新潟2歳Sで強そうなのはどれ?リアライズシリウスほか上位人気馬を比較検証
情報が少なすぎるんよ
新潟11R新潟2歳S(G3)芝1600
今週のWIN5対象レースのラストは2歳馬の重賞・新潟2歳S(G3)。クラシックやG1戦線にあまり縁のないレースではあるが、年によってはアスコリピチェーノ、セリフォス、ハープスターといった大物が出走していた。
後の世界最強ジャスタウェイも断然人気を裏切って2着に敗れたが、このレースに出走していた馬である。
今年は10頭立てのレースとなり枠順も確定。頭数は多くないものの、割と楽しみな馬が揃った印象。某キチガイ掲示板の予想オッズによると、津村明秀が騎乗を予定しているリアライズシリウスが大本命に推されそうだ。
本馬は6月東京のデビュー戦(芝1600m)を2着に7馬身差をつけて逃げ切り勝ちを決めた逸材。先頭の馬に最速上がりの34秒8を繰り出されては、後続馬に成す術もなかっただろう。稍重で1分35秒7のタイムも上々で、ゴール前でもまだ余裕もあった。
比較対象が少ないのが難点ながら、同日のグーテンベルクはそれ以上に凄かった。重賞級の2勝馬相手に分が悪いのは仕方ないものの、下馬評通りの走りを見せたことは評価に値する。
個人的な見立てでは、グーテンベルクの勝ち方がヤバ過ぎて度肝を抜かれた訳だが、リアライズシリウスの評価を下げる必要はない。いや、グーテンベルクの次走は必ず買った方がいい。絶対に強いと思うからこの馬(笑)。
なぜそう思うかの根拠は当時の東京の馬場にある。春G1でも説明したが、優駿牝馬(G1)と東京優駿(G1)の1週でBコースからCコースへと替わり、差し馬場から前残り馬場に激変していたからに他ならない。
そういう意味では、負けたけれども実際は勝ち馬以上の走りをしていたアルマヴェローチェ、マスカレードボールという理屈も成り立つのだ。当時のレース回顧で早め先頭の岩田望来、外枠で後れを取った坂井瑠星に運がないと触れた理由でもある。
これを踏まえた上でもう一度リアライズシリウスとグーテンベルクの結果をご覧いただくと、前残り馬場にもかかわらず後方から差し切りを決めたグーテンベルクがヤバいという説明にも納得してもらえるのではないか。
それと同様のことをいえそうなのがサノノグレーターだ。こちらはCコースどころかDコースに切り替わったタイミングだが前残り馬場に大差はなかった。にもかかわらず、間に合わないはずの後方から上がり2位の35秒1を遥かに上回る33秒9の末脚で差し切っている。
下馬評では4番手5番手あたりのようだが、上がり最速を駆使しても勝てない馬場に替わった後も勝っているのは価値がある。懸念材料があるとすれば重賞未勝利の横山琉人が騎乗することか。かといって彼もまだ22歳の若手。もしかしたらここで初勝利を飾れるかもしれない。
時計と勝ち方で注目した2頭だけでなく、フェスティバルヒルとサンアントワーヌにも触れよう。
まずフェスティバルヒルだが、時計的な価値はないに等しい。何しろ同時期の阪神マイルで突出して遅かったからだ。
最速上がりといっても34秒台。今年の皐月賞(G1)を制したミュージアムマイルの半妹といいう良血でも額面上は推せそうにない。
その一方で2着馬と3着馬があっさり未勝利戦を勝ち上がったことは強さの裏付けにもなる。
新馬戦は道中で13秒3のラップもあり、時計の遅さを気にしても仕方がなさそうだ。本馬を管理する四位洋文厩舎も近1年でWIN5対象レースの勝率が20%超えの絶好調。軽視するにはあまりにも危険な馬といえる。
致命的な割引があるなら鞍上の石橋脩か。馬が足りてさえいれば誤魔化しの利くダートと違って芝のレースは馬場読みや進路取りも手腕の差が明確に出る。ピコチャンブラックのような逃げ馬なら勝てても、このメンバー相手に逃げる発想もないだろう。
次にサンアントワーヌだが、こちらはリアライズシリウスと同等の評価も可能。ライバルの前日に勝ち上がった馬だが、2番手から楽に抜け出して4馬身差の楽勝。パフォーマンスのインパクトはリアライズシリウスだろうが、デビュー戦でD.レーンを起用したことに違いがある。
そこはやはり天下のノーザンファームでオーナーも吉田勝己氏のフェスティバルヒルとサンアントワームに食指が動く。仮に2頭の実力が同じくらいなら石橋脩より断然岩田望来だ。欧州の武者修行で騎乗のなかった期間があった中、勝率も回収率もトップクラス。石橋脩なんてどこで2勝したのかすら思い出せないレベルである。
とまあそんなことを思いつつ、上位陣の比較をしていたのだが、正直答えは分からないまま。とりあえず、マイル戦の成績が酷過ぎて気になった結果、逆に1800でやたら穴を出す石川裕紀人に気付いたため、裕紀人が乗るヒルデグリムはいらなさそうだなという結論は出してみた。













