ヴィクトリアマイル(G1)は馬なり調教で最強馬アーモンドアイが7冠達成! はたしてこれは偉業なのか

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 17日、東京競馬場で行われた古馬牝馬最強マイラーの決定戦・ヴィクトリアマイル(G1)は、ルメール騎乗のアーモンドアイが直線馬なりで突き抜けて、2着サウンドキアラに4馬身差をつける大楽勝。ここまでのG1・6勝に勝利を加えて7冠馬となった。

 アーモンドアイは昨年の有馬記念(G1)を9着に敗れ、今年3月のドバイ遠征もコロナの影響で中止となり、トンボ帰り。安田記念での復帰と考えられていたが、急遽の出走表明をしていた。

 同じくノーザンFのグランアレグリアは都合よく熱を出し、安田記念でぶつかるインディチャンプとの潰し合いを避けたという見方をされても仕方がなかった。そして、あえて牝馬限定で相手が楽なヴィクトリアマイルに使う意味がはたしてあったのかも疑問だ。

確かに不安要素が皆無だったわけではない

 それまで強かった馬が、敗戦をきっかけにスランプになり、別馬のように勝てなくなるケースもなくはない。有馬記念の9着はそれまで優等生だったアーモンドアイが初めて大崩れしたレースだった。

 道中で掛かったとはいえ、直線で伸びることもなくだらしのない負け方は、単純に復活すると考えるには引っ掛かることもなかった訳ではない。ヴィクトリアマイルは超速馬場の府中がAコースからBコースに切り替わるタイミングでの開催でもあり、紛れが起きやすい条件でもあった。

ルメールはこの馬に乗るときだけまじめに乗る

 フェブラリーS(G1)のモズアスコットはともかくとして、最近のルメールの怠慢騎乗は目に余るところもあった。有力馬を当たり前のように乗り散らかし、少々ミスをしても馬が強ければ目立たない。

 結果的に勝ったとしてもフィエールマンの天皇賞、2着に敗れたレシステンシアのNHKマイルなどは、ルメールの騎乗がプラスだったとはいえない騎乗ぶりだった。

 にもかかわらず、VMのアーモンドアイでは勝つためにミスのない騎乗を貫いており、明らかに他の馬とは競馬に対する姿勢の差が見えた。

この7冠は評価したくない

 ここまでの7冠馬はシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、キタサンブラック、ジェンティル、ウオッカなど。

 グレードという意味で7勝には違いないが、うるさい競馬ファンとしてはやはり勝ったG1が何かという中身の話。

 ダイワスカーレットに歯が立たず、東京以外のG1から逃げ回ったウオッカ、牝馬3冠したとはいえJC連覇と有馬記念勝ちのジェンティルドンナ、牝馬3冠にVMを足したアーモンドアイ。

 これらは同じ7勝としては格下の印象が強い。

 アーモンドアイにしてもマイル戦よりは大阪杯や宝塚記念を使う方が望ましいし、今年も有馬記念には出走してもらいたい。

 最多更新の8勝がどこになるかは不明だが、上位馬と獲得賞金に大きく見劣るのはレース選びで楽をしたからでもある。

ヴィクトリアマイルのレース内容

 土曜東京の京王杯SC(G2)が稍重でもレコードと0.4差しかなかった超速馬場。前半スローで流れても後半で究極の上がりが出ればレコード更新の可能性は十分に想定されていた。

 三浦のトロワゼトワルが促してハナに立つと、武豊のコントラチェックは早々と諦めて2番手に下げた。この時点でスローの展開が確定。この日の府中の馬場を考慮すると武豊の判断には疑問が残った。

 8枠18番という不利な大外枠を引いてしまった松山弘平サウンドキアラは果敢にポジションを取りに行く。先行2頭のすぐうしろの3番手につけると、アーモンドアイの存在を考えずに前の2頭を交わす競馬を選択。

 ルメールのアーモンドアイはこの日は絶好のスタートを決めた。前を行く3頭の直後の外目4番手から終始楽な手応えでついていき、いつでも交わせる脚色で直線に入った。

 松山がサウンドキアラの追い出しを始めたときには、外からするすると交わして先頭に立ち、軽く追いだしただけでノーステッキの大楽勝。さすがにこの相手には鞭すら必要なかった。3着に典のノームコアが入り、今年重賞3連勝のサウンドキアラ、昨年の勝ち馬が2,3着ならこれはもう力が違ったとしか言いようがない。

 辛うじて一発の期待があったミルコのラヴズオンリーユーは下げた上に進路も確保できない無様な競馬。NHKマイルで渾身の神騎乗とは別人と思えるやる気のなさだった。

ヴィクトリアマイルのラップ構成

勝ち時計 1.30.6/32.9
前後半
3F34.2-33.9後傾0.3
4F45.6-45.0後傾0.6

※前傾になってこそ波乱の余地もあったが、馬場状態を考えると完全な超スロー。

アーモンドアイより後ろにいた騎手は何を考えていたのか。

レース後のコメント ※ラジオNIKKEIより

1着 アーモンドアイ(C.ルメール騎手)
「道中でもリラックスしていて乗りやすく、最後もパワフルなストライドで走っていました。今日は好スタートで、サウンドキアラの後ろの良いポジションにつけられました。やはりこの馬は特別な馬です。すでに、レジェンドホースですが、彼女の現役生活はまだ続くので、これからもGIを勝つことができると思います」

 ルメールは気に入らないが、馬に罪はない。いずれにしてもこの展開なら出遅れたところで問題なかっただろう。

(国枝栄調教師)
「レースは騎手に任せていました。ゲートでの立ち遅れだけが心配でしたが、ポンと出てくれてホッとしました。道中は鞍上と上手く折り合って、滑らかな走りをしていたので安心して見ていました。(GI7勝目について)数々の名馬が築いてきたところに並ぶことができて嬉しいです。今後は具体的にこれ、というものはなく、オーナーサイドと、馬の具合を見ながら決めることになると思います」

 このオーナーサイドというのが好きになれない理由。

2着 サウンドキアラ(松山弘平騎手)
「スタートが良かったです。立ち回りの上手い馬で、大外枠も関係なくこなしてくれました。思った通りの競馬ができました。前残りの競馬が今日は続いていましたが、前目のポジションで、最後まで集中力を切らさずに走ってくれました。相手も強かったですが、この馬も力をつけています」

 最も勝ちに行く競馬を試みたのが松山弘平。サウンドキアラはこれまで武豊や福永祐一が騎乗していた馬だが、弘平が最も馬の能力を発揮させる乗り方。ベストパートナーだろう。

3着 ノームコア(横山典弘騎手)
「馬の状態は前回と変わらなかったです。もう少しゲートを出てくれれば...。思った通りの競馬ができれば、2着はあったと思います」

 高松宮記念を追い切り替りに使ったことは気に入らないが、昨年勝った同じ舞台で力は出せた。

4着 トロワゼトワル(三浦皇成騎手)
「前で運ぶつもりでしたが、思っていた以上にスピードがあって、楽にスムーズな競馬をすることができました。良い形で運べて、よく頑張ってくれました。」

 馬場を考えると三浦の乗り方がベスト。この敗戦は相手が悪かっただけ。復調気配は見えた。

6着 シゲルピンクダイヤ(和田竜二騎手)
「機嫌が良かったのか、ゲートにスッと入ってくれて、スタートも決まり、見せ場を作れました。勝負どころでは、相変わらずズブいですが、良い競馬でした。勝ち馬は別次元として、最後も差を詰めていますから、噛み合えば上位に来られると思います」

 和田とのコンビが一番しっくりくる。まだ見限るには早い。

7着 ラヴズオンリーユー(M.デムーロ騎手)
「スタートは出ましたが、すぐに内に馬が殺到してきて、ゴチャゴチャになってしまいました。距離はそれほど問題なかったです」

 距離に問題がないならなぜ、2番手3番手の競馬をやらなかったのか。

 明らかにダメージを残さない競馬を試みており、次走狙いが透けてみえた。

 陣営の指示かもしれないが、ミルコらしくない乗り方。

 川田なんかに前を遮られて好位を取られているようでは困る。

9着 ビーチサンバ(福永祐一騎手)
「今日はスタートが全てですね。ゲートが開くちょっと前にうるさくなって、暴れてしまいました。そこに尽きます」

 お前スタート得意なんじゃなかったのか・・・。

 秋華賞で見せた馬鹿逃げでもやってくれないかと期待していたが案外。

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