怪しいのは戸崎圭太だけじゃない…皐月賞馬の苦戦が気になるセントライト記念の予想【WIN5】
敵は戸崎圭太にあり!
中山11Rセントライト記念(G2)芝2200
今週末の3日間開催は、ローズS(G2)のカムニャック、セントライト記念(G2)のミュージアムマイルが勝てば、予想も大楽勝で安いけど簡単なWIN5という想定だった。
しかもモレイラ神が来日した訳だから、仮に1倍台の断然人気でもルメールや川田より信頼度が段違いに上がる。かといってどっちもモレイラが乗らないんじゃ勝手が違って来る。
カムニャックは本番も乗れる川田将雅が一度捨てた馬を敗者復活戦でオーナーから温情采配をしてもらったのに対し、明らかに不自然なのは皐月賞(G1)制覇の最大の功労者モレイラがいるにもかかわらず、人気馬を飛ばしてナンボの戸崎圭太ちゃんを起用したことである。
超速前残り馬場だった割にファウストラーゼンの影響で出入りの激しい激流となった皐月賞は、各騎手の腕の差がそのまま着順に反映された決着。もしクロワデュノールに北村友一ではなくモレイラが騎乗していたなら負けなかったはずだ。
メンバー唯一のG1馬の肩書は燦然と輝くものの、あの皐月賞を勝ったからといって圭太ちゃんまで過大評価をする必要はない。
過去10年の結果を振り返っても皐月賞馬とセントライト記念の相性はそこまでよくない。
セントライト記念過去10年
24年は皐月賞2着コスモキュランダが2着。
23年は皐月賞馬ソールオリエンスが2着。
22年は皐月賞5着でダービー3着のアスクビクターモアが2着。
21年は皐月賞2着タイトルホルダーが13着(武史のせい)。
20年は弥生賞馬サトノフラッグが2着。
18年は皐月賞3着ジェネラーレウーノが優勝。
17年は皐月賞馬アルアインが2着。
16年は皐月賞馬ディーマジェスティが優勝。
15年は皐月賞3着キタサンブラックが優勝(なんと6番人気)。
これを踏まえても全体イメージは2着が多い。ということはミュージアムマイルも2着付けで予想するのが正解に近そう。
別に圭太ちゃんが嫌いだからじゃない。客観的に見て負けやすい条件が揃ってるんじゃないかという見立てである。そりゃ1番人気の戸崎を疑わないでWIN5の高配当は当たらない。
ごら、日曜だってそうだったでしょうが。
レインボーSで1番人気アスクナイスショーが2着で、ラジオ日本賞の1番人気ロードフォアエースも4着だったよね。これだけ圭太ちゃんと付き合いが長くなれば、買い時と消し時も研究せざるを得ないっての。
また、圭太ちゃんは【3- 6- 4-22/35】で勝率8.6%の中山芝2200mが相当苦手。アメリカジョッキークラブC(G2)で事なきを得たとはいえ、パートナーはドバイシーマクラシック(G1)を快勝したダービー馬ダノンデサイルだ。
しかもダービーを勝たせてもらった横山典弘を降ろすという、ダノックスのクソ采配で手に入れた馬でもあった。そのデサイル君の1勝を足してようやく3勝目を挙げた。これはもう腕よりも馬に勝たせてもらっただけと考えた方がいい。
今回のパートナーとなるミュージアムマイルは、モレイラのお陰でG1を勝ったものの、ジオグリフがイメージされるように世代トップに君臨するほどの戦績でもない。展開次第でマギレを期待する手はある。
敗戦のイメージとしては休み明けから鉄砲の利く感じではないこと。現在の前残り中山でボケっとしていて逃げ先行馬を捕まえ切れないパターン。馬群を捌く技術のない圭太ちゃんだけに、外から伸び伸びとまくって上がるくらいの競馬が望ましい。
だったら後ろからの競馬でミュージアムマイルを差し切れる馬を探すより、この馬より前で競馬ができる馬と騎手を探すのがベター。そこまで欲を出さなくてもミュージアムマイルさえ負けてくれれば、そこそこいい配当に期待出来そう。
まあ上位人気に逃げ先行タイプも多いけどね。
モレイラ神のファイアンクランツは当然入れるとして、ミュージアムマイルに勝たれて外れたのでは意味もない。この2頭はマストで固定するしかないだろう。
残りの点数を考えたら、増やせても3頭くらいかなあ。
一応ミュージアムマイルの補足をしておくと、今回は弥生賞(G2)より中間にしっかりと乗っている感じ。舐めプした弥生賞に比べると動ける状態にあるように思える。当たりさえすれば勝ってもらってもいいけど、圭太ちゃんが乗るからには楽しみを残したいってところだね。
騎手で見ると個人的にもう圭太ちゃんを超えたと思っているくらいの佐々木大輔レッドバンデは買い目に入れておきたい。これにハゲとるやないかと言いたい藤岡佑介サクラファレル。サートゥルナーリア産駒は思ったより走っているからいい。
ルメール魅力のピックデムッシュは半信半疑。何しろ前走の町田特別(2勝)でヤマニンブークリエ相手に完敗しているからだ。そのヤマニンは青葉賞(G2)で8着に敗れ、2着ファイアンクランツ、4着レッドバンデの後塵を拝している。旨味がないね。
ではこれらの中から本命馬を選ぶのかというとそうでもない。皐月賞でも穴候補として期待したジーティーアダマンがいるからだ。
押せ押せローテで使った皐月賞はごちゃごちゃしてまったく力を発揮できないまま14着に惨敗してしまったが、今回はしっかり休養を取っての参戦。自分の競馬が出来れば、ここで通用しても不思議じゃないだけのポテンシャルがあるはずだ。
実際にファイアンクランツに先着しているのは好材料。しかも現在の中山は雨で少し時計もかかるし、逃げ先行勢が圧倒的有利な状況はそのまま。皐月賞とは正反対の展開が予想される。
岩田望来はすっかり買える騎手に変身しており、フランスでの武者修行を挟んでも、WIN5リーディングでトップクラスの期待値を出すまで成長した。騎手買いしても通用するクオリティの持ち主といえる。
肝心の馬の方も好時計を出して余力十分な走りを披露している。狙うならトライアルのここしかない。
◎ジーティーアダマン
○ファイアンクランツ
▲ミュージアムマイル
△レッドバンデ
×サクラファレル






