ルメール、戸崎圭太「相互NTR」に興味津々…兄妹対決に注目集まるオールカマーの展望
またまた戸崎圭太が悩みの種?
中山11R産経賞オールカマー(G2)芝2200
クロミナンス 未定 57
コスモキュランダ 丹内祐次 57
シュバルツクーゲル 菅原明良 57
ドゥラドーレス ルメール 57
フェアエールング 津村明秀 55
ホーエリート 横山武史 55
ヨーホーレイク 岩田望来 58
リカンカブール 吉田隼人 57
リビアングラス 鮫島克駿 57
レガレイラ 戸崎圭太 57
ワイドエンペラー 佐々木大輔57※フルゲート17頭
業界にいた頃は社杯だったので産経賞もつけておいた(笑)。そういや産経大阪杯はG1昇格とともになくなっちゃったね。他にもサンスポ賞フローラSとか夕刊フジ賞オーシャンSとか色々。夕フジが休刊したのは、割とショッキングだったな。
そんな昔話はともかくとして、今週末の中山メインはオールカマー。その名の通り地方馬でもなんでもいらっしゃいなレースである。ハシルショウグンとかも出てたっけ。
もう競馬歴30年以上になるけど、唯一現場まで観に行ったのは当時大好きだったヒシアマゾンが目当てだった1995年。台風の影響で日曜から月曜に代替開催になったけど、まだ社会人じゃなくて学生だったから関係なし。
この頃は3連系の馬券も発売されておらず、馬連2点勝負。カミノマジックの方がよかったなって記憶が残ってる。この馬以外にもナリタタイシンやワコーチカコとかリヴリア系の活躍が目立っていた頃だね。
あ、また脱線しちゃったよ。
ただ、オールカマーは勝ち馬に関してなら、それほど荒れているイメージもなく、勝った馬も想定の範囲内が多かった感じ。ちと振り返ってみようか。
過去10年の勝ち馬はこちら。
思ったより1番人気が勝ってないね。その反面、4番人気2勝で5番人気3勝だから、シコシコしてればWIN5は何とかなりそう。こういうときってもう予想しないで上から5頭押さえた5点くらいの方が、ありなのかもしれないよ。
参考までに某キチガイ掲示板の予想オッズを見てみたところ、2強+3頭+その他の想定。3番人気ヨーホーレイク以降と6番人気想定クロミナンス以降でオッズの谷間が出来ている。
つまり、他のファンとの心理的な駆け引きをどこでやるかだね。2点勝負する層が多数だから3番人気以降でちょい穴を拾うか、6番人気以降で高配トリガーを狙いにいくか。
一応、過去10年では5番人気までで収束しているため、欲張り過ぎても空回りする可能性は考えておきたい。
キリのいいところで2000年まで遡ってみるとこう。
稀に9番人気がいきなり勝っている年もあるが、5番人気以内との比率は「23vs2」と92%の比率で人気サイド。資金に余裕があるなら迷わずゴー。上位人気から5点残した状態でリーチなら、勝率9割超えでハナホジ観戦できるか。
レガレイラ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)
半兄ドゥラドーレスと初の兄妹対決。近年のメディアでは色々配慮しているのか「きょうだい」という表現が使われている。確かに兄弟、兄姉、兄妹、姉弟、姉妹、弟妹とか言い出したら使い分けるのも面倒だからなあ。「きょうだい」の一言で済ませれば意味は伝わるか。
レガレイラはデビュー当初から世代最強クラスの1頭と高い評価をされてきた一方、お競馬が上手な子じゃないから展開に左右される敗戦も多かった。時計が速くても前残りする昨今の高速馬場には、後方から鋭い脚を使っても間に合わない。
ホープフルSはルメールがうまいこと捌いて勝利したものの、牡馬を相手に戦った春クラシックでは上がり最速でも末脚不発。ついには牝馬相手に下方修正したエリザベス女王杯(G1)でも不覚を取り、ルメールから圭太ちゃんに乗り替わった有馬記念(G1)で評価を下げたのも無理はない。
とはいえ、それでも5番人気に留まったのは競馬民の凄いところ。当方は展開がまた向かないと軽視してしまったが、初騎乗の圭太ちゃんがウルトラスーパー好騎乗で勝利に導いた。実際、ルメ―ルから圭太ちゃんってイメージほど悪くなかったんだよね。少なくとも本馬に関しては戸崎圭太>>>ルメールも間違いとは言い切れない。
宝塚記念(G1)の凡走は割と度外視してもいい気がする。あれはメイショウタバル武豊の絶妙なラップ刻みがえぐかった。一貫して速いラップの続くレース展開だと追走する後続の脚も溜まりにくい。乗り方どうこうで着順がどうのというレースでもなかった。
その点、中山芝2200mみたいな条件は割と合っているのではないかと思う。問題は中間の追い切りと57キロの斤量だ。
ドゥラドーレス(牡6、美浦・宮田敬介厩舎)
崖っぷちに追い詰められていた姉を救ったのが戸崎圭太なら、弟の出世を遅らせてきた犯人も戸崎圭太。ダービーの出走権をかけた毎日杯(G3)では本人も引きずったほどの迷騎乗を犯した。スローで逃げ馬が勝った展開を内枠から下げて馬群に包まれ通し、直線で猛然と追い込んだものの、1着どころか2着も確保できず、賞金の加算にも失敗してしまった。
切れる脚を持つ一方で不器用な競馬しかできないところは血のなせる業だろうか。本当に似ているよねえこの兄妹。しかもどちらも圭太ちゃんが絡んでいるんだもの。
面白いのはそれだけじゃなくて、ルメールの存在もそう。妹とルメールは合わなくて兄とルメールは合う。こういうのも、お競馬の不思議なところで面白い。NTR系の薄い本や昼ドラにありそう。
ルメール専用の木村哲也厩舎が乗り替わりを選んだくらいだから相当だね。宮田敬介厩舎も木村と同じくノーザンの犬だから、融通が利きやすいメリットもあった。
母のロカ含めて好きな血統だから応援している両馬だけど、実績も実力の妹の方が上。ドゥラドーレスがあの有馬記念に出走していたとして、勝てただろうとは言いにくい。
それでも前走の七夕賞(G3)は割といいレースだった。あのときは滅多に見られない柴田大知の神騎乗が凄かったから。切れる脚のない馬で後続の末脚を削る怪ラップでアタマ差残した。このアタマ差というところが道中の微妙な進路取りや仕掛けのタイミングで前後するところであり、モレイラやキングならドゥラドーレスが普通に勝っていたとは思う。
圭太ちゃんの分だけ負けたという先入観は否定できないものの、乗り方としてはケチをつけるところもない。腕達者な外国人騎手と同じ乗り方をしろというのは酷な話なので、これを責めても可哀想だ。
妹との差は2キロの恩恵で相殺できそう。後はルメールさんがどう乗ってくるかだね。2頭とも同じ乗り方が正解の馬だから、そういう意味では面白そうだよ。
ヨーホーレイク(牡7、栗東・友道康夫厩舎)
思い切り狙った宝塚記念で不可解な大敗を喫した。非根幹距離で馬場も稍重なら悪くても掲示板は来るだろうと期待していたにもかかわらずである。キャリアの最低着順が7着だった馬にしては崩れ過ぎの印象が残る。
休養期間も長く春も3戦しかしていない。使い詰めという訳でもなかったろうし、中間の状態と追い切りをチェックしたい馬だ。
この馬自身、休み明けは苦にしたいタイプで、大きく崩れたのも高速馬場で究極の上がり勝負で後れを取った毎日王冠(G2)くらい。それ以外はすべて3着以内を確保している。また、管理する友道康夫厩舎も休み明けの仕上げに定評のある腕利き。岩田望来も気合が入っているはずだ。
前哨戦で馬券に絡んでG1は足りない感じなので、狙うならここかもしれない。
コスモキュランダ(牡4、美浦・加藤志津矢厩舎)
中山以外で馬券に絡んだのは新潟未勝利だけという典型的な中山専用機。安定感がないように見えて中山だけなら【1.4.1.1】の複勝率85.7%と出走メンバーで抜けた数字を誇る。秋天で用はないかもしれないだけに、ここで買わなくてどこで買うって馬である。
とはいえ、丹内祐次との相性はそこまでいい訳でもない。中山でも善戦マン止まりの馬が、どこまで意地を見せられるか。芝2200mの条件は出入りの激しくなる芝2000mよりは向く。
ホーエリート(牝4、美浦・田島俊明厩舎)
横山典弘御大の後方ポツンに怯える競馬民のみなさま。さすがにここではやらないと思うから安心して欲しい(言い切れないけど)。典ちゃんがポツンをするときって、勝ち目のない馬や走る気のない馬とか状態の悪い馬だから、何でもかんでもやる訳じゃあない。
現在上り調子で目黒記念(G2)に続いて牡馬相手のG2を使ってくる馬ならやる気のはず。この人は本当に中山で神がかった乗り方をする。セントライト記念のヤマニンブークリエだって、横山典弘が持ってきた感じだった。
騎手は関係ない?いつまでそんな綺麗ごと言ってやがるんですか。着順に思い切り影響するから花形なんでしょうよ。この馬は血統的にもルーラーシップ×ステイゴールドと、いかにも中山が向くタイプ。内枠を引いたらもう一丁があっても驚けない。
※読者さんの指摘で武史と典ちゃんを間違えていたようです(謝罪)
でもどちらにしても買います。
予想放棄も立派な手段
比較的前々で競馬するリビアングラスやリカンカドールも芝2200mが向く。誰も動かないような展開になったら穴で怖い馬たちだ。
鞍上未定のクロミナンスも現在G2で3-2-3-2着といつ勝ってもおかしくない実力の持ち主。出てくるようなら警戒したい。
WIN5で考えるなら何も考えずに上から5頭を選ぶのもいい。一捻りしたくなって色気を出すと裏の裏は表だったというオチもあるだろう。











