「怪しい浜中俊」よりも超人気薄の爆穴に一発期待…阪神11R米子城Sの予想【WIN5】
先週の淀屋橋S(3勝・芝1200)は、7番人気ツインクルトーズが勝って穴を出してくれた。米子城Sは新設のレースということもあり、過去10年の結果がないものの、代わりにWIN5対象レースで阪神・芝1200のデータを抽出した。
怖い怖い怖い……と見せかけて14番人気テイエムスパーダ、15番人気グレイトゲイナーは、秋のスーパーウルトラクソ超速八百長馬場でのモノ。それ以外はスコールユニバンスが8番人気で制した程度だが、日付を見て分かる通り、1年の最終日の開催で差し馬場だった。
つまりどういうことかと考えると、おそらく期待するほど荒れないと考えてもよさそうな気がするのだ。多分ね、そんな気がするだけかもしれないが。
上位人気想定はやはりロードフォアエースだろう。ロード所有馬でカナロア産駒は期待値も高い条件に合致する。ただ肝心の浜中が阪神芝1200条件のWIN5で未勝利。他のコースでは勝っているにもかかわらずだ。好走の可能性は高くても何かに負ける可能性は普通にありそう。
それにオープンやリステッドは基本的に重賞で負けた馬が底力を見せるケースが多い。該当するのはヨシノイースターやアグリか。スマートクラージュも一考ってところ。
あと、ロードフォアエースだが、長篠S(3勝・中京芝1200)でティニアに負けていることも思い出しておきたい。肝心のティニアがその後の2戦で大敗続きなのは狙いにくいが。リフレッシュ明けの今回は追い切りで栗東の坂路50秒8の自己ベストを叩き出した。こういうガス欠戻りの馬は穴で気をつけたい。
最後に気持ち悪さがあったのはカルロヴェローチェ。能力の高い馬だが気性の問題で出世できなかった。ついにはダートにまで使われた前走でも大敗とまったくいいところがなかったのだが、そんなどうでもいい馬に追い切りでミルコが乗るだろうか。
どうやら去勢を決断したみたいで心機一転で挑むらしい。最終追い切りで栗東の坂路49秒2の一番時計をマークしたってさ。穴なら先述のティニアかカルロかもしれんねえ。
ということで絞るのも難しければ広げ過ぎるのも避けたいこのレース。結論は以下。
超人気薄になりそうな2頭だが、少なくとも激走するならというサインはあった訳だ。来ない気もするけど、予想もできないような大波乱は常にこういうときである。
◎ヨシノイースター
○スマートクラージュ
▲ロードフォアエース
△ティニア
★カルロヴェローチェ