2015菊花賞(G1)の予想で悩まないための徹底攻略

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2015菊花賞(G1)の予想で悩まないための徹底攻略

クラシック最終章である菊花賞だが、今年の牡馬クラシック戦線は完全にドゥラメンテ1強だった。

石橋脩が脚を引っ張った共同通信杯でこそタナボタ勝利を収めたリアルスティールだが、以降は皐月賞、ダービーと完全に格の違いを見せつけられての完敗。

そしてスプリングS、ダービーでも露呈した負ける理由には福永の判断ミスも漏れなくついてくる。

皐月賞はむしろ完璧に乗ったにもかかわらずの完敗だから余計にこの2頭の差は明白となった。

なら二冠馬ドゥラメンテがいない以上は大きな顔が出来るのかと安堵した途端に神戸新聞杯での完敗。

福永が言うにはマークする相手を間違えたとのことだが、この発言には少々違和感がある。

スプリングSについてならこれで正しい認識だが神戸新聞杯はリアファルを過小評価している。

以下はセントライト記念と神戸新聞杯の結果だが、それぞれを分析してみたい。

 

■セントライト記念
1着 キタサンブラック 宏司 2.13.8   02-01 34.9 6
2着 ミュゼエイリアン 横山 2.13.9 3/4 01-02 35.1 9
3着 ジュンツバサ   石脩 2.13.9 アタマ 06-08 34.6 10
4着 ウイングチップ  勝春 2.13.9 ハナ 04-03 34.8 14
5着 ベルーフ     川田 2.14.0 クビ 06-05 34.7 3
6着 タンタアレグリア 蛯名 2.14.0 クビ 08-05 34.6 5
7着 サトノラーゼン  岩田 2.14.1 クビ 10-08 34.5 1

セントライト記念はスプリングSとほぼ似たような内容で前残りのレース。

奇しくも勝ったキタサンブラックがスプリングSと同じようなレース運びで勝利。

逃げたミュゼエイリアンの上がりも35.1と平凡で敗れた馬達も軒並みこれを上回った。

確かにキタサンブラックが上手いレースをした位置取りの勝利。

また、9着に敗れたグリュイエールが次走を難なく勝利したように敗れた馬が展開を敗因にあげるのは説得力がある。

着差も騎手の位置取りとコース取りの差のみで僅差ばかりが並んでいる。

見た目の着順こそ7着でもサトノラーゼンの走りに悲観する必要もなさそう。

この馬はダービー2着という菊花賞のフラグを持っている。

■神戸新聞杯
1着 リアファル    ルメ 2.26.7   01-01 34.1 3
2着 リアルスティール 福永 2.27.0 08-08 34.0 1
3着 トーセンバジル  四位 2.27.4 21/2 14-13 34.1 7
4着 バイガエシ    古川 2.27.6 06-03 34.8 8
5着 ジュンスパーヒカル 小牧 2.27.8 11/4 09-13 34.5 14
6着 レッドソロモン  川須 2.27.9 1/2 03-05 35.0 9
7着 アルバートドック 康太 2.27.9 クビ 15-13 34.5 4

セントライト記念との違いは逃げたリアファルを交わせた馬がいなかったのも事実ながら、上りで上回った馬もリアルスティールただ1頭だった。

それも位置取り的に0.2-0.3は欲しかったが0.1しか詰めることが出来ていない。

そして各馬の通過順位も前々に位置した馬が流れ込んだセントライト記念に対して直線二桁の位置取りの馬の追い上げが散見する。

さらにただの前残りではないことがそれぞれのハッキリとした着差にも表れている。

少なくともただの前残りだったセントライト記念としっかり後続を潰して完勝の神戸新聞杯を同列に語ることが無意味とわかろうもの。

ローズSのタッチングスピーチとミッキークイーンは馬体を並べるシーンもあったが、リアファルはリアルスティールに並ばれることもなく2馬身差という完勝といえる着差をつけた。

時計も2015の阪神芝2400mでは最速であり、けしてスローの前残りではない。

■リアルスティールの不安材料

お約束の鞍上は捕まっているだけで勝てるレベルの馬でなければG1を勝てることは少ない。

血統的にも上のラングレーがいるが、いかにもマイルから中距離向きの印象で距離延長は歓迎のタイプでもない。

ダービーの位置取りのミスはともかくとしてそれでもドゥラメンテ以外には負けないところは見せたかった。

優等生タイプの馬だけに安定はしているがドゥラメンテ以外にもこれまでキタサンブラック、サトノラーゼン、サトノクラウン、リアファルと敗れてしまった。

典型的な押し出されての人気馬でもあり、いくら状態がよくても淀の3000mをこなすには不安が付きまとう。

せめて内枠なら経済コースを通っての誤魔化しもありえたが11番ではおそらく外を回る可能性が高い。

ただでさえ折り合いを言い訳にポジションを下げるタイプの騎手だけにリアファルが前にいるからといって徹底マークするような大胆な騎乗はほぼ間違いなくやらなければそんな度胸があればもっとG1を勝っている。

神戸新聞杯を前残りで【捕らえ損じた】ではなく【着差以上の完敗】と理解できればなんてことはない。

■リアファルに垣間見たマヤノトップガンの面影

もはや懐かしい馬になってしまったがマヤノトップガンもデビューから7戦をダートで使われた馬。

芝に使ってから一気に素質開花で菊花賞から有馬記念まで上り詰めた。

ダート7戦から芝で5戦目に菊花賞を勝ったように成長がゆっくりだったトップガンに比べてリアファルはダート6戦から芝をいきなり連勝と無敗。

ダートをこなすパワーもあれば芝で速い上がりにも対応し、逃げるスピードも備えている。

仮にドゥラメンテが出走していたとしても警戒すべきは勝負付けの終わったリアルよりこの手の馬だっただろう。

■両レース検証のまとめ

・セントライト記念組は展開に左右されたもので敗れた馬の巻き返しはありえるレースだった。

・神戸新聞杯は勝ち馬がフロックではなく実力で押し切ったもので敗れた馬の反撃は期待薄。

・ただし、リアファルには完敗のリアルスティールも他の馬には遅れは取らない。

・あくまでリアファルには見劣るだけで他馬との実力差は感じる。

・問題は長距離で実績のない父ディープと鞍上。

■他レース経由組の評価

★スティーグリッツ・・・鞍上の内田はオウケンブルースリ、ゴールドシップで優勝とこの舞台は得意。

ただ、前走負かしたフジマサエンペラーはピークの過ぎた馬で着差も0.1では少々厳しい印象も。

3走前にはトーセンビクトリーにも敗れている。

★マサハヤドリーム・・・玄海特別でアドマイヤカーリンに辛勝もマッサビエルに完敗していた程度の相手。

★ワンダーアツレッタ・・・前々で競馬が出来そうなのが強み。なんだかんだでクイーンズリングを持って来たミルコの手腕含めて一考。

★ミコラソン、スピリッツミノル・・・論外。

■血統からの期待

★ミコラソン・・・母ビワビーナスはトニービン×パシフィカスの超良血だが、父ダイワメジャーは距離適性に懸念。それ以前に500万を勝てないようでは。

★サトノラーゼン・・・Hail to Reasonの4 x 5とNorthern Dancer の5 x 5を持っておりこれが距離の融通性を生んでいるかも。ダービーでも2400mを克服しておりディープ産駒ではこの馬が一番手。インに拘る岩田が距離ロスを押さえてくれそうなのも追い風。

★ベルーフ・・・母レクレドールはステイゴールドの妹。祖母のゴールデンサッシュはサッカーボーイの母とまさに長距離適性てんこ盛り。小倉記念でも古馬に通用の地力を見せた。

★レッドソロモン・・・タイムリーな豊ちゃん騎乗はさておき、母系がダンスファミリーなのが妙味。母アドマイヤリッチで祖母レース、そしてキーフライヤーからキーパートナーと続く。キーパートナーの子であるダンシングキイはエアダブリン、ダンスインザダーク、ダンスパートナーを輩出。豊ちゃんとの縁も所縁もある。

★リアファル・・・兄クリソライトはダートの中距離で活躍、姉マリアライトは父ディープながら中山の芝2500を楽勝とスタミナに不安はない。母父エルコンドルパサーは菊花賞馬ソングオブウインドの父。

★ミュゼエイリアン・・・父スクリーンヒーローの母ランニングヒロインはステージチャンプの妹。こちらもリアファル同様母父エルコンドルパサーは菊花賞馬ソングオブウインドの父。

■当欄の推奨

リアファル

サトノラーゼン

ベルーフ

レッドソロモン

ミュゼエイリアン

ワンダーアツレッタ

タンタアレグリア

★リアルスティールは危険な人気馬の結論。

どこかで内に潜り込まないと昨年のワンアンドオンリーのようなケースもある。

京都の超高速馬場は継続しておりリアファルが本物ならばセイウンスカイのようなレースも想定される。

と思ったらCMでもセイウンスカイだったのもサイン?

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