夏WIN5で目が離せない佐々木大輔…買い時と消し時を徹底分析

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夏WIN5で目が離せない佐々木大輔…買い時と消し時を徹底分析

今週末は夏の大一番・札幌記念

今夏のWIN5

すでに様々なドラマのあった夏のWIN5。先週は対象5レース全て5番人気以内の馬が勝ったとはいえ、配当は162万9640円となかなか。予想をしないで31万2500円購入しても130万円の黒字になる訳だから、考え方によってはオイシイ回だったのだろう。

この高配当のカラクリは、1番人気ジューンブレアと2番人気ヤマニンアルリフラに票が集中して高配トリガーとなったことだ。

2頭のシェアを合算すると実に43.2%。これは1レース目の浜名湖特別を単勝1.8倍で勝利したシャハザマーンの43.2%とほぼ同じ。つまり1倍台の大本命馬が負けたときと変わらなかった訳である。

その関係もあって5番人気で勝利したインビンシブルパパのシェアは5.7%。これはもちろん、この日の対象5レースで最も少ない数値だった。

これはちょくちょく話している「WIN5は他の購入者との心理戦の駆け引き」に通じる。キャリーオーバーで注目を集めた1月26日のWIN5にしても票の集中した上位人気馬が敗れた結果、5番人気でも爆発力があった。

ちなみに今年ここまでの33回ですべて5番人気以内を購入していたら、総額はなんと1031万2500円。的中配当の合計は1329万9060円だったため、300万円のプラスになっていた。まあこんなのは結果論なのでたとえ話をしてもしょうがないか(笑)。

ではそろそろ現実的な話に切り替えよう。

今回も定番の「狙える騎手」の話をしようと思う。

以下は夏WIN5のリーディング。

こっちは苦戦の続く騎手

上位陣の顔触れは川田将雅、ルメール、キングといった騎手人気する名前が入った一方、ブレイク必至の新助っ人バデルも食い込んだ。

しかし、そんな彼らに引けを取らない成績を残しているのが佐々木大輔と団野大成の両名。ただ団野の場合は今年のWIN5勝利がローズスターとヤマニン軍団、パートナーも上村洋行と斉藤崇史といった組み合わせ。リピーターという意味での積み重ねの印象が強い。

というわけで先週のレース回顧の記事でも話していた佐々木大輔の特集が本稿のテーマ。前置き長すぎるだろおっさん。。。

とはいえ、まずはこちらをご覧いただきたい。

約2ヶ月で3勝を荒稼ぎ。それも5番人気で2勝、10番人気で1勝とエゲツナイ内容だ。しかも先週の土日は土曜札幌のエルムS(G3)をペリエールで勝利して土日重賞制覇までやってのけた。

土日重賞制覇はレジェンド武豊でさえ数年前レベルの快挙だから、佐々木大輔の快進撃の凄さも伝わると思う。

で、これだけ見れば買わなきゃとなるのだが、夏前の佐々木大輔は年始からWIN5の勝利がなく低迷していた。

年始から6月22日までの成績

佐々木大 0- 0- 1-35/36 勝率0.0%

乗鞍は多くないにしても調子が上がらなかった訳だが、夏競馬に切り替わって一気に浮上。これはもう夏男といっていい成績だ。特筆すべきは1番人気での勝利が一度もないことだろう。

今最もWIN5で熱い男といえる。

佐々木大輔は今村聖奈や角田大河と同期。デビュー年は今村や大河が華々しい活躍で注目を独占したが、当時の佐々木大輔は記者クラブ賞を受賞したとはいえ、そこまで目立たない存在だった。

そんな中、浮かれるライバルが例のスマホ事件で転落する裏でストイックに競馬と向き合った成果もあり、少しずつ成績も上昇。父はかつて二ノ宮敬宇厩舎でエルコンドルパサーを担当し、現在は堀宣行厩舎で調教助手した人物でもあり、その縁で堀厩舎の管理馬にも騎乗して着実に実力もつけてきた。

だが、堀宣行調教師といえば「外国人優先主義」で有名。新助っ人キングの登場でチャンスは限られてくる。それでも乗れる若手の手腕を買っていたのが須貝尚介調教師。割と癖の強い人柄だが、栗東所属の調教師が美浦の騎手を重用しているくらいだから、よほどのお気に入りなのだろう。

こうして振り返っても佐々木の重賞全6勝中で須貝厩舎の馬は最多3勝。そこへきて最近は黒岩陽一厩舎、伊藤大士厩舎の管理馬でも勝利を飾った。

そして不思議なことにWIN5において、1番人気騎乗時に勝ったことがないのもおもしろい。

なんなんだろうねこれ。2番人気で2勝を挙げているものの、そのほかは全部人気より下の着順なんだもの。これだけ見ると、とてもうまいようには思えないんだが。

かといって全7勝(WIN5)のインパクトは十分。こんなことは下手糞なジョッキーには出来っこない。

まあいずれは人気馬でも普通に勝てるようになると思っているが、伸び盛りの注目株ということに変わりはなし。関東ではもう戸崎圭太や横山武史よりも乗れているイメージすらある。今のところ、メインレースの穴馬で最も存在感を発揮し、他のレースは人気馬で取りこぼすタイプってとこだろうか。

おじさん的には「人気馬で飛んで穴馬を空気を読まずに持ってくる」圭太ちゃんの癖をさらに強くした感じの評価かなあ。

向こうは馬質特待生だから、狙えるのは佐々木大輔の方。今週の札幌記念(G2)ではヴェローチェエラに継続騎乗も決まった。抜けた馬のいない今年のメンバーなら、函館記念(G3)に続くもう一発があっても驚けないはずだ。