「19年ぶり」JRAのトラップを見抜け…中山09R湾岸Sの予想【WIN5】

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「19年ぶり」JRAのトラップを見抜け…中山09R湾岸Sの予想【WIN5】

今週は中山、阪神の2場開催となるため、中山の9Rが対象レース。昨年も中山9Rから始まる2場開催があったが、とりあえず振り返り用のデータは以下。

おや?キャリーになった京成杯の週って2場開催だったんだね。前半2つ堅くてまったく期待していなかったのに、3つ目からあれあれあれとクソ荒れた。1-2番人気が連勝してキャリーというのはちょっと記憶になかった気もする。

現在は昨年末から1レース目の1番人気が11連敗中と不振だが、2場開催となる今週は流れも変わってきそう。

ちなみに中山の芝2500mで行われる3勝クラスの湾岸Sだが、距離が2500mに戻ったことにお気づきだろうか。確か元から2500mじゃなかったかと思いつつ確認してみると、2007年から距離短縮となっていた様子。つまり19年ぶりに戻したって訳ね。

ざっくりイメージするならみんな大好き有馬記念(G1)ってとこかね。「彼を知り己を知らば百戦殆うからず(勝てるとは言ってない)」ということで、JRAのさり気なく仕掛けた罠に注意をしておきたい。

まずはタイム評価上位から確認する。ルメールで人気のスティンガーグラスがトップ。このレースは有馬当日の同条件の意味で記憶に残っているファンもいいだろう。もちろんレース内容も実際に強かった。このときワンチャン荒れてくれないかと穴も入れたが、無慈悲なくらい冷静な手綱捌きで2着サンライズソレイユを差し切った。

当方も割とマジにサンライズソレイユで倒せると考えていたが、予想以上にスティンガーグラスが強かった。敗れたサンライズにしても次走で格上挑戦して2着に入り、自己条件に戻った前走も相手が強かったものの、リンフレスカンテに3馬身半差で先着した。

そのリンフレスカンテもそこそこ強い馬だ。

2着アイザックバローズはグッドラックハンデの6着馬。勝ち馬のアドマイヤサジーは今回出走。

勝ち馬のヴェローチェエラは日経新春杯(G2)で1番人気4着。リビアングラスは8着。諸々考えるとグッドラックハンデのレベルは評価できそう。

ちなみに先述したアドマイヤサジーはグレイトフルS(3勝)芝2500mでヴェルミセルの6着同着に敗れた馬だ。

このレース2着フルールも踏まえてホウオウムサシも見てみる。気になる人は気になる馬だよね。

こんな感じ。文章より画像を見てもらった方が早いと思って今回は多めに出しているが、どうだろうか。

まず、状態に問題がなければスティンガーグラスは一枚も二枚も上のパフォーマンスを演じていたことが分かる。

不気味なのはインザモーメントだが、この馬って比叡Sでリンフレスカンテに交わされて4着に負けてる馬でしょ。実績的にはそこまで脅威ではないと考える。

また、肝心の川田将雅も問題だ。何となくだけど今年の川田はミスが多い。前はもう少し隙のない乗り方をしていた気がするけど、先週のジンセイにしてもインザモーメントの前走にしても、勝負どころで動かないまま負けてる。馬券ならそれでもいいけどWIN5では許されない。そう、なんか戸崎っぽい負け方なんだよね。

結論としては、長距離苦手な川田にとって不都合な条件にも変わった。対ルメールでは分が悪いと見る。

◎スティンガーグラス
○アドマイヤサジー
▲フルール
△ホウオウウサシ
×インザモーメント

※土曜中山09R潮来特別(2勝・芝2500m)もサンライズソレイユが完勝したよね。そりゃこの馬に楽勝したスティンガーグラスが弱い訳ないよね。