- 0- 2/ 3 33.3%
12番人気 0- 0- 0- 3/ 3 0.0%
13番人気 0- 0- 0- 1/ 1 0.0%
15番人気 0- 0- 1- 1/ 2 0.0%
騎乗馬の人気を見ても一目瞭然。6番人気以下の穴馬でも4勝と腕で持ってきた。
騎乗馬を管理する厩舎の内訳もハッキリしており、身元引受人の堀宣行厩舎が9勝中5勝と突出。続いて大久保龍志厩舎が2勝、木村哲也厩舎が1勝、松永幹夫厩舎が1勝となっている。
キングの手腕を真っ先に見抜いたのが堀師のため、腕に見合った馬を集めて任せているのもあるだろうが、フェブラリーS(G1)を木村厩舎のコスタノヴァで制したことで流れも変わってきそう。木村師はノーザンの犬としても知られる存在。同厩舎はルメール専用みたいなものだが、今後はルメール以上のキングでということもあり得るか。
キングの狙いどき
キングが素晴らしいところは条件戦より断然メインレースで活躍すること。平場なんかは回ってくるだけで勝てる馬に乗れば、騎手の腕に関係なく勝ててしまうけれど、騎手が上手くないと勝てないのが上のクラスである。
成績の振るわない条件クラスも騎乗馬の顔触れを見れば、勝てなくておかしくない馬ばかり。むしろ後に重賞を勝てるだけの力を見せたカナテープではしっかりと勝っている。
また、データとしては母数が少ないものの、来日初週の重賞で連勝したのは覚えておきたい。
初の短期免許(24年1月6日~3月5日)
240204 東京新聞杯(G3) サクラトゥジュール 7番人気
240121 AJCC(G2) チャックネイト 3番人気
2度目の短期免許(25年1月5日~3月4日)
250223 フェブラリーS(G1) コスタノヴァ 2番人気
250105 京都金杯(G3) サクラトゥジュール 6番人気★
3度目の短期免許(7月19日~8月18日)
250727 関屋記念(G3) カナテープ 1番人気
250720 函館2歳S(G3) エイシンディード 9番人気★
今年の京都金杯のときも警戒したが、そう何度も上手い話はないだろうと半信半疑ながら、本当に勝っちゃうんだもんなあ。
ついには穴馬に乗って勝つ騎手から、ファンがキング狙いで人気にしてしまうほどに評価も爆上がり。カナテープなんてキングでなければ1番人気になったかどうか怪しい。
そんな経緯があった上でも、さすがに馬が足りないと感じたエイシンディードでこれまた度肝を抜く逃げ切り勝ち。上位人気で敗れた池添謙一や浜中俊に格の違いを見せつけてしまった。
ということでキング姐さんの狙いどころをまとめてみた。
・来日初週の重賞は人気に関係なく狙える
・堀厩舎の馬で重賞は迷わず買い
・条件クラスはイメージほど来ない(そろそろ馬質が変わりそうだが)
・メインレースでこそ輝く
次回の来日はいつになるかまだ分からないが、馬質さえ同じならルメールより頼りになる騎手といっても過言でもない。
年齢は35歳と若くはないだけに、もし通年免許の話が出るようなら早めに決めて欲しいところだ。





