「146万馬券」的中でも意味はナシ…喜びの声続々に当事者が喜べなかったワケ【WIN5回顧】

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「146万馬券」的中でも意味はナシ…喜びの声続々に当事者が喜べなかったワケ【WIN5回顧】

もうどうなってもいいやな結末

阪神09R能勢特別(2勝)芝2000

来日していきなり土曜阪神メインのチャレンジC(G3)を2番人気オールナットで神騎乗したモレイラ。近走の戦績から人気するほどの馬でもなかったはずだが、一時は1番人気まで票を集めたのは、来るたびに重賞を勝っていく仕事人への信頼もあってだ。

やはりモレイラ、モレイラを買っておけばすべて解決するンゴ。

日常的に不甲斐ない日本人騎手たちを見ている競馬ファンは、日曜もモレイラを買うしかないと痛感したはずである。

しかもWIN5対象1レース・能勢特別で騎乗するエコロディノスは、最強4歳世代を上回る勢いで好走している強い3歳世代。戸崎圭太や三浦皇成が乗るならまだしも、モレイラさまならすんなり決めてくれると信じたファンは少なくなかっただろう。

実際、単勝支持率69.6%で単勝オッズも1.1倍の圧倒的1番人気。「普通に回って」きさえすれば、取りこぼす可能性は限りなくゼロだったに違いない。

ところがだ。このレースのモレイラはいつもと何かが違っていた。なにが彼をそうさせてしまったのかは本当にわからない。

レースはハナを奪った国分恭介のアレナリアが、1000m通過63秒3の超がつくスローでマイペースの逃げ。なぜこれが成立したのかとなると、あろうことかモレイラが引いたからだ。

能勢特別全パト

それも別にエコロディノスがスタートで失敗した訳でもない。映像を見ても伝わると思うが、明らかにモレイラが自分から引いているのだ。割とガチで意味が分からない。

当方がなぜここまで「ありえない」と憤っているのかというと、エコロディノスの前走をチェックしていたからに他ならない。

このときはダミアン君が手綱を取り、前進気勢の強い馬の気性を意識して先頭を走らせるガス抜きをしながら乗っていた訳だ。実際にレース中の馬を見ても行きたがるそぶりが、ありおりはべりいまそかりなのだ。

あれだけの名手が下げたからには、外野の我々にはわからない理由が必ずあるはず。

だからどんなコメントを出しているのだろうと気になっていたのだが、残念ながら「ブチ切れるしかない」ふざけたコメントが載っていた。

まあ見てくれよこれ。こんなの石橋脩でも言わなさそうなヤバさだぞ。

3着エコロディノス モレイラ
「レース前は少しテンションが高かったですが、スタートしてからは良い手応えでした。ただ、ペースが遅めでヨーイドンになってしまい、ちょっと届きませんでした」

ないわあ、これはないわあ、こんなんもうモレカスやんか。

行きたがる馬だからこそハナに立ったときに強い競馬ができるんじゃん。これが1000m通過56秒8のローズSみたいなハイペースなら怒らない。でもこれ前後半5F63秒3-58秒0(後傾5秒3)というクソクソアンドクソスローですよ。寸止めするメリットなんか1ミリもありゃしねえわ。

結果、行きたがる馬を無理に押さえてペースアップした残り800mから慌てて追い出した。さてはおまえモレイラじゃねえだろ。こんな八百長まがいの乗り方しないもんな本物のモレイラは!

逃げ先行馬ってのは基本的に切れる脚がないからこそ、優等生のレースで後続の脚を封じ込むのだ。それをヨーイドンの切れ味勝負だけにされたら、勝てるもんも勝てなくなる。

まだね、普通に乗ってくれてゴール前交わされましたなら、万人が納得するレースだろう。こんなことをされたら、怖くて馬券を買えなくなるっての。

レース自体はレベルも低くこれといって何もない。ただただモレイラが勝手に自滅しただけの話だね。

ジョッキーコメント

1着アレナリア 国分恭介
「何も行かなければ、行ってしまおうと思っていました。他馬が牽制してくれたのも良かったです。少頭数も良かったです。馬の具合も良く、凌ぎ切ってくれました」

2着カリーニョ ルメール
「良く伸びていますが、前には届きませんでした。2000mはピッタリです」

中山10RレインボーS(3勝)芝2000

データで出した内田君の期待値そのままの結末に終わった。戸崎圭太ちゃんってのは、1番人気をよく飛ばすから、こういうタイミングは絶好のカモ。おそらく間に合わないで前に他の馬がいるとイメージしていたものの、ブラックシールドとは思わなかった。

WIN5騎手中山芝2000

騎手 着別度数 勝率
内田博幸 5- 2- 3-37/47 10.6% ブラックシールド
菅原明良 2- 2- 4-13/21 9.5% ホウオウムサシ
荻野極  1- 0- 0- 2/ 3 33.3% ソリダリティ
ーーーーーーーーーー
戸崎圭太 6- 8- 7-47/68 8.8% アスクナイスショー

勝ったブラックシールドは2月東京のアメジストS(3勝)でディマイザキッドと1馬身差の接戦をしていた馬。割と期待された馬だったが、一度調子を落としてからは鳴かず飛ばずの凡走を繰り返していた。

ただ、初富士S(3勝)の4着で微妙に復調気配。次走のアメジストSで好走し、穴党としても頭の片隅くらいには名前の出てくる馬でもあった。

まったくのノーマークじゃなかったことは、当方の予想記事を読んでいた方には分かると思う。

買い目に入ってこなかったのは、内田君が「逃げてくれる選択肢」を持っていないと判断したが故。逃げるなら狙えない馬でもない。

現実にこのレースも能勢特別と同じく前後半5F61秒6-57秒7(後傾3秒9)の超スローペースだった。ね?あーしがいっつも「下手糞なら逃げろ」「逃げたら展開がハマる」と話している理由もこれ。

内田君がマイペースで逃げているにもかかわらず、道中で4-2-2-3とどっちつかずのポジションで走っている圭太ちゃんの優柔不断さもわかるなあ。そういうとこだよ圭太ちゃん。苦手の中山で開催されるWIN5だから、真っ先に人気の戸崎圭太を疑うところから予想したくらいだもの。

メインレースもしっかり負けちゃったよね。そらそうよ。圭太ちゃんなんだからさ。

ジョッキーコメント

1着ブラックシールド 内田博幸
「この馬のリズムで、流しながら負担がかからないような感じで行けました。最後は捉えられる寸前のところまで来ましたが、馬がくいしばってグッと頑張ってくれました」

2着アスクナイスショー 戸崎圭太
「この馬の感じでは行けました。相手も後ろからというのがありましたし、前も捉えられる手応えもあったので……。ただ結局同じ脚色になって交わしきれずでした」

※圭太ちゃんは後ろの馬を警戒して、前が残ると考えてなかったっぽいね。それで慌てて追い出したけど間に合わなかったっぽい。

阪神10R仲秋S(3勝)芝1600

ここは実績も実力も抜けているラヴァンダが順当勝ち。予想記事でも「場違いな馬」と評した通り、普通に考えたら1点通過したいレースだったけど、モレイラだけ警戒して2点にした(無駄打ち)。

レースは前後半4F47秒3-44秒9(後傾2秒4)のスロー。おまえらいっつもチンタラやってんな。

それでもラヴァンダの岩田望来は直線入り口で前を射程圏に入れた好ポジション。後は差し切るだけ迄準備は完了していた。

ところが、誤算だったのはすぐ内にいた横山武史のマイネルチケットの存在。お互いまっすぐ走らせていればラヴァンダが完勝しただろうが、勝負どころで1回2回とマイネルが外に張る。

仲秋S全パト

これ武史が右鞭連打したタイミングでヨレてるね。スピードが乗ったときに着順が入れ替わるレベルの不利を受けていた。いい加減なJRAだけに1着マイネルだと降着しなかったかもしれない。一応、レース後に戒告はしていたみたいよ。お行儀が悪かったねマイネルチケットも。

マイネルチケット号の騎手横山武史は、最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告。(被害馬:8番)

マイネルチケット号は、最後の直線コースで内側に逃避したことについて平地調教注意。

ジョッキーコメント

1着ラヴァンダ 岩田望来
「なんとかこのクラスを勝ち切ることができました。休み明けのぶん、伸びきれませんでしたが、もっと良くなると思います」

2着マイネルチケット 横山武史
「NHKマイルの時と比べて、スタートや二の脚もつくようになって成長を感じました。最後は先頭に立って抜け出すと、若さを見せて右のラチに寄ってしまいました」

※武史、謝罪忘れてるぞ武史。

中山11Rラジオ日本賞(OP)ダ1200

WIN5で穴が出やすいのは条件戦より断然オープンやリステッド。こちらも予想記事で話したように不確定要素の多い他のレースより、狙うなら絶対にここだと考えていた。

逃げ切りか追い込みのどっちかになりやすい中山ダ1200条件。必然的に逃げ馬か追い込み馬に食指が動く。

そして「爆穴投入」で高配トリガー狙うというタイトルをつけたのも、単騎逃げを見込めるジョーローリットが出走するからだ。

この馬は典型的な逃げ馬で、中途半端な競馬じゃ好走しない。前走の大敗はスタートで出遅れと敗因もハッキリしている。陣営も中間にスタートの練習をして、しっかりと立て直していたわけだ。これは中間の時計と追い切り、レース前のコメントを確認すれば手に入る。

他に是が非でも行きたい馬もおらず、脳筋の内田君なら間違いなく強引に出していく。ここがハマれば3桁超えも楽勝とほくそ笑んだのは土曜の深夜のことである。

だが、そんな青写真を阻止したのが荻野極のポッドベイダー。逃げたジョーローリットの直後の2番手につけ、直線で競り落としてしまった。

なんちゅうことを…なんちゅうことをしてくれるんや。こんなん圭太ちゃんやゴ三浦師匠が乗ってたら、華麗な逃げ切りだったやろ。。。

荻野極は小倉記念(G3)で◎打ったラスカンブレスで下手に乗っていたから、しばらく様子見しようと思ってたのにさ。新婚さんで成績落としたら、元アイドルの嫁さん(鹿戸先生のご息女)がサゲマンになっちゃうぜと話していたのが聞こえたのだろうか。

この勝利は極が乗っていたからこそ勝てたといっていい。

脱線した話を戻すと、なぜジョーローリットを狙えたかの理由は軽く触れた。

しかし、これはたまたまではなく割と緻密な計算の上で狙っていた爆穴だったことも付記しておく。

中山ダ1200ってのは良だと前が止まりやすく、湿ると相当速い時計で前が残るんだ。まあダートだから当たり前っちゃ当たり前だけど、この爆穴をイメージするには週末の天気も必要な条件だった。

当方がこのプランにゴーサインを出した一番の理由は週末の雨。日曜も雨の影響が残って稍重までしか回復していないことまで計算に入れた作戦だったわけである。脳筋内田君なら絶対逃げるのはもちろん含む。

だからポッドベイダーにしても3歳馬で警戒していた1頭。結果こそ二択に失敗してハズレたが、本サイトの読者様から多数のお礼をいただいた。

たまには褒められたいおじさん

その理由は本レースの予想記事をご覧いただきたい。

形式上、印に優劣はつけているがWIN5ではほぼ関係ない。本サイトの愛読者なら最近の予想記事で買い目に入れる馬にしか印をつけていないことを、とっくに気付いていたと思う。

で、実はこの予想記事さ。書き終わった後に1頭足りてないって気付いたのよ。それがポッドベイダー。けど5点のところを6点にすると150点で組んでいた全体点数のキリが悪くなる上、この馬は中山が初コース。普段中山で乗らない関西所属の極が、最初から出していかないと届く位置につけられないコース特性に気付いてないと思っていた。

それで買い足さないで5点のままでいいやとなった訳。

ところがである。「自他ともに認める持っていない男」は、とことん持っていない。

予想通り1番人気ロードフォアエース、ブシンが飛んだ一方、狙っていた馬が123着に全部収まっていた。俺死にたいんすよもう。。。

みなさん、もうご存知のように6→14→5着の3連単は、なんとなんと146万7150円。泣きシコしたら珍子がもげるレベルの大波乱で超お宝配当じゃないのよ。

おじさんが大昔に馬券で食ってたって話も説得力あるでしょ(ない)。

こんなことだったらWIN5なんかやらないで、ボックス馬券でも買ってればぼろ儲けだったじゃないか。3連複でも27万1600円ついてたんだからしこりたくもなる(しこるな)。

それでも救いがあったとしたら、WIN5がはずれたお陰。即死したWIN5で14番人気の大穴なんて拾ってたら、1週間は立ち直れないね。そういう意味では荻野極に感謝したい。

ジョッキーコメント

1着ポッドベイダー 荻野極
「今日は何とか結果を出したいと思っていました。期待通りに走ってくれて、このまま順調にいってくれれば」

2着ジョーローリット 内田博幸
「逃げ切れると思いましたが甘かった。スタートも決まってスピードがあるので、今日のような競馬が出来れば頑張れると思います」

3着バグラダス 横山和生
「リズム良く走る事が出来ました。脚を持っている馬で、あとは展開待ちですね」

※横山和生だからこそ狙えると評価したバグラダスが3着。

4着ロードフォアエース 戸崎圭太
「外枠で前に壁を作ってどうかと思っていました。砂を被って気にしていましたが、外へ出してからは走る気を見せていました。ただ、残り100mぐらいで止まっていました」

※この圭太ちゃんはそこまで悪くない。ただ着には入ってこないとね。4着ってところが圭太ちゃんクオリティかもしれない。

本日のWIN5

1.1倍のモレイラが飛んでいきなり大虐殺が発生。力の抜けていたラヴァンダとカムニャックは1点でもよかったか。考え方次第ではワンチャンあった回でもある。まあモレイラ信じちゃうよなあ。

7番人気タガノアビーが除外されて返還は5095万9500円。的中51票で割ると約100万円となるため、実際の配当は980万円くらいの衝撃だったと思う。

おじさんの買い目

予想記事で載せた印の通りに買って150点。ならよかったけど、ボケっとしててローズSでフェアリーライクを間違って購入。慌ててタガノアビーを買い直したら除外で返還。おじさんは持ってない、とことん持ってない(笑)。

それでも即死したWIN5で返還あっただけマシかなあ。

さて、色々あったけど、今週は月曜にもWIN5が残っている。

これから明日の予想記事を仕上げていく。

それではまた明日。