17日の日曜東京メインは古馬牝馬によるマイラ―決定戦・ヴィクトリアマイル(G1)が開催される。最大の注目は昨年の有馬記念(G1)こそ初めて崩れたが、依然として最強馬の呼び声も高いアーモンドアイの参戦だろう。
アーモンドアイの子駒の出G1勝利数は牝馬三冠と秋天、JC、ドバイの計6勝。ヴィクトリアマイルを勝てば、牝馬ではジェンティルドンナ、ウオッカに並びG1・7勝馬となる。この先も前期でもう1戦するか、秋のG1で勝利を重ねることで最多となる8勝の期待もある。
有馬記念の敗戦は香港C(G1)を熱発で回避したこともあれば、陣営がいうように1周目のスタンド前でスイッチが入り、暴走気味に引っ掛かったことも9着と敗れた理由となるかもしれない。
だが、VMは過去に中距離で最強クラスと目されていたウオッカやブエナビスタですら敗れたレースでもある。実績こそアーモンドアイが抜けているとはいえ、今年のメンバーはなかなか骨っぽい相手関係ともいえる。
牡馬の混合戦ではなく、牝馬相手なら回って来るだけと安易に考えての参戦ならば、取りこぼしの可能性も頭に入れておきたい。何しろ現在の東京の芝は明らかに内が有利で、外枠の馬は脚を余して能力を発揮できないまま敗れるレースが散見している。
また、馬場状態は超速馬場ともいえ、展開によっては32秒前後の上がりを要求される可能性もある。そうなると後ろからの競馬を選択した場合、差し切れなくなることも十分にありえるだろう。
熱発や掛かったことがすべてと割り切る前に、これまでどんな展開でも着をはずさなかった馬が、9着という大崩れをした事実は覚えておきたい。
VMで数だけ集めればいいという安直な考えが透けて見える
昨年の安田記念(G1)では致命的な不利を受けながらも3着まで巻き返した。これが力負けではないことは秋天の圧勝で証明できたが、今年は安田記念を回避というよりも逃亡。
馬の能力比較的には昨年の勝ち馬インディチャンプと正々堂々と勝負して欲しかった。
裏で繋がっているノーザンのインディチャンプと共食いするよりも、牝馬相手で与しやすいVMを選択した疑いはある。グランアレグリアを回避させてまでの用意周到加減である。
足らぬ狸のなんとやらではないが、勝つ前提での使い分けは歓迎できない。
こういうことをやるから競馬がつまらなくなる。
過去10年のNHKマイルのラップ傾向を読み解く
日付 馬名S 人気 馬場状態 走破タイム
190512 ノームコア 5 良 1305
180513 ジュールポレール 8 稍 1323
170514 アドマイヤリード 6 稍 1339
160515 ストレイトガール 7 良 1315
150517 ストレイトガール 5 良 1319
140518 ヴィルシーナ 11 良 1323
130512 ヴィルシーナ 1 良 1324
120513 ホエールキャプチャ 4 良 1324
110515 アパパネ 2 良 1319
100516 ブエナビスタ 1 良 1324
馬場状態に変化があったことは注意したい。
スローなら前が残り、ハイなら差しが決まるイメージには遠い。
スローでもハイでも前が残ると考えた方がいい。
過去10年人気別成績
人気 着別度数 勝率
1番人気 2- 3- 0- 5/ 10 20.0%
2番人気 1- 0- 1- 8/ 10 10.0%
3番人気 0- 1- 2- 7/ 10 0.0%
4番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0%
5番人気 2- 0- 1- 7/ 10 20.0%
6番人気 1- 0- 1- 8/ 10 10.0%
7番人気 1- 1- 2- 6/ 10 10.0%
8番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0%
9番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
10番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
11番人気 1- 1- 2- 6/ 10 10.0%
12番人気 0- 2- 0- 8/ 10 0.0%
13番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
14番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
15番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
16番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
17番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0%
18番人気 0- 0- 1- 7/ 8 0.0%
人気馬が取りこぼしやすいレース傾向。
牝馬限定の東京芝マイルは魔境ともいえる。
過去10年枠番別成績
枠番 着別度数 勝率
1枠 0- 1- 3-16/20 0.0%
2枠 2- 1- 3-14/20 10.0%
3枠 2- 0- 1-17/20 10.0%
4枠 0- 2- 0-18/20 0.0%
5枠 0- 3- 1-16/20 0.0%
6枠 3- 0- 0-17/20 15.0%
7枠 2- 1- 1-24/28 7.1%
8枠 1- 2- 1-26/30 3.3%
過去10年真ん中より内の枠の成績
日付 馬名 枠番 馬番 人気 着順
2019
ノームコア 2 4 5 1
プリモシーン 5 9 4 2
クロコスミア 2 3 11 3
2018
ジュールポレール 2 4 8 1
リスグラシュー 8 16 1 2
レッドアヴァンセ 3 6 7 3
2017
アドマイヤリード 3 5 6 1
デンコウアンジュ 5 10 11 2
ジュールポレール 2 3 7 3
2016
ストレイトガール 7 13 7 1
ミッキークイーン 5 10 1 2
ショウナンパンドラ 7 15 2 3
2015
ストレイトガール 3 5 5 1
ケイアイエレガント 4 7 12 2
ミナレット 8 18 18 3
2014
ヴィルシーナ 7 14 11 1
メイショウマンボ 2 4 3 2
ストレイトガール 1 1 6 3
2013
ヴィルシーナ 6 11 1 1
ホエールキャプチャ 4 8 12 2
マイネイサベル 1 1 5 3
2012
ホエールキャプチャ 6 12 4 1
ドナウブルー 8 16 7 2
マルセリーナ 1 1 3 3
2011
アパパネ 8 16 2 1
ブエナビスタ 7 13 1 2
レディアルバローザ 2 4 3 3
2010
ブエナビスタ 6 11 1 1
ヒカルアマランサス 1 2 8 2
ニシノブルームーン 5 10 11 3
内前有利の傾向が強くなったのは近年。
馬場造園課のてこ入れが顕著。
過去10年種牡馬別成績
種牡馬 着別度数 勝率
ディープインパクト 3- 3- 4-24/34 8.8%
フジキセキ 2- 0- 1- 2/ 5 40.0%
ハービンジャー 1- 0- 0- 0/ 1 100.0%
スペシャルウィーク 1- 1- 0- 1/ 3 33.3%
ステイゴールド 1- 0- 1- 6/ 8 12.5%
クロフネ 1- 1- 0-10/12 8.3%
キングカメハメハ 1- 1- 1-17/20 5.0%
テレグノシス 0- 0- 1- 1/ 2 0.0%
タニノギムレット 0- 0- 1- 2/ 3 0.0%
スズカマンボ 0- 1- 1- 2/ 4 0.0%
アグネスタキオン 0- 1- 0- 4/ 5 0.0%
メイショウサムソン 0- 1- 0- 4/ 5 0.0%
ハーツクライ 0- 1- 0- 5/ 6 0.0%
勝率こそ二桁に届いていないものの、ディープインパクト産駒の馬券入着率は高い。
出走馬中8頭がディープ産駒。
全滅の可能性は低い。
結論
アーモンドアイの6枠12番をどう評価するか。
有馬で引っ掛かったことを気にして前半出して行かなければ危ない。
先週のレシステンシアで差されたからといって、後ろから届くとルメールが判断するかどうか。
好位で競馬をしたかったサウンドキアラの大外はツキがない。
最内ラヴズオンリーユーは最高の枠。
リアルスティールの妹なら距離は問題ない。
ミルコなら再度のイン突き濃厚。
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