荒れ放題の夏に何が起きていたのか…「温故知新」で振り返るWIN5まとめ
夏競馬はまだまだある
6月7月のWIN5を振り返るの巻
今週末から8月競馬に突入するということで、既に終了した6月と7月の結果を振り返っておきたい。故きを温ねて新しきを知るとはよくいったもので、過去にどういう理由で失敗したかの反省も含めてである。
聖闘士なら同じ技が二度通用しないかもしれないが、ギャン中おじさんは同じ過ちを何度も繰り返す生き物。それでもやっぱりできることはやっておきたい。
まずは宝塚記念(G1)の回から確認する。
6月15日のWIN5
前半3つが順当決着に終わり、3レース目も1.7倍の3歳馬ドゥアムールが圧勝。こんなんもうクソ安いやんと思った次の4レース目で単勝2万馬券の最低人気カリボールが大穴をあけて大虐殺。締めの宝塚記念も7番人気の伏兵メイショウタバルがまんまと逃げきった。
この大波乱の立役者となったカリボールは昨年の夏も福島で圭太ちゃんのエターナルタイムを撃破して波乱を演出した大穴リピーターだ。このときは戸崎より上手い杉原君が格の違いを見せつけた訳だが、パラダイスS(L)で大金星を挙げたのは、菊沢一樹君。千直のプロとしても知られている彼だが、地味に巧いんだよなあ。
過去のWIN5でも大穴を出しており、最近なんか二桁人気で3勝を挙げた。知名度の関係で軽視されやすい騎手だけど、見ていると普通にうまいよ。重賞では騎乗馬の質に恵まれないが、3勝クラスやオープンで存在感を発揮する。
6月22日のWIN5
始まって早々に1倍台のリトルハピ、モンドデラモーレが馬群に沈んで高配トリガーが立て続けに入った。
トドメは函館の14番人気オードゥメール。これでもう普通の買い方じゃ当たらないゾーン。締めの2つも5番人気が連勝して的中3票。むしろキャリーオーバー級の大波乱にもかかわらず、3票も残っていたのが近年の闇を感じる。拾った人間がいくら使ったのか気になる回だった。
3歳馬がもうひとつ信用できないなあというインパクトも残し、リトルハピはいずれ上に行けるだろうが、3勝クラスの壁に一度ぶつかった。245レース目は当方も拾えていたが、やっぱり前半3つが難しかったか。
6月29日のWIN5
荒れやすい小倉ダ1700で4番人気メイショウフウドウが勝利。関東のダート遠征森ハゲ案件のジャスパーロブストがあっさり勝ったが、函館記念(G3)で10番人気ヴェローチェエラと佐々木大輔が勝利した。
小倉の佐世保S(3勝)は当代きってのスプリンター団野大成、ラジオNIKKEI賞(G3)のエキサイトバイオは意味が分からない。この馬は前売りで789番人気くらいをうろついていただけに、インサイダーっぽい急浮上だった。
ちなみにヴェローチェエラの勝率はメンバー最高の40.0%。川田将雅が3連敗して捨てた馬を佐々木大輔が好騎乗で勝利に導いた。ロードデルレイなんかもそうだけど、今年の川田は捨てた馬が他に乗り替わって勝たれるケースも目立つ。これじゃ圭太ちゃんと変わらないじゃないか。
いつもほどの勢いは感じないため、残りの夏競馬でも川田からの乗り替わりはマイナスよりプラスで考えると穴を拾えるかもしれない。
7月6日のWIN5
ちょうど小生が小倉競馬を観に行っていたタイミング。いつもはメイン4場ばかりだから、ローカル特有のこじんまりしている感じが新鮮だった。コンパクトでいい競馬場だよね。ただ博多観光も兼ねて福岡空港を使ったから小倉への移動が難儀。新幹線で一駅移動する奥の手を使って解決した。
上位3頭に人気の集まった1レース目だが、川田のベトルスがあっさり。ハイペースを追い掛けた圭太ちゃんフォルラニーニが負けて津村のニシノティアモが快勝し、函館の大沼S(L)を5番人気ペリエールで制した佐々木大輔が2週続けて勝利した。
大混戦と目された北九州記念(G3)でもスプリンター団野大成がまた勝利。締めは1点勝負を敢行したシゲルショウグンが期待に応えて5馬身差の大楽勝。この将軍様、今週末の中京メイン・名鉄杯にも登録をしている。
おじさんはペリエールもう終わっちゃったのかと思って軽視した挙句、スプリンター団野もパスしてWIN3の惨敗ですよ。
7月13日のWIN5
出だしから8番人気アロマデローサが穴を出す高配トリガー。少頭数のレースって馬鹿みたいに堅いか馬鹿みたいに荒れるかの二択だねえ。前の週のベトルスは7頭立てでこちらは9頭立て。小倉の芝には魔物が棲んでいる。
続く12番人気ノーブルゲイルに関しては考え方次第で拾えたかもしれない馬。1200までしか勝っていなかった馬だが血統はロージズインメイで中距離対応可能。しかもゴ三浦師匠で2勝もしていたのだから弱い訳がない。
巧也は人気しないけど腕は確かな騎手。勝率もメンバー中3位だったのだから、終わってみれば不思議ではなかったか。
函館のケイアイセナと小倉メインのローズスターは予想通り。そういや団野大成はここでも勝っていたから夏騎手といえるね。
残念だったのは七夕賞のドゥラドーレス。馬はまともだが圭太ちゃんが下手くそなだけ。大知の勝利は苦労していたのが報われたなと思いつつ、ドゥラドーレスは推している馬だから残念だ。もうアイツ乗せるんじゃねえぞ。
7月20日のWIN5
穴と思ったレアンダーが2番人気で勝ち、ワンチャン飛ばしてくれると期待した圭太ちゃんのユキワリザクラが快勝。まあここまでは分かるけども、函館2歳S(G3)のキング姐さんがえぐかった。
また、小倉記念(G3)の9番人気イングランドアイズも松若風馬がロスのないコース取りで巧く乗っての勝利。今年のWIN5は2勝目だけど、5月京都の1番人気キャプテンネキで勝つまで1年以上勝利から遠ざかっていた騎手。重賞勝ちにしても22年7月ラジオNIKKEI賞(G3)のフェーングロッテンまで遡る。実に3年ぶりの重賞タイトルだった。
シアージストは復調さえすれば走る馬。大野君でも堀厩舎の馬なら何とかなる。これに対し、何とかならなかったのは石橋脩の1番人気オーブルクール。脩なんか乗せて4勝もしたら重賞級だねと話していたが、これは勝ち馬が強かったからであり乗り方の問題ではない。堀厩舎から切られた騎手だけに胸中複雑か。
7月27日のWIN5
はい、これは先週の結果だから大した話もなし。WIN5の駆け引き的に1番人気馬のオッズが最も高かった関屋記念(G3)で勝利し、逆に堅いと目された1倍台の馬が連敗してスタートした。
だけどもカナテープの勝利はもうキング様ありきだよね。自身初の重賞1番人気で勝ったが、これはもうキングが乗っていなければ1番人気にすらなっていない。
モレイラやレーンも結果を残す騎手だが、キングは彼らに比べて馬質で優遇されていなかった。イチから自力で結果を残して、そのあとから馬質が徐々に追いつき始めただけなのである。
もし俺がノーザンの人間なら今のルメールよりはキングを乗せたい。おまけに女性騎手でマンコ割もない。菜七子、聖奈、まなみ、美駒も頑張っていたんだろうけど、どうしようもない格の違いを感じるよね。
キングに圭太ちゃんの騎乗馬任せたら勝率どれくらい上がるのだろうか。
問題は今週のクイーンS(G3)で騎乗予定のレーゼドラマ。さすがに3週連続はない?いやいやあるかもしれないぞと頭を悩ませそう。それほど近年最高レベルで卓越した手腕で注目を集めている騎手だ。
そんな君がそんな君が一番すごいすごいよすごすぎる!
ぜひJRA所属になって通年騎乗して欲しいものだ。

















