クロワデュノール、マスカレードボール不在…おそらく予想する必要のない神戸新聞杯の展望
穴党はお手上げですわ
阪神11R神戸新聞杯(G2)芝2400
アルマデオロ 武豊
エリキング 川田将雅
サンライズバブル 池添謙一
ジョイボーイ 藤岡佑介
ショウヘイ 坂井瑠星
ジョバンニ 松山弘平
デルアヴァー 荻野極
パッションリッチ 西村淳也
ボンドロア 横山典弘
マイユニバース 未定
ライトトラック 和田竜二
レイデラティエラ 未定※フルゲート18頭
何だか我ながら毎年のように色気を出して失敗してるなあと反省したのが、先週のローズS(G2)とセントライト記念(G2)だった。
夏の上がり馬が穴人気して大抵春の実績馬から返り討ちにあるのが秋のトライアル。メンバーの薄かった紫苑S(G2)はともかくとして、オークス馬カムニャックも皐月賞馬ミュージアムマイルも格の違いを見せつけて勝利した。
当然ながら神戸新聞杯にも前走勝ちの挑戦者が複数参戦してくるものの、これらを迎え撃つのはダービーの358着馬たち。G1勝ち馬は不在でもクロワデュノールやマスカレードボールのいないレースで負けられないだろう。
案の定、某キチガイ掲示板でも圧倒的に3強。そりゃそうだよ。穴党の俺だってそう思うもの。
はい、手っ取り早く過去10年のおさらいから始めますね。
ちょい荒れしたのも中京開催のジャスティンパレス(2022年)くらいで、そのジャスティンパレスは古馬になって天皇賞・春(G1)をルメールで優勝した馬。ダービー馬シャフリヤールが1倍台で4着に凡走した2021年にしても、2番人気ステラヴェローチェが勝利と荒れていない。あ、馬券ではなくWIN5としてはね。
過去10年で勝ち馬がすべて5番人気以内のオールカマーに対し、神戸新聞杯は先述したジャスティンパレスを除く9年間で3番人気以内。はい、何も考えずに上から3頭を買いましょう→人気もそのまま合致。もう終了ですよこんなの。
エリキング(牡3、栗東・中内田充正厩舎)
デビューから3連勝でクラシック候補の一角に名を連ねたが、順調さを欠いた春クラシックは11着、5着ともうひとつ振るわなかった。
3連勝中の川田将雅は完璧に乗りこなした一方、皐月賞(G1)では横山武史マスカレードボールに致命的な不利を与える締め出し、スローで前残りしたダービーでは展開と真逆の後方待機策で5着とチグハグな結果だった。
G1を意識して多少強引に使われた可能性もあるため、今回は状態面に不安のない正常な休み明けで出てくる。元々トライアル調教師といわれている中内田厩舎。飛ぶならむしろ本番の菊花賞(G1)の方が可能性として高いだろう。
皐月賞(G1)で初めて後塵を拝した対ジョバンニでは、野路菊S(OP)と京都2歳S(G3)で立て続けに撃破。怖いのはむしろ川田が捨てたショウヘイの方かもしれない。
ただ、ダービーのショウヘイは、ルメールがスローの前残りを読んだ完璧なポジション取りがもたらした着順。やはり3頭の中では頭一つリードしているか。
ショウヘイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)
デビュー戦で差されたマディソンガールは、まだ1勝クラスで頭打ち(6着アルマデオロ)。未勝利勝ちの内容も評価できないとして、軽視したきさらぎ賞(G3)も2番人気で4着に敗れ、2着リンクスティップに3馬身差の楽勝をしたサトノシャイニングから6馬身以上離された。
だからこそ、ダービーでの着順入れ替わりはないものと考えていたにもかかわらず、ダービー男の武豊を配した強敵をクビ差交わして3着に入ったのだからわからない。お陰で124着だったよ。お金返して。
で、こちらも休み明けの仕上げに定評のある友道康夫厩舎の管理馬。オールカマーの展望でも触れたっけな。
サートゥルナーリア産駒は夏競馬でも活躍しており、成長力に問題もなさそう。前々の積極策を採るガシマンが騎乗を予定しているのも心強い。馬体は前走で460キロ。復帰初戦でどれくらい増やしてくるかも注目したい。
ジョバンニ(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)
正直、皐月賞が終わるまで強いと思ったことのなかった馬。ホープフルS(G1)の2着にしても、松山弘平の巧さが目立った程度で展開のマギレと考えていた。むしろ相当な不利のあった展開から3着に粘り込んだファウストラーゼンの強さの方に目を引かれた。
それが弥生賞(G2)で◎を打った理由だったのだが、皐月賞4着の走りはジョバンニの評価を見直さないとならない価値のある内容でもあった。
道中は絶好の位置と手応えで好位を追走していたが、思い切り不利を受けて一気に後退。いくら前潰れのレースだったとはいえ、一度あそこまで下がってから4着まで巻き返したのは底力なしでは無理だろう。
対エリキングの直接対決で分が悪かった印象が残るため、3番手の人気に甘んじているが、この馬は買い目に入れておかないと安心してレースを見られそうにない。
川田将雅を信じて1点にするか、素直に3点使うか
春の重賞で川田が捨てた馬に他の騎手が乗って勝つパターンは、割と多かった感じ。それで同じく川田が捨てたカムニャックと復縁しても疑ってみたのがローズSである。結果は周知の通り、何のこともなく快勝している。
だが、先週と決定的な差があるとすれば、カムニャックもミュージアムマイルも両方がG1馬だったこと。個人的に世代最強はマスカレードボール説を推しているが、クロワデュノールを除いた3番手以降のグループは、まだまだ横一線。神戸新聞杯の3頭も展開と騎手次第で着順が入れ替わる程度の力関係と考えている。
ここをエリキングが勝つようなら、菊花賞で主役を張る可能性も大。
いや、大事なことを忘れてたわ。川田君は長距離のレースまるでダメダメだったね。








