盲点の「特注穴馬」が本領発揮の舞台…人気する前に勝負するキーンランドCの予想

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盲点の「特注穴馬」が本領発揮の舞台…人気する前に勝負するキーンランドCの予想

普通の予想じゃ当たらない気がする

札幌11RキーンランドC(G3)芝1200

行ったままで前残りした先週の中京記念(G3)の余韻が残る中、札幌メインのキーンランドC(G3)もまた別定戦の重賞だ。

中京記念で感じたのは別定戦とはいえ、上位人気馬は58.0キロを背負い、揃いも揃って轟沈してしまった結末の不可解さ。終わってみれば斤量の軽い順でワンツースリーだった。

先週の今週ということもあり、だったら今回もそれでいいじゃんと1ミリくらい思っていたわけだが、どうも違うのよね。事実上のハンデ戦状態だった中京記念と違ってキーンランドCには52キロの馬も58キロの馬もいない。トップハンデとなる57キロを背負うパンジャタワーがいてもだ。

この時点で予想自体はオーソドックスでいいはず。3歳馬の好走例は軽量を伴ってこそ。そもそも夏の北海道というのは人気の3歳馬が飛ぶレースの認識でいい。過去の3歳牝馬にしても51キロだったのだから、53キロではメリットが生きてこない。こういうのは前走より斤量が軽くなる上で前進を見込めるのだ。

だが、今年の3歳勢はどうだ。

レイピア(55→55)にしてもパンジャタワー(57→57)にしてもナムラクララ(53→53)にしてもカルプスペルシュ(53→53)にしても斤量はスライドで軽くならない。

だったら前走のパフォーマンスが重賞級か否かとなる訳だが、ぶっちぎったような馬もいないなら即通用と見るのは難しさがある。G1馬ということで例外の可能性もあるパンジャタワーだが、個人的に気になっているのは左回りしか好走していないこと。

タワーオブロンドン産駒なら芝1200m自体は問題ないだろうけど、重賞で1200の流れに戸惑わないかといわれると怪しい。それにこの時期にG1馬が使うか?そっちの方が変な感じもする。狙っても安いだろうから思い切って軽視の結論だ。

じゃあどうすんだよとなるのは当然。3歳馬を全部消したところで、どの馬もどっちつかずだよなあ。

もうどうなってもいいやの精神で、考える予想は後回し。

でもいるんだよねえ狙ってみたい穴馬がさ。

ここは圭太ちゃんでも買いたいエーティーマクフィさんから入る。

WIN5でも常連の本馬は典型的な来そうで来ないイケそうでイケない善戦マンのいい人止まり。もう随分と長い間、勝てない姿を見続けていた。

そんな過去を見守った馬が久々の芝で弾けに弾けた。そらもうハゲとるやないかってくらいにね。

単純にこのレースだけを見れば、こんなん知るかよバーカ、買えるわけねえだろと思いたくもなる。

しかし、昔から乗っているハゲは内心色気を持っていたのではないか。

芝1200mでデビュー勝ちして距離を延ばして頭打ち。その後ダートに転じて安定してしまったため、厩舎もダート馬で育てる方針になったのは分かる。

とはいえ、この判断がよかったのか間違っていたのかは分からない。結局ダートでも距離を短縮して1200mに使っていたくらいなのだ。

で、振り返ればこの馬は芝でも短距離馬だったのではないかということ。その理由はデビュー2戦でウインマーベル相手に完勝していたことである。

新馬戦

未勝利戦

負かした相手ウインマーベルの戦績については今更説明は不要だろう。当方が今年の安田記念(G1)で本命に推したくらいの実力馬だ。

絶好の超速前残り馬場で逃げてしまえばよかったのにガシマンに遠慮して2番手に下げたのが痛恨の5着。3-4角で下げなければ3着には残れたと今でも考えている。34秒台で上がるのではなく35秒台まで脚を使う競馬が正解のレースだったはずだ。

まあ外野で馬場を研究しているこちらと、そういうのをあまりやらない騎手ではわからないか。いずれにしても見ていて納得のできる敗戦ではなかったね。

とまあそんな話はさておき、1年8ヶ月も勝てなかった馬が勝てた事実を重視する。希望的観測を含めると、この馬は芝の1200mが最初からベスト条件だったという仮説を立てる。そう、つまりジャンダルムのパターンと同じだ。

条件クラスならいざ知らず、オープンの青函Sで快勝したなら狙いたくもなる。残念ながら斤量は据え置きの56キロではないが、ダートの58キロでも問題なかった馬なら大丈夫。別にハゲてもよかったけど、これくらいの気楽な人気が圭太ちゃんのKYスキルに合う。オッズ的にもちょうどいい。

残りはもう重賞の期待値。ルメカスさんは芝1200mでこれといった抜けた成績を残していないが、重賞だけに条件を絞ると勝率20%超えとやる気がある。それは過去のキーンランドCでも証明済だ。12番人気のエポワスなんか、ルメカスだからという理由以外で手が出せない。

昨年は4番人気で4着に敗れたが、人気を落とす今年の方が妙味も出てくる。

騎手買いという意味ではこの夏大活躍の佐々木大輔もそう。長らく低迷していた馬が安達太良S(OP)で久々の勝利を挙げて、アイビスSD(G3)で4着と安定。CBC賞(G3)で武豊を返り討ちにした勢いならここでも通用するかもしれない。

悩ましいのはゴ三浦師匠のウインカーネリアン。馬券圏内の好走は察しが付く一方、何かしら前にいるのがこの馬。1着を取るためには騎手のもう一押しが欲しいものの、足を引っ張っているのがゴ三浦師匠の存在。それでも彼を乗せてG3を2勝し、サウジのG1で2着に粘ったのは馬が強い証拠。しかも59.5キロを背負っての好走だからゴ三浦割引すら相殺してしまう可能性がある。

そういう意味では大輔より馬が強いこちらかもしれない。何しろ「下手糞でも逃げ馬なら何とかなる」からだ。彼を乗せても重賞で勝ち負けするような馬が弱い訳がない。

◎エーティーマクフィ
○モリノドリーム
▲ウインカーネリアン