第16回チャンピオンズカップ(G1)は12番人気サンビスタが牝馬初のダートG1勝利。2着に3歳ノンコノユメ。

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2015第16回チャンピオンズカップの結果分析

ここを勝利すればG1を10勝目という偉業のかかるホッコータルマエとJBCクラシックでこれを破ったコパノリッキー。

対するは将来性抜群の3歳馬ノンコノユメに近走地力強化著しく急上昇のサウンドトゥルーの構図。

レースはコーリンベリーが意外にも逃げなかったが、ボウマンのクリノ、パートンのガンピットがコパノに競り掛ける展開。

エイシンヒカリと違い、ハナに拘らなくてもいいように思えたコパノ豊だが今回は引かずにハナ。

コパノリッキーは絶対的なスピードで他馬が追走できないほどのスピード馬でもない。

終始絡まれる状態が続き、直線に入ったときは既にこれをぴったりマークのホッコータルマエの姿が。

だがホッコータルマエも昨年と違い6歳になり衰えは隠せずコパノを捕らえたところで一杯。

内で脚を溜めていたミルコのサンビスタが一気にこれを交わして抜け出した。

直線に入ってもまだ後方1,2番手だったノンコノユメとサウンドトゥルーがよく追込んだが2,3着まで。

牝馬相手のレディスクラシックでホワイトフーガに5馬身離されたサンビスタが牡馬の一線級を相手に勝利したのは驚くばかりである。

これまで芝では結果を出していたミルコもダートは苦手だったが、JRA所属になってからは目に見えてダートでも結果を残すようになってきた。

ミルコ自身の研究熱心さもあれば適応力も評価すべきだろう。

終わってみれば上位2頭も元外国人騎手で下位2頭も外国人騎手。

JCのムーアにも言えるが、日本人騎手との違いはやはりコース取りの巧拙。

ミスを恐れて安全策ばかりの日本人騎手は外に出しての追い出しを考えて乗るが、

外国人騎手の凄さは内が少しでも空いていればそこに突っ込む肝っ玉がある。

同じ外に出すとしても並行的にカニ歩きのような出し方をする日本人に比べて、外国人騎手は斜めに進みながら進路を探すだけロスが少ない。

元から海外のトップクラスが来ているのだからJRAのトップクラスでも見劣りするのは仕方がないかもしれないが、これではますます大きなレースになればなるほど外国人騎手で勝負というオーナーがますます増えてしまうかもしれない。

さすがにかつての輝きを失いつつある武豊だけに一刻も早く世界に通用する次世代の台頭に期待したいものである。

第16回チャンピオンズカップ(G1)
1着 サンビスタ デムーロ 1.50.4   37.4 08-06 角居勝彦 12
2着 ノンコノユメ ルメール 1.50.6 11/2 36.7 15-15 加藤征弘 3
3着 サウンドトゥルー 大野拓弥 1.50.7 クビ 36.6 16-16 高木登 5
4着 ロワジャルダン 浜中俊 1.50.7 アタマ 37.1 14-14 戸田博文 8
5着 ホッコータルマエ 幸英明 1.50.7 ハナ 38.1 03-02 西浦勝一 5

■ラップ構成

200m 400m 600m 800m 1000m
12.5 23.2 35.2 35.5 48.0
12.5 10.7 12.3 12.5 12.2
1200m 1400m 1600m 1800m  
1.12.5 1.25.0 1.37.5 1.50.4  
12.3 12.5 12.5 12.9  
4F 50.2 – 3F 37.9

■第16回チャンピオンズカップレース映像

■各馬のコメント

1着サンビスタ

レースが終わってしばらくしてもなぜこの馬が勝ったのか頭の中で整理がつかなかった。

確かに昨年の4着馬ではあるが、3着はローマンレジェンドでもあったし、衰えの見え始める6歳。

ここを勝ったからといって東京大賞典でも勝てるのかというと甚だ疑問が残る。

急流という展開に人気馬が巻き込まれた恩恵はあれど1馬身半なら十分。

真価を問われるのは次走になりそう。

2着ノンコノユメ

芝では使えないルメールもダートでは買い。

それはともかくとしてこの2着はルメールの腕によるところが大きい。

サウンドトゥルーと鞍上が逆ならおそらく掲示板がやっとだったのではないだろうか。

直線後方2番手から外を回さずインを突く好判断が奏功。

その前にインにいたのはミルコのサンビスタ。

結果的なのか意図的なのか不明だがミルコが空けてくれた格好。

今日の頭数は外を回すにはロスが大きくこれしかなかった。

この馬はJDDを楽勝したように大井の適性は高い。

東京大賞典に出てくるようなら有力。

3着サウンドトゥルー

大野が言うにはペースが速くて追走に苦労したとのこと。

確かに馬の行きっぷりが悪く前との差がなかなか縮まらなかった。

ならいっそムチを入れるなりしてもう少し前につけられなかったか。

大野にはそんな発想がないと思うが、ノンコノユメの進路を取れていれば勝っていた可能性もある。

それくらい直線の外に出すまでに手間が掛かったし、追い出しも遅れた。

4着ロワジャルダン

ライアンのイン突きに便乗した宏司のファインプレイ。

やはりこの血統は走る。

ブラジルCで負けるところまでゴールデンチケットに似ている。

ただ、ダートが下手な浜中で外枠も進路とりでロスが多いと見て今回は静観。

それでも後方3番手からいい脚でタルマエを交わしての4着なら上等。

今後も楽しみしかない。

5着ホッコータルマエ

昨年と違って順調だったJBCクラシックで3着は見栄えのしない負け方。

使ったからといって6歳でこれ以上の上積みも怪しいと危惧していた結果。

そしてコパノ徹底マークをした故に直線2番手はさすがに早過ぎた。

むしろ長い直線を2番手から0.3差5着で留めたところを評価したい。

急激に衰えた訳でもないだけにまだ戦えるだろうが今後の勝ち負けは段々怪しくなる。

7着コパノリッキー

弘平のコーリンベリーが控えてマイペース濃厚と思いきや、クリノとガンピットに競られて消耗。

直線でタルマエが進出してきたときには抵抗するだけの余力がなかった。

この馬は元からマイペースで走れたらの条件がつく馬。

だから鈴をつけられると日テレ盃のようなモロさも同居。

これで衰えたわけでもなくあくまで競られたのが敗因。

14着ローマンレジェンド

みやこSでは58キロで中身の濃い3着。

昨年4着のサンビスタが優勝で3着の同馬が14着と明暗。

ダート馬は息の長い活躍が目立つが6歳以降は一定の目安となりそう。

さすがにちょっと負け過ぎの感。

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