戸崎圭太「違った自分を見て」もお約束の裏切り…七夕賞のドゥラドーレスに足りなかったモノ

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戸崎圭太「違った自分を見て」もお約束の裏切り…七夕賞のドゥラドーレスに足りなかったモノ

あえて言おう!カ○であると

福島11R七夕賞(G3)芝2000

予想記事で宣言した通り、ここはドゥラドーレス1点勝負で初志貫徹した。

結果は周知の通り、逃げたコスモフリーゲンを捕まえ切れずに2着に敗れたものの、戸崎圭太が負けただけでドゥラドーレスが負けた訳ではない感じ。前が残るかどうか判断が悩ましい中、ターゲットを絞り込むのに遅れてしまった。

正直、確信級ほどの自信はなかったのだが、戸崎が苦手な内枠ではなく外枠を引いたなら誤差が小さいと判断したのが1点にした最大の理由。そして、これは勿論、戸崎圭太に対する期待と不安の両方を含んだ結論だった。

15頭立てで行われた芝2000m戦。柴田大知コスモフリーゲンがハナを主張し、1000m通過59秒4と絶妙なラップを刻んでいく。ゲートの出が悪いドゥラドーレスも無難に決めて中団待機。ここまではケチのつけようがない騎乗だったと思う。

3歳春の毎日杯(G3)で取りこぼした際は、最内から後手に回ってスローの馬群に呑まれた。最後の直線でも捌けないまま、進路が開いたのも直線半ば。逃げたピースオブエイトが残る展開で脚を余して負けていた。

当時の戸崎は「枠順が内で、下げて運んでもと思いました。馬群に入って運びましたが、(馬群が)ばらけず、追い出しが遅くなりました。でも力はあるところは証明出来ました。でも人気に応えられず、申し訳ありませんでした」と不甲斐なさを謝罪。こちらについてはドゥラドーレスという馬のズブさもあれば、スパッと切れる脚がない弱点も少なからず関係したはずである。

それを踏まえた上で再びチャンスが舞い込んだのが今回。ルメールは夏休みで不在、戸崎より上手い杉原君が福島にいたにもかかわらず、あえて戸崎を選択した陣営の不可解な判断もどうかと感じた。

それでも応援しようと考えたのは、当方がドゥラメンテ信者というだけでなく、戸崎圭太にいい意味で予想を裏切ってもらいたいという願望もあったからだ。騎手・戸崎圭太は嫌いでも、人間・戸崎圭太は嫌いじゃない。そろそろおまえ男を見せろよという想いも強い。

対する戸崎も期するものがあったに違いない。

連載している競馬ラボのコラムでも「乗せてもらえると聞いた時は驚くというか、また乗せてもらえるということは率直に嬉しかったです。勝つことができれば喜びもひと際大きいと思います。ドゥラドーレスにも違った自分を見て欲しいですね」 とやる気満々。当方以上に戸崎圭太自身が勝利を熱望していたはずだ。

だが、悲しいことにまた負けてしまった。

いや、乗り方についてはそう悪くはない。スタートも決めて勝てる位置にいたのだから、届かなかったことに情状酌量の余地はある。戸崎圭太を乗せても勝てるほど、馬が強くなかったといってしまえばそれで終わりだ。

とはいえ、わずかアタマ差というのが難しい。どうしても乗り方次第で何とかなる誤差の範囲だったように思えてしまう。

乗っている戸崎自身も前が飛ばしているのは気付いていただろう。だからこそいつどのタイミングでゴーサインを出していいのか、まさに寸止めであとひとこすりしたら、いつでもイケるくらいに準備をしていた。それでも間に合わなかったのは、少なからず油断があったと言わざるを得ない。

対する柴田大知は徹頭徹尾やるべきことを完璧にやり遂げた。パートナーのコスモフリーゲンは、まったくといっていいほど切れる脚の使えない馬。並ばれる前にセーフティリードを取っておきたいタイプである。

12秒4-10秒8-11秒5-12秒0-12秒7-12秒8-12秒3-12秒0-11秒9-12秒1で2分0秒5。

特筆すべきは中盤で息を入れた12秒7-12秒8の小休憩。この2ハロンの落差は0秒7、0秒5と見事な緩急のつけ方。これ以外はすべて12秒台前半で後続に脚を使わせている。これがアタマ差に生きた。

ポジションシートを見ても戸崎が位置を上げたタイミングは既にコスモフリーゲンが二段ロケットを使った後。コンマ何秒の判断遅れが致命傷となってしまった。

当然ながら56.0キロと57.5キロの斤量差もあったかもしれない。でもこれは騎手の責任。あくまで負けたのは戸崎圭太だ。2頭が走った距離は最短と最長だったとしてもである。

個人の感想なのは承知しつつ、杉原誠人の継続騎乗なら勝っていたんじゃないかな。

まあそういうところも含めて圭太ちゃんなんよ。チャイナリスクならぬ圭太リスクってやつさ。

毎日杯の3着から七夕賞の2着で着順はひとつだけ上がったね。

コメント

1着コスモフリーゲン 柴田大知
「(ゴール前は)声が出ましたね、『がんばれ!』と。ここまで付きっ切りでやらせてもらって、もうこれ以上はないだろう、という仕上げで来られたので、負けたら仕方ないと思ったのですが、馬に感謝ですね。(コスモフリーゲンに)これだけ乗せていただいて、勝てたのは本当にうれしいですね。まだまだこれで終わる馬ではないので、この後、力をつけてくれると思います。応援してください」

畠山吉宏調教師
「頑張り過ぎるところがあるので、前半からリラックスしてほしいというのが課題です。それでも、ジョッキーが追い切りだけでなく、火曜から金曜まで乗ってくれていて、その中で、良いコミュニケーションがとれてきているようです」

2着ドゥラドーレス 戸崎圭太
「スタートは上手に出て、大外枠だったので内を見ながらいい位置で運べました。折り合いもうまくつき、反応もあったのですが、前の馬もしぶとく、つかまえきれませんでした。残念です」

3着オニャンコポン 菅原明良
「ちょっとずつ良くなってくれているのかなという感じもありますが、いい時に比べたらまだまだです。よくそれで3着まで来てくれました」

4着シルトホルン 大野拓弥
「課題のゲートはクリアしてくれました。距離は若干長いところがありますが、よく頑張ってくれました」

8着シリウスコルト 古川吉洋
「結果的にはハンデですね。あの感じでいつもは抜け出して来ますし、この時計なら動けるはずなのですが。仕方ないです」

このコメントを見ても大知と陣営の二人三脚で勝利への渇望も凄まじかった。圭太ちゃんのコメントなんて同情する気にもならんのよ。必死さがないんだもの。

で、この敗戦を見て思ったのは、「肝心な時に負けてどうでもいいときに勝つ」のが特徴だから最終のエコロマーズこそ狙えるんじゃないかってこと。

あ、ホントに勝っちゃったよ圭太ちゃん(笑)

判断が遅れて捕まえられなかったメインレースの反省を生かして積極策。今度はゴール前でライバルを捕まえることに成功したのである。

メインで負けて最終で生かす!それでこそ戸崎圭太だぜ!!!

実は夏競馬に突入する前から圭太ちゃんはWIN5で負け続けている。

どうも4月27日の東京10RオアシスS(L)をバトルクライで勝利したのを最後に泥沼らしい。今回の連敗も含めて21連敗。これが普通の騎手なら驚くことでもないが、馬質特待生だから大問題。

今回の2鞍はどちらも1番人気。これを足したら1番人気で5戦全敗。人気馬を乗り散らかしている割に酷いものである。

やはりWIN5の的中は戸崎圭太との付き合い方を成功させてこそだね。